菅氏、大差で代表に再選 週内にも内閣改造 (共同通信) - goo ニュース
昨日午後4時近く民主党代表選挙で官直人氏が勝利し首相も再任となりました。
過日書いた究極の選択:
「クリーンだが能力がない」か「ダーティーだが能力はある」のうち前者の勝利になりました。
投票直前の演説は小沢氏の方が「視野が広く代表および総理としての立場を明快にしていた」と聞こえ優れていたと思いました。
しかし投票の結果は「菅氏大勝」とありますが、その内訳は:
国会議員と地方議員の票はまさに伯仲。
大勢を決めたのは「党員・サポーター」票ですから驚きです。
議員の常識は「党員・サポーター」の常識と大いに違っていたのですね。
この「党員・サポーター」の有り方や資格が今後もっと論議されなければいけませんが多少なりとも国民の声を反映したとすれば画期的です。
しかし昨年夏熱狂的に民主党による政権交代を応援して「がっかりしたのも国民」ですから、今回の判断も「再任された菅首相のさじ加減をしっかり見極めないと正しい判断であったのか?どうか?」簡単に結論は出ません。
サポーター制が「首相公選」への道筋に繋がればそれは政治的正道を示しています。
今後の発展的議論に期待します。
さて「命を掛ける」と何度か口にした菅首相の行く手ですが:
1:米国のドル垂れ流しによるドル安と米国経済の不調
2:900兆円に達する赤字国債の処理
3:新しい日米同盟のあり方と(沖縄をはじめとする)基地の問題
4:不況にあえぐ日本経済
をどう克服するでしょうか? 社会保障費を消費税率の引き上げ程度の小手先で処理できると考えていたら間違いです。
ここは一般会計の省益(利権と言っても良い)の排除と特別会計の隠し金(埋蔵金とも)に豪腕を振るい30兆円ほどは毎年捻出する程度の事をやって見せねば「政権交代」の看板が泣こうと言うものです。
死ぬ気で働くかしっかり見守っています。
余談ですが選挙の朝、東京で「へその緒」のついた赤ちゃんがゴミ袋に入り捨てられていました。本当にかわいそうな事です。
この事がまさに「国が国民に提供するサービスの最低部分」を示しています。
保革いずれにせよ国会議員は身を正して「1億2千7百万人の日本人」を明日へと導いて欲しいものです。
お願します。
共同通信:
民主党は14日午後の臨時党大会で、菅直人首相(63)を代表に再選した。党所属国会議員と地方議員、党員・サポーターによる投票の結果、721ポイントを獲得、491ポイントの小沢一郎前幹事長(68)を大差で破った。首相は政権立て直しに向け、週内にも党役員人事、内閣改造に踏み切る意向だ。党を二分する戦いを演じた小沢氏やその支持派の処遇、参院選敗北の責任を問う声が出ている枝野幸男幹事長の進退が焦点。
(引用終り)
昨日午後4時近く民主党代表選挙で官直人氏が勝利し首相も再任となりました。
過日書いた究極の選択:
「クリーンだが能力がない」か「ダーティーだが能力はある」のうち前者の勝利になりました。
投票直前の演説は小沢氏の方が「視野が広く代表および総理としての立場を明快にしていた」と聞こえ優れていたと思いました。
しかし投票の結果は「菅氏大勝」とありますが、その内訳は:
国会議員と地方議員の票はまさに伯仲。
大勢を決めたのは「党員・サポーター」票ですから驚きです。
議員の常識は「党員・サポーター」の常識と大いに違っていたのですね。
この「党員・サポーター」の有り方や資格が今後もっと論議されなければいけませんが多少なりとも国民の声を反映したとすれば画期的です。
しかし昨年夏熱狂的に民主党による政権交代を応援して「がっかりしたのも国民」ですから、今回の判断も「再任された菅首相のさじ加減をしっかり見極めないと正しい判断であったのか?どうか?」簡単に結論は出ません。
サポーター制が「首相公選」への道筋に繋がればそれは政治的正道を示しています。
今後の発展的議論に期待します。
さて「命を掛ける」と何度か口にした菅首相の行く手ですが:
1:米国のドル垂れ流しによるドル安と米国経済の不調
2:900兆円に達する赤字国債の処理
3:新しい日米同盟のあり方と(沖縄をはじめとする)基地の問題
4:不況にあえぐ日本経済
をどう克服するでしょうか? 社会保障費を消費税率の引き上げ程度の小手先で処理できると考えていたら間違いです。
ここは一般会計の省益(利権と言っても良い)の排除と特別会計の隠し金(埋蔵金とも)に豪腕を振るい30兆円ほどは毎年捻出する程度の事をやって見せねば「政権交代」の看板が泣こうと言うものです。
死ぬ気で働くかしっかり見守っています。
余談ですが選挙の朝、東京で「へその緒」のついた赤ちゃんがゴミ袋に入り捨てられていました。本当にかわいそうな事です。
この事がまさに「国が国民に提供するサービスの最低部分」を示しています。
保革いずれにせよ国会議員は身を正して「1億2千7百万人の日本人」を明日へと導いて欲しいものです。
お願します。
共同通信:
民主党は14日午後の臨時党大会で、菅直人首相(63)を代表に再選した。党所属国会議員と地方議員、党員・サポーターによる投票の結果、721ポイントを獲得、491ポイントの小沢一郎前幹事長(68)を大差で破った。首相は政権立て直しに向け、週内にも党役員人事、内閣改造に踏み切る意向だ。党を二分する戦いを演じた小沢氏やその支持派の処遇、参院選敗北の責任を問う声が出ている枝野幸男幹事長の進退が焦点。
(引用終り)
菅政権にはもう言い訳は残されていませんので、彼らの政治の本当の意味でのお手並み拝見はこれからになりますね。
ただし、予算がすんなり通過するとも思えず、年内の解散選挙が視野に入ってきました。
良い方向への変化の過渡期だと信じたい所ですね。
この二週間でもって小沢の肉声を聞いて小沢支持者が増え、菅ではあかんという人が増えたことでしょう。小沢の演説を基調にしてマジメに考える人が増えたことでしょう
政治主導ではなく官僚主導、行政改革ではなく財政改革に変節した菅もこのままで次の選挙を勝てるとは思っていないでしょう
あれだけの小沢潰しの「政治と金」の情報の中で小沢支持は高かったと思います。
ポイントの差は「党員・サポーター」票が地方支部毎のドント方式ですから票差以上になってしまいました。その点では小沢派の幹部が軒並み(自分の)支部票を落としているのは不甲斐ない話ですがね。党内股裂き、国会捩れで「衆院解散 総選挙」が近いかも知れません。
まあ日本国民はまだ辛い日々です。又お立ち寄り下さい。