表題に関しては「11日に開幕した国連の気候変動会議で、アメリカのジョン・ポデスタ気候特使は、アメリカは引き続き気候変動との闘いを継続し、温室効果ガスの排出削減に取り組んでいくと述べた。また、ドナルド・トランプ次期大統領を気候変動否定論者と呼び、同氏が環境保護策を解体するだろうと述べた」とすでに話題になって居ました。
そしてその懸念が現実のものになりました。
トランプ次期大統領は「エネルギー長官に石油や天然ガスの採掘会社を経営するクリス・ライト氏を起用する」と発表したそうです。
【「クリスはエネルギー業界をリードする技術者であり、起業家だ」と強調した。新設する「国家エネルギー会議」のメンバーにライト氏を加えることも明らかにした】とトランプ次期大統領の声明です。
「ライト氏は、米コロラド州に本社を置く採掘会社「リバティー・エナジー」の最高経営責任者(CEO)。トランプ氏の考えに賛同し、地球温暖化問題の存在を否定してきた」と解説がついています。
COPの脱退、そして「どんどん石油を掘ろう」との政策が進みそうです。
写真:6日、米フロリダ州ウエストパームビーチで、演説するトランプ氏=AP© 読売新聞
読売新聞:
【ワシントン=田中宏幸】米国のトランプ次期大統領は16日、エネルギー長官に石油や天然ガスの採掘会社を経営するクリス・ライト氏を起用すると発表した。バイデン政権が進めた気候変動対策を批判する人物として知られる。上院の承認を得て就任すれば、石油などの化石燃料の増産を主導する見通しで、政策の大転換につながりそうだ。
トランプ氏は声明で「クリスはエネルギー業界をリードする技術者であり、起業家だ」と強調した。新設する「国家エネルギー会議」のメンバーにライト氏を加えることも明らかにした。
ライト氏は、米コロラド州に本社を置く採掘会社「リバティー・エナジー」の最高経営責任者(CEO)。トランプ氏の考えに賛同し、地球温暖化問題の存在を否定してきた。トランプ氏はバイデン政権の電気自動車(EV)普及策などを「グリーン詐欺」と呼んで批判し、化石燃料を増産してエネルギー価格を引き下げる考えを示している。
(引用終わり)
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