15日 日大は臨時理事会で「アメリカンフットボール部の廃部」を決めたと多数のマスコミが報じました。別紙の情報と併せると評決は「11対9」と僅差でした。
近頃の主張で「一部部員による違法行為を関係ない部員に迄責任を求める廃部との全体責任は如何なものか?」との意見を反映する様な評決です。
2018年の「危険なタックル」を機に世の中に明らかになった前田中理事長時代からのコンプライアンス(法令順守)無視の大学運営の経過から考えれば
当然の判断と素人の浜爺には見えますが、評決の差2票とは「微妙」です。
多くの記事は、戦前からの輝かしい伝統を述べていますが、「看板の書き換え」「火種を残す危険」等今後の取組を危惧する厳しい意見もある一方、廃部で学連を脱退すれば「新部で出直すと5シーズン(年)掛かる」との厳しい意見も見ました。確かに現在の部員で大麻に関係ない者が100人も居るとすればスポーツ枠で入学した者を含め廃部して学生をどう処遇するかは問題が残ります。玉の原石と石を選別して原石は身が立つ様に処遇するのが教育機関としての使命でしょうからね!
写真:日本大学本部(東京・市ケ谷)© (C) スポーツニッポン新聞社
スポニチアネックス:
日大は15日、都内で臨時理事会を開き、複数の部員が違法薬物事件で逮捕されたアメリカンフットボール部の廃部を決議した。
部員の最後の訴えは届かなかった。理事会には現主将、次期主将予定者の2人の部員も出席。同部でまとめた再建案の発表や決意表明で存続を求めた。しかし、理事の決議により賛成多数で廃部が決まった。
名門が83年の歴史にひとまず幕を下ろすことになり、日大広報課は「断腸の思い。本学としてはいったん廃止(廃部)とした上で同部の再建を検討する予定」とコメント。大学側は潔白の部員に不利益が生じないようにサポートを続け、何らかの受け皿を設ける方針。今後の活動の在り方は引き続き協議していく。部員と保護者に対する説明会を近日中に開催する予定だ。
日大は先月28日の学内の会議でいったん廃部方針を決定したが、1日の理事会では結論が出ず、継続審議としていた。一部の部員は署名を添え、方針撤回の要望書を大学側に提出。長くライバル関係にある関学大のOBも14日に約3万人分の署名を出していた。
学長の決裁の下、年内に廃部となる。理事会後、林真理子理事長は報道陣に対応せずに会場を後にした。
▽日大アメリカンフットボール部 1940年創部。赤がチームカラーで愛称は「フェニックス(不死鳥)」。59年から2003年まで監督を務めた故篠竹幹夫氏が猛練習で黄金期を築いた。学生王者を決める甲子園ボウルは21度制覇。社会人代表と対戦していた日本選手権「ライスボウル」では91年までに4度優勝。18年の関学大との定期戦で「悪質タックル」が社会問題化。公式試合が出場停止となり、1部下位リーグに降格。同上位リーグに復帰した20年には甲子園ボウルに出場した。
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