日中首脳、「戦略互恵」推進で一致=習主席「歴史直視を」―首相、AIIB問題提起(時事通信) - goo ニュース
昨日22日インドネシアのジャカルタで25分間、日中首脳会談が行われました。
今回は「戦略的互恵関係を推進」して地域の安定や繁栄に貢献する事を確認したそうです。
「戦略的互恵関係」とは外交用語で「顔も見たくない程いやな相手でも我慢して利益のある部分で妥協する」との含みがあります。
5か月前の北京での初の首脳会談で習主席が目も合わさず硬い表情が話題になりましたが、今回は柔らかい表情に見えました。
今回は:
歴史認識の問題
これは当面の問題として安倍首相の戦後70年の節目の「首相談話」に釘さす事でしょうし今後とも江沢民の敷いた反日路線をとるなら手を変え品を替え蒸し返されるでしょう。
AIIBの問題
中国としては良質優良な金の出し手である日本を創設メンバーに取り込みたい所でしたが日本は乗りませんでした。日本は(バスに)乗り遅れたと日本の失策を口にする人が多いのですが浜爺は慎重であって良いと思います。1970年代後半の「中国のする事みんな好き!」と違った冷静な対応をする関係になっています。
中国も経済成長が年率7%としめり気味ですしテロの危険を常に内在させています。一方日本も安倍ノミクスが中小企業に及んでいません。
まあお互いに最寄で大切な市場を抱えているのに「無視しあう」のも不自然です。
各レベルで交流が深まり余分な摩擦が少しでも減る事を願っています。
しっかり見守りましょうね。
写真:今回は柔らかい感じの習主席(朝日)
時事通信:
【ジャカルタ時事】安倍晋三首相は22日午後(日本時間同)、中国の習近平国家主席と訪問先のジャカルタで約25分間会談した。両首脳は、冷え込んだ日中関係が改善に向かっているとの認識で一致。戦略的互恵関係を推進し、地域の安定や繁栄に貢献することを確認した。歴史認識や中国主導のアジアインフラ投資銀行(AIIB)についても協議した。両首脳の会談は約5カ月ぶり。
会談冒頭、首相は「昨年11月の首脳会談以降、日中関係が改善しつつあることを評価したい」と表明。「青少年交流も含め、さまざまなレベルでの対話と交流を深める中で日中関係を発展させるようにともに努力したい」と語った。習主席は「ここ最近、双方、両国民の共同努力の下で中日関係はある程度改善できた」と評価した。
会談では、今年が戦後70年に当たることに関連し、習主席が「歴史問題は中日関係の政治的基礎に関わる重大原則問題だ。日本側は真剣にアジアの隣国の懸念に対応し、歴史を直視する積極的なシグナルを対外的に発出してほしい」と要請した。
これに対し首相は、「歴史認識は村山談話、小泉談話を含む歴代内閣の立場を全体として引き継いでおり、今後も引き継ぐ」と述べ、理解を求めた。アジア・アフリカ会議(バンドン会議)60周年記念首脳会議の演説で「先の大戦への深い反省」に言及したことも説明した。靖国神社に関するやりとりはなかったという。
AIIBでは、習主席が現状を説明し、「国際社会から既に歓迎されている」と述べたのに対し、首相はガバナンスの確保や借り入れ国の債務持続可能性について問題提起した。
(引用終わり)
昨日22日インドネシアのジャカルタで25分間、日中首脳会談が行われました。
今回は「戦略的互恵関係を推進」して地域の安定や繁栄に貢献する事を確認したそうです。
「戦略的互恵関係」とは外交用語で「顔も見たくない程いやな相手でも我慢して利益のある部分で妥協する」との含みがあります。
5か月前の北京での初の首脳会談で習主席が目も合わさず硬い表情が話題になりましたが、今回は柔らかい表情に見えました。
今回は:
歴史認識の問題
これは当面の問題として安倍首相の戦後70年の節目の「首相談話」に釘さす事でしょうし今後とも江沢民の敷いた反日路線をとるなら手を変え品を替え蒸し返されるでしょう。
AIIBの問題
中国としては良質優良な金の出し手である日本を創設メンバーに取り込みたい所でしたが日本は乗りませんでした。日本は(バスに)乗り遅れたと日本の失策を口にする人が多いのですが浜爺は慎重であって良いと思います。1970年代後半の「中国のする事みんな好き!」と違った冷静な対応をする関係になっています。
中国も経済成長が年率7%としめり気味ですしテロの危険を常に内在させています。一方日本も安倍ノミクスが中小企業に及んでいません。
まあお互いに最寄で大切な市場を抱えているのに「無視しあう」のも不自然です。
各レベルで交流が深まり余分な摩擦が少しでも減る事を願っています。
しっかり見守りましょうね。
写真:今回は柔らかい感じの習主席(朝日)
時事通信:
【ジャカルタ時事】安倍晋三首相は22日午後(日本時間同)、中国の習近平国家主席と訪問先のジャカルタで約25分間会談した。両首脳は、冷え込んだ日中関係が改善に向かっているとの認識で一致。戦略的互恵関係を推進し、地域の安定や繁栄に貢献することを確認した。歴史認識や中国主導のアジアインフラ投資銀行(AIIB)についても協議した。両首脳の会談は約5カ月ぶり。
会談冒頭、首相は「昨年11月の首脳会談以降、日中関係が改善しつつあることを評価したい」と表明。「青少年交流も含め、さまざまなレベルでの対話と交流を深める中で日中関係を発展させるようにともに努力したい」と語った。習主席は「ここ最近、双方、両国民の共同努力の下で中日関係はある程度改善できた」と評価した。
会談では、今年が戦後70年に当たることに関連し、習主席が「歴史問題は中日関係の政治的基礎に関わる重大原則問題だ。日本側は真剣にアジアの隣国の懸念に対応し、歴史を直視する積極的なシグナルを対外的に発出してほしい」と要請した。
これに対し首相は、「歴史認識は村山談話、小泉談話を含む歴代内閣の立場を全体として引き継いでおり、今後も引き継ぐ」と述べ、理解を求めた。アジア・アフリカ会議(バンドン会議)60周年記念首脳会議の演説で「先の大戦への深い反省」に言及したことも説明した。靖国神社に関するやりとりはなかったという。
AIIBでは、習主席が現状を説明し、「国際社会から既に歓迎されている」と述べたのに対し、首相はガバナンスの確保や借り入れ国の債務持続可能性について問題提起した。
(引用終わり)
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