昨日10日、自民党は派閥の政治資金パーティーを巡る裏金問題を受けて、党内に政治刷新本部を設置した」とマスコミ各紙が報じています。
総じて評判は芳しくない様です。
その第1は:岸田首相の政治改革に対する曖昧な姿勢です。
その2は:麻生太郎副総裁が最高顧問に就任。さらに茂木敏充幹事長ら党7役が名を連ね岸田・麻生・茂木派連合対安倍派の対決を予想する向きが多い事です。
誤解を恐れず書けば「税金泥棒に取り締まりの規制をさせれば、抜け穴だらけはお決りで、対策は警察がやらねば効果的な手段は決められない」と思います。
もっとも鬼平犯科帳を読んでも「長官の人柄に撃たれすっかり改心した泥棒は、その指揮下で役に立つのも居ました」。長官は捕まえる側の長で岸田氏とは立場が違います。
26日の通常国会前に中間報告だそうですが、とて世間が納得する様な案は出てこない気がしますがはてどうでしょうか?
元5閣僚の大物に検察の手が掛かるかどうかも関連しそうな気がします。
写真:この2人が並んでる時点で…© 東スポWEB
東スポWeb:
自民党は派閥の政治資金パーティーを巡る裏金問題を受けて10日、党内に政治刷新本部を設置した。再発防止や信頼回復の策を話し合うのが目的だ。本部長は岸田文雄首相が務める。メンバーには小泉進次郎元環境相、三原じゅん子氏、松川るい氏らが名前を連ねている。
裏金問題では池田佳隆衆院議員が東京地検特捜部に政治資金規正法違反の疑いですでに逮捕されている。池田容疑者と同じく収支報告書にキックバックの不記載が疑われている大野泰正参院議員、谷川弥一衆院議員にも立件のウワサが絶えない。
ほかに安倍派幹部にも捜査の手が伸びるのかどうか、永田町中が固唾を飲んで見守っている状況だ。裏金問題には国民の反発も大きく、岸田氏は「信頼回復に向けて努力しなければならない。党を挙げて取り組む最優先課題だ」と意気込んだ。
同本部は最高顧問に麻生太郎副総裁と菅義偉前首相が就任。約40人で発足した。再発防止策はもちろん、政治資金の透明性確保や派閥のあり方が議論される見込みとなっている。
SNSでは「政治家を刷新した方が安く済む」「このメンバーで信頼回復って有り得ない」と期待感は薄め。若手のホープとされる議員も投入されているのだが、安倍派からも多くの議員が参加しているなど本気度が疑われているのだ。
何を打ち出せば世間の目は変わるのか。永田町関係者は「野党が嫌がっていることは派閥の解消です。これを自民党に主張されるとインパクトがある」と指摘。脱派閥宣言をして派閥がなくなってしまえば、確かに派閥政治を批判することはできなくなる。もっとも、同本部には菅氏など無派閥議員がいるものの、派閥にどっぷりつかってきた人たちも多い。
ほかにも野党が嫌がることがあるという。「石破茂氏の存在ですね。石破氏が前に出てくると野党には脅威です。もしポスト岸田が石破氏となったら、自民党内で政権交代が起きたみたいな印象を世間に与えることになります」(同)。しかし、石破氏の党内における評判は芳しくない。
通常国会は26日に召集の予定で、同本部では今月中に中間とりまとめを行う方針。あっと驚く改革案が出てくるのか。
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