菅内閣 発足

菅連立内閣が発足＝「経済・財政・社会保障」一体強調―参院選、勝敗ライン５０議席(時事通信) - goo ニュース

菅内閣は８日夜発足しました。菅直人首相は皇居で首相任命式、閣僚認証式を経て第９４代首相に正式就任しました。

これに先立ち夕刻官邸で記者会見し「日本の国を根本から立て直して、もっと元気のいい国にしたい。強い経済、強い財政、強い社会保障を一体として実現する」と発言しました。
市井の爺には菅首相がどの程度「鳩山路線（場合によっては小沢路線も）」を継承したかはっきり判りません。

菅さんではない菅首相は記者との質疑応答でキーワードは「奇兵隊内閣」と答えました。
はて本当の心は如何でしょうか？
菅首相の革新性は（鳩山後継で手を挙げた際簡単に触れましたが）
目先の問題：郵政改革を「国民新党」との関係でごり押しするか？
衆議院本会議を１日で通過させた手法は自公政権が衆院で多数を持っていた時と同じやり方です。何が何でも数を揃える（小沢戦法？）参院選を展開するのか？
民主党支持の一部と無党派層の若者達が小鳩政権を支持しなくなった手法を変更できますかね？　
本来「革新的政治」とは少数精鋭で行い、その先見性に中間層を取り込んで過半数を占めなければいけません。

そこの所が小沢戦法には「核になる物が感じられませんでした」

次が「普天間基地の辺野古移設」です。菅首相はポスト鳩山として立候補して直ぐオバマ大統領と電話で「日米合意」を受け継ぐ事を約束したとか？？
草の根政治家として米軍基地の新たな受け入れを「沖縄の過半数の有権者」と「内地の県知事の殆どが拒否」しているの現況をどの様に扱う覚悟でしょう？？「基地付近の住民の負担を軽減する」程度では収まるとも思えません。

「奇兵隊」は長州征伐にくる幕府軍と長州藩内の佐幕派である上士軍との戦いであった筈ですよね。
「菅奇兵隊」が戦う相手は「米国のジャパンハンドラー（日本を食い物にする政治家と軍人連中」です。
菅首相が「日本の有権者の声に耳を傾けないと沖縄の辺野古周辺で抗議の死者が出て政府の説得が頓挫する」という政治不在な状態になるであろうと記しておきます。

日本の夜明けが来るには「まだまだ革新性が希薄な内閣に見えます」
兎に角景気が非常に悪い折ですから、参院選挙管理内閣で終わらぬ様、菅首相が大化けする事を期待します。

時事通信：
　菅内閣は８日夜、発足した。菅直人首相は皇居での首相任命式、閣僚認証式を経て、第９４代、６１人目の首相に正式就任。民主、国民新両党による新たな連立政権がスタートした。これに先立ち、菅首相は同日夕、首相官邸で就任の記者会見をし「日本の国を根本から立て直して、もっと元気のいい国にしたい。強い経済、強い財政、強い社会保障を一体として実現する」と述べ、経済・財政再建と社会保障の再構築に最優先で取り組む方針を明らかにした。

　会見で首相は、「自分は草の根の政治家だ」として、庶民の目線に立って諸課題の解決に取り組む決意を表明。財政再建に向け「党派を超えて議論する必要が、今この時点である」と述べ、与野党の枠組みを超えて対処する必要性を指摘した。

　参院選の勝敗ラインに関しては「６年前の岡田克也代表の下でいただいた議席（５０）がまずベースになる」と述べ、２００４年に獲得した５０議席を目安とする考えを明らかにした。

　米軍普天間飛行場（沖縄県宜野湾市）移設問題への対応については「日米合意に基づいて進めなければならない」と述べ、鳩山前政権が決定した同県名護市辺野古周辺に代替施設を建設する対処方針を受け継ぐ立場を表明。同時に「沖縄の負担軽減も真摯（しんし）に全力を挙げて取り組まなければならない」と強調した。（引用終わり）