王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

人民元、対ドル連動を解除?!

2010-06-21 07:09:45 | 中国関連
人民元、対ドル連動を解除=中国人民銀―週明けから切り上げか(時事通信) - goo ニュース

報道によれば中国人民銀行(中央銀行)は19日夜、「ドルペッグ(連動)を解除して通貨バスケットを参考に相場を調節する」主旨の声明をだしたそうです。

中国は2005年7月にドルペッグを止めて通貨バスケット制度に移行した筈でしたが金融危機の2008年08年夏以降、実質ドルペッグを実施していた。
従って今回も「米国の元切り上げ」要求を交すための声明かもしれない?!
元高が行過ぎれば再びドルペッグかも。
週明けの市場で元がドルに対してどの位上がるであろうか?
共産主義の国が資本主義の雄である米国のドル保有高が世界1になったのは皮肉と言えば皮肉だよな。
極端な元高を避けるため元売りドル買いの介入をするであろうか?
今週の為替市場の動きを見ないといけませんね。


時事通信:
【北京時事】中国人民銀行(中央銀行)は19日夜、声明を発表し、「人民元の為替制度改革を一歩進め、(相場変動の)柔軟性をさらに高める」との方針を明らかにした。詳細は示していないが、「市場需給に基づき、(複数通貨で構成する)通貨バスケットを参考に相場を調節する」と説明した。今回の発表は、ドルへのペッグ(連動)制度を解除する方針を示唆したものとみられ、週明け以降、対ドルでの人民元相場上昇が再開する可能性が高まった。

 中国は2005年7月に、通貨バスケットに連動する為替制度改革を実施。その後、人民元相場は対ドルで20%近く上昇した。しかし、金融危機が深刻化した08年夏以降は、人民元相場は1ドル=6.83元前後で再び固定されている。(引用終わり)

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