王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

中国 建国60周年

2009-10-01 17:37:37 | 中国関連
中国建国60年パレード、新ICBM初公開(読売新聞) - goo ニュース

天安門広場を大陸間弾道ミサイル「東風31A」が発射筒に入ったまま行進してましたね。

大型トラックも新品みたいで故障の心配をしなくて良さそうでした。昔ソ連が軍事パレードを行う時は四つ角毎に予備車が控えていて故障車に備えていたとか。

空には円盤レーダーを背負った大型の飛行機(何だかソ連のアントノフ何とか見たいな機体ーー中国の最新鋭機だそうですが恐らくコピーでしょう)を中心に戦闘機がカラーの煙幕を張っていました。

軍事費が8兆円を超えるそうですがこんな外向きの軍事力で新疆やチベットその他国内の貧困地区の不満を抑えられますかね?

一方胡錦濤主席は天安門広場からの演説の際人民服を着ていたのにはお笑いでした。
オープンカーでのパレードの場面で「同士們 辛苦了!」(同士諸君 ご苦労さん と言った感じ)ですがこのシーンは小平閣下が元気だった時の演出と同じなのを思い出しました。

改革開放政策の成功を強く打ち出していましたから当然と言えば当然です。

益々豊かになる人々と置いていかれる10億人くらいの貧困層。この裂け目をどれだけ押さえ込むかが内政上の問題なのでしょうね。
外貨準備高が日本を抜いて1兆数千億ドルとなっています。
何やかや言いながら輸出立国でドル経済圏に組み込まれつつあります。
着実に価値が下落するドルと米国債を抱えて中国がどう行動するかじっと見守る必要があります。中国は広場で見せた核ミサイルを持っていますから米国とのせめぎ合いも日本とは違う手荒さを見せるでしょうが残念ながら日本はその真似を出来ません。

欧州はドル価値下落に備えEU通貨圏を立ち上げました。
それに習うなら仇敵の日中が和解し東アジア通貨圏を形成しようと考えるのは悪い事ではありません。只2-30年の時間軸が必要と思わないといけないようです。


読売新聞:
【北京=関泰晴】中国は1日、建国60周年を迎えた。

 胡錦濤国家主席(共産党総書記兼中央軍事委員会主席)が北京・天安門広場での祝賀大会で演説し、共産党の「歴史的功績」を誇示した。

 10年ぶりとなる軍事パレードも行われ、米国のほぼ全域を射程におさめる大陸間弾道ミサイル(ICBM)「東風31A」(射程1万1200キロ)が初公開された。

 胡主席は「今日、世界へ、そして未来へ向かう社会主義中国が、世界の東方で堂々とそびえ立っている」などと述べ、60年間の発展に自信を示した。

 その後の軍事パレードでは、陸海空軍と第2砲兵(戦略ミサイル)部隊など計8000人が参加した。公開された52種類の主要兵器はすべて国産で、9割が初公開という。

 「東風31A」は、1999年の建国50周年で公開されたICBM「東風31」(射程8000キロ)の改良型。燃料は固体で、核弾頭3~5個を搭載できる。

 このほか、最新鋭戦闘機「殲―10」や、空中警戒管制機「空警―2000」などが編隊飛行した。(引用終わり)
コメント (2)
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政治資金で「キャバクラ」?!

2009-10-01 06:12:24 | 政治
政治活動でキャバクラ利用 江田議長ら民主5議員団体(共同通信) - goo ニュース

そもそもは毎日新聞が政権交代を機に「公表されている政治資金収支報告書」を精査した結果のようだ。

民社党の江田参院議長(目下党籍離脱)川端文科相他5名が03-07年にキャバクラやクラブ等女性従業員の接待する店の費用を政治活動費として計上していた。

江田氏237万円、川端氏114万円その他直島経産相146万円、松野官房副長官46万円、松本衆院運営委員長34万円と報道されている。

江田氏の秘書は「不適切な支出」を認めているがその他の方は否認だったり、ノーコメントや返還を口にする議員もいる。
仮にキャバクラでなく普通?のスナックだとしても「政治資金」による支出は適切と思われない。
どうやら法律上は「何に使っても良い」そうだから違法ではなく不適切な支出かどうかが焦点となる

もっとマスコミで関係者が大叩きされるかと思っていたが「政権政党のおかげ」か?他に「JAL再建、天下り禁止」等直近の山積する問題に目が向いてるおかげか?追求の2の矢3の矢が続かない。

例えば江田氏も若い頃は野党のしかも少数派であったが「正しい事を言っていた」
地元の姫井参院候補を応援する頃からタレント風議員になってしまった。
今や参院議長であるが「地位ボケ、金ボケ」するには早い。
江田氏他4氏も「政治資金」の無駄遣いに3倍する節税或いは稼ぎの改革を実現して悪行の償いをして欲しい。
口も八丁、手ならぬ体も身奇麗にしないと議員生命をまっとうできません。
今後をしっかり見守っています。


共同通信:
江田五月参院議長や川端達夫文部科学相ら民主党の計5議員の政治団体が2003~07年分の政治資金収支報告書に、女性従業員に接客させるキャバクラやクラブなどでの飲食代を政治活動費として計上していたことが30日、分かった。その原資には政党交付金も含まれるため、支出の在り方が問われそうだ都内のキャバクラなど11店を利用。5年間で計約240万円を支払ったという。
(引用終わり)
コメント (3)
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