昨日10日昼、TVで政治評論家・田崎史郎さんが「松野官房長官に次ぎ高木国対委員長の更迭」との情報を受け、今後どうなるか語る場面があり「深刻な影響が出る」と言い切ったのを見ました。
その見通しの通り10日(の夜でしょうか)岸田首相は:
自民党の清和政策研究会(安倍派)が政治資金パーティー収入の一部を裏金化していた疑惑を受けて交代させる閣僚・党役員の後任に、無派閥の浜田靖一前防衛相(68)と梶山弘志幹事長代行(68)を起用する検討に入ったそうです。国対委員長を含む要職での起用を調整している。政府・自民党関係者が明らかにしたとあります。
個々にも記されていますが、別紙でも安倍派の5人衆の交代も決定の様で、更に同派の副大臣らも交代の意向の様で13日の国会閉会を待って人事に踏み切ると報じられました。⤵ ⤵
更には安倍派の元オリ・パラ担当大臣の橋本聖子参院議員もキックバック1000万円とかで名が挙がっています。
安倍元首相が存命なら、この様な事態は明らかにならなかったかも知れません。阿部は6人衆(塩谷座長も含む)を始め、大量の自民党議員の不正が明らかになれば、当面衆院選挙で自民党議員の顔触れが変わり、盤石だった自公連立内閣にひびが入りそうです。話は自民党の腐敗に関し、議員レベルでは「旧東一教会の関係にズブズブ」のままとの話が有って、来る総選挙でこの手の関係が壊れるとの期待もある様です。
安倍氏を始め、ジャニー喜多川氏も池田大作氏も亡くなって光が消えて影の部分が浮かび上がるとは不思議なめぐりあわせです。
まだまだ闇の部分が出てきそうな気がします。
写真:浜田靖一氏(左)と梶山弘志氏
毎日新聞:
岸田文雄首相は、自民党の清和政策研究会(安倍派)が政治資金パーティー収入の一部を裏金化していた疑惑を受けて交代させる閣僚・党役員の後任に、無派閥の浜田靖一前防衛相(68)と梶山弘志幹事長代行(68)を起用する検討に入った。国対委員長を含む要職での起用を調整している。政府・自民党関係者が10日明らかにした。
首相は併せて、松野博一官房長官(61)に加え、西村康稔経済産業相(61)、萩生田光一・党政調会長(60)、高木毅・党国対委員長(67)の3人を交代させる方針を固めた。松野氏を含む4人は安倍派「5人衆」のメンバーで、事実上の更迭となる。首相は13日の今国会閉会を待って人事に踏み切る検討を進めている。
裏金疑惑が安倍派を直撃し「派閥政治」に対する世論の不信感は高まっている。信頼回復を図るには、無派閥の中から即戦力となり得る人材を選ぶ必要があると判断したとみられる。首相は周辺に「党全体として問題に向き合うには、無派閥議員との連携は重要だ」と語った。
首相は13日の会期末に合わせて記者会見を開き、党改革に向けた方針を打ち出したい考えだ。
首相は裏金を受け取った疑惑が指摘される松野氏を交代させる方針を9日までに固め、その後同様の疑惑を抱える高木、西村、萩生田の各氏の交代を判断した。残る5人衆の世耕弘成・党参院幹事長(61)や、安倍派座長で党税制調査会幹部の塩谷立元文部科学相(73)にも同様の疑惑が浮上しており、彼らも進退を問われる可能性がある。
疑惑がどこまで広がるか見通せる状況になく、党内からは「安倍派全員を主要ポストから外しておくべきだ」との声も上がる。このため首相はどの程度の規模感で人事を行うか思案を重ねている模様だ。政府関係者は取材に対し「今はあつれきよりも全体のことを考えるべきだ」と語った。
首相は9日に麻生太郎副総裁と約2時間、首相公邸で会談した。10日午後には、東京・虎ノ門のホテル「オークラ東京」に約1時間滞在。表向きの用件は「秘書官との打ち合わせ」だったが、首相周辺によると、ホテル内で萩生田氏と面会したという。
首相はその後、首相公邸に戻り、自民党の森山裕総務会長(森山派会長)、茂木敏充幹事長(茂木派会長)、腹心の木原誠二幹事長代理(岸田派)らと個別に会談した。人事や今後の政権運営を巡り意見交換したとみられる。【畠山嵩、李舜、鈴木悟、木下訓明】
(引用終わり)
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