今朝早朝閉まったNY市場のダウ平均が267ドル安・ナスダック総合は64ポイント安と揃って値を下げました。
「FRBが18日に発表する政策金利見通しで、来年の利下げ回数が以前の見通しより少なくなるとの観測が浮上している。金利が高止まりし、景気への重荷になるとの警戒感から金融株や反動タオ株が値下がり」とコメントされています。
読売新聞オンライン:
【ニューヨーク=小林泰裕】17日のニューヨーク株式市場で、ダウ平均株価(30種)の終値は前日比267・58ドル安の4万3449・90ドルとなり、9営業日連続で値下がりした。米メディアによれば、9営業日連続の値下がりは1978年以来、約46年ぶりとなる。
米連邦準備制度理事会(FRB)が18日に発表する政策金利見通しで、来年の利下げ回数が以前の見通しより少なくなるとの観測が浮上している。金利が高止まりし、景気への重荷になるとの警戒感から、金融大手ゴールドマン・サックスや半導体大手エヌビディアなどが値下がりした。
ダウ平均はトランプ次期米大統領の政策への期待から4日に史上初めて4万5000ドル台に到達したが、それ以降は下落が続いている。トランプ氏の掲げる減税や財政出動によるインフレ(物価上昇)再燃への懸念や、他国への関税引き上げによる貿易の混乱などのマイナス要素が投資家に意識され始めたことが一因とみられる。
IT企業の銘柄が多いナスダック総合指数の終値は64・83ポイント安の2万109・06だった。16日に過去最高値を更新した反動で、利益確定の売りが優勢となった。
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