17日早朝能登半島地震で大きな被害を受けた「石川県輪島市の中学生約250人が集団避難先の同県白山市に向けて出発した」とマスコミ各紙が報じています。
浜爺はいつもの如くTVで朝8時からの朝ドラを見て「羽鳥慎一モーニングショー」に切り替えると出発前の学生の慌ただしい準備の様子からバスが無事に白川市の施設に午後1時半過ぎに付いた事や併せて現地での受け入れ事情など幅広く報じていました。
避難した250人にはそれぞれの決断が有ったと思いますし、残った側にも同様に事情が有ったのだろうと思いました。中でも中学2年生が「恒例の祖父母を置いて行けない」と避難を断念する映像を見て辛いだろうなと思いました。
2か月経つと春休みですから、被災地の復興状況と白河市の受け入れ能力のつり合いで「新たな方法が考えられる」と良いですね。
輪島市内の水道管の修理作業の映像も見ましたが、太い配水管が寸断の様で電線の補修と併せると2か月程度ではとても震災前の状態に戻るのは無理そうに見えました。
それはそれとして各地の自治体から専門部隊が派遣され民生の環境改善に努力されるの見て感激しました。余震に気を付けて頑張って下さい。
写真:集団避難のためバスに乗り込み保護者に手を振る中学生たち=石川県輪島市で2024年1月17日午前9時4分、中川祐一撮影© 毎日新聞 提供
毎日新聞:
能登半島地震で大きな被害を受けた石川県輪島市の中学生約250人が17日、集団避難先の同県白山市に向けて出発した。対象は輪島市内全3市立中の生徒計約400人のうち、保護者が同意した生徒。約100キロ離れた県立宿泊施設に2カ月程度滞在し、集団生活をしながら授業を受ける。異例の対応だが、市は学校再開のめどが立たない中で、生徒の学びの機会を確保するにはやむを得ないと判断した。
午前9時ごろ、市立輪島中の生徒らが保護者に見送られ、地元の道の駅をバスで出発した。途中で他の2校の生徒と合流し、白山市に向かう。
3年の坂口こころさん(15)は「友達と会えるのでわくわくして起きました。不安はないです」ときっぱり。見送りに来た母清子さん(39)は「自宅は全壊し、勉強する場所がなかった。安全な所で授業を受けられるのはありがたい」。父政昭さん(61)はバスに乗り込む生徒たちの姿に「みんなが生きとってくれて良かった」とほっとした表情を見せ、「頑張ってくれよ」と送り出した。
県教委によると、16日時点で県内の公立小中学校計281校のうち輪島市などの28校は学校が避難所となっているほか、施設も被害を受けるなどして再開時期が見通せない。中学生の集団避難を巡っては、能登町が保護者の意向確認を終えたほか、珠洲市も意向を調査している。【水谷怜央那】
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