23日朝の投稿です。
記事に因れば「政府は台湾有事を念頭に、沖縄県の宮古島(宮古島市)に住民が避難するシェルターを整備する方針を固めた」と有ります。
シェルターの性能に関する指針を年内に策定するため、夏にも有識者から意見聴取を始める他、来年度予算に関連費用を盛り込む方向とも。
ところで、何でこのような話が具体化するのかと思いました。実は「政府は昨年12月に改定した国家安全保障戦略で国民保護体制の強化を掲げ、宮古島を含む南西諸島を中心に「様々な種類の避難施設」を確保すると明記したそうです。事前避難が難しい自治体職員らの安全を確保する狙いがある。
台湾と西南諸島の付近地図(ネットより)
上の地図で判る様に有事の際、最も近いのは与那国島(日本最西端、台湾に110キロ)ですが、何で宮古島なの?と思いました。宮古島の場合は市は6月、防衛省に、建設を予定する体育館の地下をシェルターとして活用するための財政支援を求めた。市は約4500人が3日間過ごすことを想定し、備蓄倉庫や自家発電機を備えることを計画しており、政府は支援額などを検討する。
この話に(台湾有事に備えた)シェルターを組み合わせたようです。
さて、宮古島の人口はざっと5万3千人弱ですが4500人ではとても足りないだろうと思いました。どうやら中国の台湾進攻を察知した日本は素早く観光客並びに一般住人は島外に避難して居ない状態で、警察や市の職員で離島できない方を想定している様です。政府は与那国島や石垣島(石垣市)へのシェルター整備も急ぐそうです。自然災害の避難場所として人口の1割くらいは収容できる施設の整備は必要かもしれません。
予算捻出の為、税金の無駄遣いを止めないといけませんね。
写真:首相官邸
読売新聞:
政府は台湾有事を念頭に、沖縄県の宮古島(宮古島市)に住民が避難するシェルターを整備する方針を固めた。来年度予算に関連費用を盛り込む方向だ。シェルターの性能に関する指針を年内に策定するため、夏にも有識者から意見聴取を始める。
政府は昨年12月に改定した国家安全保障戦略で国民保護体制の強化を掲げ、宮古島を含む南西諸島を中心に「様々な種類の避難施設」を確保すると明記した。事前避難が難しい自治体職員らの安全を確保する狙いがある。
南西諸島は日本最西端の与那国島(与那国町)が台湾と約110キロ・メートルの位置にあり、中国が台湾を侵攻した場合に影響を受ける恐れが指摘されている。
宮古島市は6月、防衛省に、建設を予定する体育館の地下をシェルターとして活用するための財政支援を求めた。市は約4500人が3日間過ごすことを想定し、備蓄倉庫や自家発電機を備えることを計画しており、政府は支援額などを検討する。政府は与那国島や石垣島(石垣市)へのシェルター整備も急ぐ。
政府は近く、シェルターの性能に関する指針の策定に向け、国民保護や危機管理などが専門の大学教授ら約10人の有識者を選ぶ。核・ミサイル攻撃を念頭に、施設の面積や壁の厚さなどについて基準を決める方向だ。
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