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年金掛け金 21.9億円不明

2010-09-14 09:38:17 | 社会
年金基金掛け金21.9億円不明=事務長着服か、連絡取れず-長野(時事通信) - goo ニュース

今朝のTVニュースショーでこの基金の理事長が謝罪している映像を見た。
21億9千万円の年金掛け金が不明になっている話である。

堅い話を先きにすると長野県建設業厚生年金基金の掛け金が2006年から不明金が出始め今年8月厚生局の監査で判明した。
さて犯人は誰でしょう?

良くある話ですよね。
長野県建設業厚生年金基金と名前は物々しいが「土建屋さんの厚生年金集団」
理事長は県の土木協会の会長で基金の事務長に仕事を丸投げしていたと思われる。
通帳と印鑑を1人の人間に扱わせる時に必ず起きる不祥事。
容疑者は「金曜日(10日?)から連絡が取れなくなった」と言われる事務長(52)

さて基金の理事長は「会員の皆様に申し訳ない」と謝罪したが不明金の補填をどう考えているのだろうか?
基金の運用残高は3月末で209億円とか。
不明金は余りに巨額である。


時事通信:
 長野県建設業厚生年金基金(長野市)は12日、会員から集めた年金掛け金のうち計約21億9000万円が不明になっていると発表した。掛け金を管理していた男性事務長(52)は9日から連絡が取れず行方不明となっている。同基金は事務長が着服した可能性もあるとして、11日に県警長野中央署へ被害届を提出した。

 同基金によると、不明金が出始めたのは2006年から。掛け金は地元金融機関の口座に集めた後、手数料を除いた全額を毎月、運用している生命保険会社に送金することになっていたが、一部は入金されていなかった。今年8月に生保から入金不足の指摘があり、関東信越厚生局が今月に計3回の監査をして発覚した。

 掛け金の入金は事務長が1人で行い、通帳や印鑑も管理していた。事務長は不明金について県建設業協会飯田支部に振り込み、別途管理させていたと説明。しかし、事務長が入金記録としていた計38枚の「振込受付書」は、金融機関に照会していずれも偽造で、約21億9000万円分に上る同支部への入金はなかったことが分かった。

 10年5月末の加入事業所数は377で、加入員は6864人。同年3月末時点の運用残高は約209億円。

 12日に記者会見した同基金理事長の佐々木力県建設業協会会長は「会員の皆さまに大変なご迷惑をお掛けした」と謝罪した。(引用終り) 


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