原発事故 汚染水、復旧の障害に 復水器に回収も処理難題(産経新聞) - goo ニュース
福島第一原発のタービン建屋内に溜まった水で作業員3人が被爆して以来、1-4号機の建屋全てに水が溜まりその量が増えている様です。
今朝のTVニュースでは溜まり水とは呼べない1.5メートルにも達する建屋が有るようです。
そんな中で昨日27日にはその水の放射能濃度が1立方センチ辺り29億ベクレルととんでもない数値が発表されその後対象物質の間違えが元で計算間違えとの事で下方修正されましたがそれでも原子炉内の放射性物質の100倍以上にもなっているとか?!
余り技術論に渡る前に素人の疑問を一つ:
TVで専門家が入れ替わり立ち代り解説する「ヨウ素」の半減期は8日です。それはそれで安心するとして福島の野菜や東京の水に対する放射性物質の検査はどういう検査なのですかね?
野菜や水を「検体」と呼ぶとして「検査機器」はかなりな範囲?か数の放射性物質を検出できるのか? 単に「ヨウ素」がどの程度あるかを検出するのか疑問に思っているのです。
東電は「ヨウ素」を「セシウム」と取り違えたと釈明しています。「セシウム」も漏れているのですね。「セシウム」の半減期は30年だとか。
子どもの頃ビキニの被爆で聞いた「セシウム」は出ていますが「ストロンチューム90」なんて名前はしっかり覚えています。今朝のTVでは「コバルト」なんて物質の名前も出てきました。
地震発生後の「水素爆発」と「ベント(炉の圧力弁開放?)」で飛散したのが大量の「ヨウ素」とほんの少しの「セシウム」だと良いのですがね。
ともかく建屋内の放射能汚染水の処理は難問の様で福島原発の「低温停止」も予断を許せません。
爺婆はともかく乳幼児、幼児と未婚の若者たちへの放射能被爆が気になります。
福島原発の復旧工事の進捗を願っています。
産経新聞:
東京電力福島第1原発1~4号機の発電用タービン建屋の地下で、高濃度の放射能を帯びた水たまりが見つかった。汚染水の排水作業は難航し、原子炉冷却に向けた復旧作業の大きな障壁となっている。今後、回収した汚染水の処分にも困難が予想されるなど、国際原子力機関(IAEA)の天野之弥(ゆきや)事務局長は「終わりまではまだ遠い」と指摘している。(大矢博之)
◇
「見たくないようなひどい数字だ」。原子力安全・保安院の幹部は、値の高さに顔をゆがめた。
東電は2号機のタービン建屋地下で採取された水の放射能濃度が1立方センチ当たり29億ベクレルと保安院に報告。その後分析評価に誤りがあったとして再調査すると発表した。だが、放射能濃度が高いレベルにあることには変わりないとみられる。
タービン建屋内の放射線量は水面、空気中ともに毎時1千ミリシーベルト以上が計測され、計測器の針は振り切れた。「再計測しようにも放射線量が高すぎ、現場にいられる時間が足りない」(東電)といい、実際はさらに高い可能性もある。
タービン建屋には、原子炉の冷却システム復旧に欠かせない電源やポンプなどがあり、ここでの作業は避けられないが、3号機タービン建屋に入った作業員が被曝(ひばく)したように、汚染水が作業を阻んでいる。
■足りぬタンク
汚染水は他のタービン建屋地下でも見つかった。1号機の排水作業では、汚染水をポンプでくみ上げ、「復水器」と呼ばれる装置に注入している。
復水器の容量は1号機が1600立方メートルで、2~4号機が各3千立方メートル。復水器に残っていた水もあり、「すべての汚染水を復水器に入れるのは難しく、別タンクが必要になるかもしれない」(保安院)という。
また、復水器に入れた汚染水の扱いも、今後の問題として浮上している。
汚染水はフィルターで放射性物質を除去したり、蒸発させて量を減らしたうえで放射性廃棄物として処理することになるが、「これほど大量の汚染水を処理した経験はなく、どれだけ時間がかかるか見当もつかない」(東電)。
京都大原子炉実験所の宇根崎博信教授(原子力基礎工学)も「汚染水には半減期が長い放射性物質が多く含まれ、処分は大変な困難を伴う」と指摘している。
(以下省略)
福島第一原発のタービン建屋内に溜まった水で作業員3人が被爆して以来、1-4号機の建屋全てに水が溜まりその量が増えている様です。
今朝のTVニュースでは溜まり水とは呼べない1.5メートルにも達する建屋が有るようです。
そんな中で昨日27日にはその水の放射能濃度が1立方センチ辺り29億ベクレルととんでもない数値が発表されその後対象物質の間違えが元で計算間違えとの事で下方修正されましたがそれでも原子炉内の放射性物質の100倍以上にもなっているとか?!
余り技術論に渡る前に素人の疑問を一つ:
TVで専門家が入れ替わり立ち代り解説する「ヨウ素」の半減期は8日です。それはそれで安心するとして福島の野菜や東京の水に対する放射性物質の検査はどういう検査なのですかね?
野菜や水を「検体」と呼ぶとして「検査機器」はかなりな範囲?か数の放射性物質を検出できるのか? 単に「ヨウ素」がどの程度あるかを検出するのか疑問に思っているのです。
東電は「ヨウ素」を「セシウム」と取り違えたと釈明しています。「セシウム」も漏れているのですね。「セシウム」の半減期は30年だとか。
子どもの頃ビキニの被爆で聞いた「セシウム」は出ていますが「ストロンチューム90」なんて名前はしっかり覚えています。今朝のTVでは「コバルト」なんて物質の名前も出てきました。
地震発生後の「水素爆発」と「ベント(炉の圧力弁開放?)」で飛散したのが大量の「ヨウ素」とほんの少しの「セシウム」だと良いのですがね。
ともかく建屋内の放射能汚染水の処理は難問の様で福島原発の「低温停止」も予断を許せません。
爺婆はともかく乳幼児、幼児と未婚の若者たちへの放射能被爆が気になります。
福島原発の復旧工事の進捗を願っています。
産経新聞:
東京電力福島第1原発1~4号機の発電用タービン建屋の地下で、高濃度の放射能を帯びた水たまりが見つかった。汚染水の排水作業は難航し、原子炉冷却に向けた復旧作業の大きな障壁となっている。今後、回収した汚染水の処分にも困難が予想されるなど、国際原子力機関(IAEA)の天野之弥(ゆきや)事務局長は「終わりまではまだ遠い」と指摘している。(大矢博之)
◇
「見たくないようなひどい数字だ」。原子力安全・保安院の幹部は、値の高さに顔をゆがめた。
東電は2号機のタービン建屋地下で採取された水の放射能濃度が1立方センチ当たり29億ベクレルと保安院に報告。その後分析評価に誤りがあったとして再調査すると発表した。だが、放射能濃度が高いレベルにあることには変わりないとみられる。
タービン建屋内の放射線量は水面、空気中ともに毎時1千ミリシーベルト以上が計測され、計測器の針は振り切れた。「再計測しようにも放射線量が高すぎ、現場にいられる時間が足りない」(東電)といい、実際はさらに高い可能性もある。
タービン建屋には、原子炉の冷却システム復旧に欠かせない電源やポンプなどがあり、ここでの作業は避けられないが、3号機タービン建屋に入った作業員が被曝(ひばく)したように、汚染水が作業を阻んでいる。
■足りぬタンク
汚染水は他のタービン建屋地下でも見つかった。1号機の排水作業では、汚染水をポンプでくみ上げ、「復水器」と呼ばれる装置に注入している。
復水器の容量は1号機が1600立方メートルで、2~4号機が各3千立方メートル。復水器に残っていた水もあり、「すべての汚染水を復水器に入れるのは難しく、別タンクが必要になるかもしれない」(保安院)という。
また、復水器に入れた汚染水の扱いも、今後の問題として浮上している。
汚染水はフィルターで放射性物質を除去したり、蒸発させて量を減らしたうえで放射性廃棄物として処理することになるが、「これほど大量の汚染水を処理した経験はなく、どれだけ時間がかかるか見当もつかない」(東電)。
京都大原子炉実験所の宇根崎博信教授(原子力基礎工学)も「汚染水には半減期が長い放射性物質が多く含まれ、処分は大変な困難を伴う」と指摘している。
(以下省略)
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