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横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

「裏金など一切もらっていない」小沢幹事長が会見

2010-01-24 07:25:26 | 政治
「裏金など一切もらっていない」小沢幹事長が説明文書(朝日新聞) - goo ニュース

報道によれば23日夜小沢幹事長は地検の事情聴取に応じた後、記者会見しその際に「説明文書」を配ったそうです。
小沢氏の会見と説明文書は;
その1:4億円は自分と家族名義の金である。それを陸山会に貸し付けた。
その2:不正な裏金は一切貰っていない。
その3:土地購入後の資金操作は秘書がやった事で自分は関与していない。
その4:政治資金報告書の作成は秘書を信頼して一切を任せていた。
としています。

この発言の真贋を検証するのが地検特捜部の今後の仕事になるのでしょう。
一つだけ言えるのは有力マスコミが「関係者によれば」とか「関係者への取材で」との情報の出し元が「地検の情報漏えい(リーク)」或いは「地検の情報操作」の踊らされているのでないかとの批判がありました。
小沢氏の発言と文書はその「4億円はゼネコンの裏金(わいろ)説」を全面否定するものでした。

仮に全部正しいとして「全て秘書のやった事」は旧来の「金銭トラブル解決法」に思えます。鳩山首相と小沢幹事長が揃って同じ「解決法」ですものね。
これで小沢氏の疑惑が消え民主党の支持率が見る見る回復すると爺には思えませんが、さて世間の反応はどうなるでしょうか?

地検特捜部が終戦処理に移るかまだやるか? 通常国会の運営と絡んでまだまだ目が離せません。


朝日新聞:
小沢一郎・民主党幹事長は23日、東京地検特捜部からの事情聴取後、「陸山会への貸付等に関する経緯の説明」と題する紙をマスコミ各社に配った。

 4億円の原資については「(1)1985年に自宅土地の売買などをした後、税引き後に残った2億円を積み立てておいた銀行口座から89年11月に引き出した2億円(2)97年12月に銀行の家族名義の口座から引き出した3億円(3)2002年4月、家族名義の口座から引き出した6千万円を事務所の金庫に保管していた。04年10月にはこの金庫に4億数千万円残っており、うち4億円を陸山会に貸し付けた」としたうえで、「不正な裏金など一切もらっておりません」などと報道や指摘を否定した。

 また資金の入金や売買代金の支払い、売買代金を支払い後に定期預金を組んで預金を担保に借り入れたことなどについては、すべて「秘書が行っており、私は関与していないので分かりません」などとした。

 収支報告書の内容確認については「秘書にはきちんと管理し、報告するよう言っていたが、実際に私自身が帳簿や収支報告書を見たことはありません。担当秘書を信頼し実務を一切任せていた」などと説明した。(引用終わり)


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