王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

国会会期 70日延長

2011-06-23 08:15:13 | 政治
衆院、国会会期70日間延長議決…与党賛成多数(読売新聞) - goo ニュース

国会の会期延長を巡って与党と野党の自公の間で大分取引が有ったようですが、何故か実らず自公の反対があったものの与党と共産、社民、み党などの賛成多数で議決されました。
何と言っても立法府なのですから「復興どころか復旧さえ満足に取り組んで無いのですから閉会はありえませんよ」ね!

会期延長を梃子に菅首相の交代を狙った自公の思惑は外れてしまいました。
「50日間で三次補正は新総理で」との三党合意原案は「菅総理の反対」で壊れたそうです。
そうだとすると「菅首相は歩く国難」ですね。6月2日「不信任案提出」を前に「退陣」を口にしましたがその後居直りを決めた為、国会審議は政局化し空転を続けています。

これで「特例公債法案」は衆院を通過しても参院での議決は考えられません。
いわゆるねじれ国会ですよね。
さあ「与野党問わず誰が菅さんを下ろすのでしょうね?」
「もはや彼の心理を病理学的に見守るしかありません」
これが日本国民の最大不幸なのでしょう。
誰が或いはどの党が解決策を提示するでしょうか?

現状では民主党も自公も国民の期待に沿いません。
案外「7月過ぎに公務員の給料遅配とか国の支払い繰り延べ」とかの問題が出てくる事がショック療法で何か解決策が出るかも? そうこうなったら解散総選挙も手かも知れません。
民主党は当然、自民党も大幅に議席を失うでしょうね。
それでも参院の自公優位は変わりませんから又捩れですかね?
何んともこのところ日本の民主主義は衆愚政治に似てきました。
そうは意っても「菅さんの暗殺」とか「独裁政権の誕生」も考えにくいんですよね。

もうしばらく見守るしかありません。


読売新聞:
 衆院は今国会(第177通常国会)会期末の22日の本会議で、会期を8月31日まで70日間延長することを与党と共産、社民、みんなの各党などの多数で議決した。

 自民、公明、たちあがれ日本の3党は反対した。菅首相は、2011年度第2次補正予算案などの成立が見込まれる8月頃まで続投するとの見方が広がっている。一方、首相が退陣時期を明確にしないことに野党は強く反発しており、延長後も国会の混迷が続くことは確実だ。

 参院は22日、本会議を開かず、延長の議決を行わなかったが、会期延長の議決は衆院優越により、衆院での議決が国会の議決となった。
(引用終わり)

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