名護市長に稲嶺氏、普天間合意の実現困難に(読売新聞) - goo ニュース
24日投票が行われた名護市長選挙は「普天間基地移設反対」の新人稲嶺氏が当選しました。夜10時にTVニュースを見たときには当確と報じていましたから強かったのでしょうかね?!
稲嶺 進 無新〈民〉〈共〉〈社〉〈国〉 17,950票
島袋 吉和 無 16,362票
投票率:76.96%
東京近郊の市長選挙では10数%なんて投票率がありますからまず立派な選挙だったことが分かります。
さてこの結果を受けて「鳩山政権」は「普天間基地移設」を如何扱うのでしょうか?
「鳩山政権」がブレなければ「少なくとも県内移設」は口に出来ないと思えるのです。
もっともある政治評論家が「ブレるなんて芯が有る場合だよ。あの人はアメーバーみたい」と切り捨てました。
米国がどうしても沖縄に海兵隊基地を必要と考えるなら先にも書きましたが「鳩山首相」「小沢幹事長」の政治的失脚、暗殺等も視野に入ってきます。
果たしてこの後も「鳩山、小沢両氏の金銭的スキャンダル」や「愛人問題」或いは「海外主張中の恥ずかしい話」なんかが出て来れば本気度が高いと判断できます。
それはそれとして米国は戦後海外基地の移転や廃止は時々の事情により粛々と行っているのであって日本の様に、戦後65年安保発効50年経っても「日本の安全保障のため米軍の存在(プレゼンス)は必要」なんていってくれる国は稀有ですから「普天間基地移設反対」程度は想定の範囲内でしょう。
問題は時の政府が「どれだけ本気で米国に基地撤去の要求をするか」に成否が掛かっているのだと思います。
そもそも米軍の再編成は米国がやらねばならない問題なのです。
残念ながら「鳩山首相と小沢幹事長は真っ黒でないにしてもかなり薄汚れて見えてしまうのも事実です」従ってこの政治的コンビの下では右派も左派も含めて「まあこんな物だろう」と合格点を取る解決(当面の落とし所)を決定する力量は発揮できそうもありません。
米国にも弱みは有ります。
イラクの崩壊、アフガンの撤退、赤字財政の深化や民主党の勢力後退そしてオバマの暗殺等など日本のそんな事情そして米国のこんな事情が釣り合って「日本のささやかな希望」が適うと嬉しいのですが。政権交代第二世代が出るまでは難かしそうですね。
取り合えず5月まで目が離せません。
読売新聞:
沖縄県の米軍普天間飛行場(宜野湾市)の移設受け入れの是非が最大の争点となった同県名護市長選は24日投開票され、受け入れに反対する新人で前市教育長・稲嶺進氏(64)(無=民主、共産、社民、国民推薦)が、容認派で自民、公明両党の支援を受けた現職・島袋吉和氏(63)(無)を接戦で破って初当選した。
鳩山首相は選挙結果を普天間移設先決定の判断材料にすると明言しており、受け入れ反対派の稲嶺氏が勝利したことで、名護市辺野古に移設するとした2006年の日米合意の実現は極めて困難となった。選挙結果は、在日米軍基地の再編計画全体の行方にも影響を与えそうだ。
当選後、稲嶺氏は「辺野古の海に基地を造らせないと皆さんに約束した。信念を貫く」と決意を語った。普天間の代替施設について、「海上にも陸上にもいらない。これ以上ごめん被りたい」と強調。そのうえで、「鳩山首相には『基地の沖縄県内でのたらい回しはやめてください』と言いたい」と述べた。
普天間移設問題をめぐり、鳩山政権は昨年12月、名護市辺野古沖の米軍キャンプ・シュワブ沿岸部への移設計画を白紙化し、移設先を新たに選定する方針を決定。鳩山首相は今年5月末までに結論を得るとし、その際には、現行案の移設先である名護市長選の結果を判断材料とする意向を表明した。このため、米政府も高い関心を寄せてきた。
名護市は、日米両政府が1996年に普天間飛行場の全面返還に正式合意後、移設先として浮上したが、地元の賛否は受け入れをめぐって激しく割れた。97年には賛否を問う市民投票が行われ、反対票が過半数を超えたが、98年以降に行われた3回の市長選では移設容認派の候補が勝利した。今回は、民主党が昨年9月に政権交代を果たした結果、「県外、国外移設」に期待する県民世論が再燃した中での選挙戦となった。
稲嶺氏は名護市への移設反対を前面に出したほか、陣営が政権交代による鳩山政権とのパイプの太さを強調。「基地とリンクしない振興策」を訴えて、景気低迷に苦しむ市民に浸透した。
投票率は76・96%で、06年の前回選挙(74・98%)を上回った。
◆名護市長選確定得票◆
当 17,950 稲嶺 進 無新〈民〉〈共〉〈社〉〈国〉
16,362 島袋 吉和 無現
〈 〉囲みは推薦政党 (引用終わり)
24日投票が行われた名護市長選挙は「普天間基地移設反対」の新人稲嶺氏が当選しました。夜10時にTVニュースを見たときには当確と報じていましたから強かったのでしょうかね?!
稲嶺 進 無新〈民〉〈共〉〈社〉〈国〉 17,950票
島袋 吉和 無 16,362票
投票率:76.96%
東京近郊の市長選挙では10数%なんて投票率がありますからまず立派な選挙だったことが分かります。
さてこの結果を受けて「鳩山政権」は「普天間基地移設」を如何扱うのでしょうか?
「鳩山政権」がブレなければ「少なくとも県内移設」は口に出来ないと思えるのです。
もっともある政治評論家が「ブレるなんて芯が有る場合だよ。あの人はアメーバーみたい」と切り捨てました。
米国がどうしても沖縄に海兵隊基地を必要と考えるなら先にも書きましたが「鳩山首相」「小沢幹事長」の政治的失脚、暗殺等も視野に入ってきます。
果たしてこの後も「鳩山、小沢両氏の金銭的スキャンダル」や「愛人問題」或いは「海外主張中の恥ずかしい話」なんかが出て来れば本気度が高いと判断できます。
それはそれとして米国は戦後海外基地の移転や廃止は時々の事情により粛々と行っているのであって日本の様に、戦後65年安保発効50年経っても「日本の安全保障のため米軍の存在(プレゼンス)は必要」なんていってくれる国は稀有ですから「普天間基地移設反対」程度は想定の範囲内でしょう。
問題は時の政府が「どれだけ本気で米国に基地撤去の要求をするか」に成否が掛かっているのだと思います。
そもそも米軍の再編成は米国がやらねばならない問題なのです。
残念ながら「鳩山首相と小沢幹事長は真っ黒でないにしてもかなり薄汚れて見えてしまうのも事実です」従ってこの政治的コンビの下では右派も左派も含めて「まあこんな物だろう」と合格点を取る解決(当面の落とし所)を決定する力量は発揮できそうもありません。
米国にも弱みは有ります。
イラクの崩壊、アフガンの撤退、赤字財政の深化や民主党の勢力後退そしてオバマの暗殺等など日本のそんな事情そして米国のこんな事情が釣り合って「日本のささやかな希望」が適うと嬉しいのですが。政権交代第二世代が出るまでは難かしそうですね。
取り合えず5月まで目が離せません。
読売新聞:
沖縄県の米軍普天間飛行場(宜野湾市)の移設受け入れの是非が最大の争点となった同県名護市長選は24日投開票され、受け入れに反対する新人で前市教育長・稲嶺進氏(64)(無=民主、共産、社民、国民推薦)が、容認派で自民、公明両党の支援を受けた現職・島袋吉和氏(63)(無)を接戦で破って初当選した。
鳩山首相は選挙結果を普天間移設先決定の判断材料にすると明言しており、受け入れ反対派の稲嶺氏が勝利したことで、名護市辺野古に移設するとした2006年の日米合意の実現は極めて困難となった。選挙結果は、在日米軍基地の再編計画全体の行方にも影響を与えそうだ。
当選後、稲嶺氏は「辺野古の海に基地を造らせないと皆さんに約束した。信念を貫く」と決意を語った。普天間の代替施設について、「海上にも陸上にもいらない。これ以上ごめん被りたい」と強調。そのうえで、「鳩山首相には『基地の沖縄県内でのたらい回しはやめてください』と言いたい」と述べた。
普天間移設問題をめぐり、鳩山政権は昨年12月、名護市辺野古沖の米軍キャンプ・シュワブ沿岸部への移設計画を白紙化し、移設先を新たに選定する方針を決定。鳩山首相は今年5月末までに結論を得るとし、その際には、現行案の移設先である名護市長選の結果を判断材料とする意向を表明した。このため、米政府も高い関心を寄せてきた。
名護市は、日米両政府が1996年に普天間飛行場の全面返還に正式合意後、移設先として浮上したが、地元の賛否は受け入れをめぐって激しく割れた。97年には賛否を問う市民投票が行われ、反対票が過半数を超えたが、98年以降に行われた3回の市長選では移設容認派の候補が勝利した。今回は、民主党が昨年9月に政権交代を果たした結果、「県外、国外移設」に期待する県民世論が再燃した中での選挙戦となった。
稲嶺氏は名護市への移設反対を前面に出したほか、陣営が政権交代による鳩山政権とのパイプの太さを強調。「基地とリンクしない振興策」を訴えて、景気低迷に苦しむ市民に浸透した。
投票率は76・96%で、06年の前回選挙(74・98%)を上回った。
◆名護市長選確定得票◆
当 17,950 稲嶺 進 無新〈民〉〈共〉〈社〉〈国〉
16,362 島袋 吉和 無現
〈 〉囲みは推薦政党 (引用終わり)
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