京都観光のガイドブログです。定番の楽しみ方から特別拝観、さらには年に1度の御開帳まで。
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Amadeusの「京都のおすすめ」 ブログ版(観光)
石清水八幡宮4 特別公開 本殿 書院(八幡散策6)
写真は、書院前庭
2013春の非公開文化財特別公開での模様です。
2015春の非公開文化財特別公開では本殿廻廊が公開されました。
本殿の右手で受付をし拝観料800円を納め、東門から本殿廻廊内に入ります。
正面の楼門から連続して舞殿および幣殿があり、その奥に本殿と並びます。
本殿は前方の外殿と後方の内殿からなる八幡造りです。
そしてその外殿と内殿の間に信長が寄進した“黄金の樋”があります。
これは本殿の左右に少しずつ顔を覗かせていますが、長さは21.7mあり本殿を左右一直線に貫いているそうです。
また本殿の周囲は塀で囲われており、瑞籬(みずがき)といいます。
瑞籬の欄間の彫刻が見事で、様々な植物や動物が極彩色で彩られています。
本殿の背後をまわり、左手に来ます。
この途中、本殿に向かって左手後方の角に摂社の武内社本殿があり、これも国宝です。
西門の蟇股部分には、猿が掘られています。
しかし夜な夜な悪さをするということで右目に釘を打って動けなくしたそうです。
これを「目貫きの猿」といいます。
西門から本殿を出て楼門をくぐり、参道を戻ります。
社務所の先左手に書院があります。
前庭は重森三玲の枯山水庭園です。
書院に上がると、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康からの書状などが並べて展示してありました。
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2013 春 妙心寺 天球院 特別公開の案内
写真は、門前
最近話題になっている妙心寺 天球院が、明後日から公開されます。
綴プロジェクトで、襖絵をデジタル複製したものが展示されます。
実に9年ぶりの公開だそうです。
期間
5/25(土)~6/9(日)10:00~15:00(受付は14:30まで)
なお今後も年2回、2週間ずつ公開する予定だそうです。
恐らく次回は秋、10月から11月上旬ではないでしょうか(僕の予想です)。
拝観料
一般:1000円。
京都文化協会 賛助会員:会員証提示で800円
です。
アクセス
妙心寺の正門は南総門ですので、まずはこちらから。
JR花園駅か、市バス91系統か93系統にて妙心寺前で下車します。
花園駅で下車した前の道が丸太町通で、これを右折します。すぐに道がY字になります。
ちょうど正面に大きな「妙心寺」の石碑があります。
右手が丸太町通の続きで、この先に妙心寺前のバス停があります。
左手に進むと道なりに左にカーブし、やがて正面に南総門が現れます。
京都駅から来られるのなら、JR嵯峨野線の花園駅下車で、境内徒歩が1番早いでしょう。
そして妙心寺境内は以下を見て頂ければ分かります。
・妙心寺1 概要
ご覧のように天球院は、妙心寺境内の最北端ですので、実は北総門が1番近いです。
北総門から入るなら、市バス10系統、26系統ないしは嵐電の妙心寺駅で下車が近いです。
見所
まずデジタル複製したものは、狩野山楽・山雪筆の「竹に虎図襖」4面と、先の「山楽 山雪展」でも出展されていた「朝顔図襖」4面が展示されるそうです。
また今後複製品の制作が予定されているオリジナル文化財も鑑賞することができるそうです。
そう書かれると「梅花遊禽図襖」への期待が高まりますが、どうでしょう(笑)。
まあ今後もプロジェクトが進むにつれ、新しい複製が増えた状態で公開されるようなので、そんなに慌てることはないのかもしれません。
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平安郷1 一般公開(福王子・広沢池散策9)
写真は、庭園中央の枝垂れ桜
平安郷(へいあんきょう)は、世界救世教いづのめ教団が所有しており、4月の第1週末と11月第3週末の金曜日~日曜日の各3日間ずつ、さらに5月中旬のカキツバタに合わせて、期間限定で一般に無料で公開されます。
夜間のライトアップもあります。
アクセスは「福王子・広沢池散策1」を参照してください。
表門を入り、広沢池を左手に見ながら進みます。
すると芝生の広場に出ます。
すぐ右手には楠風荘(なんぷうそう)という茅葺きの休憩所があります。
この中に遊歩道かがいくつかあり、2筋の小川も流れています。
まずそのまま直進します。
この辺りの紅葉もきれいです。
正面に数寄屋風の池畔亭があります。
この前あたりから広沢池への周遊舟が出ます。これも無料です。
さらに奥に進みます。
右手、庭園中央には大きな大きな枝垂れ桜があり、周囲は囲ってあります。
これがメインです。
ソメイヨシノよりは早咲きのようです。
さらに奥に進むと、庭園左手最奥に上の茶屋(春遊亭)があります。
ここでは抹茶とお茶菓子が振る舞われます。これも無料です。
庭園中央奥には春秋庵という母屋がありますが、これも枝垂れ桜と同様で囲いの中でした。
枝垂れ桜の前を通過して庭園の右側に移動します(庭園を時計回りにまわっています)。
枝垂れ桜の前にも小川が流れます。
手前に戻りながら遊歩道を歩きますが広い芝生なので、終始庭園全体が眺められます。
やがて鏡池と藤棚デッキがあります。
向月台のように鏡池にデッキが張り出します。
広い芝生の庭内に川が流れ、桜が咲く光景がきれいです。
そして元の楠風荘に戻り、1周です。
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2013 5/12の拝観報告7(補陀洛寺)
写真は、本堂
二ノ瀬駅から出町柳方面へ1駅の市原で下車します。
1日乗車券なので”チョイ乗り”に最適です(笑)。
この機会に是非再訪したかったのが、補陀洛寺(ふだらくじ)です。
小町寺として有名ですが、正直それを除けば万人にはおすすめしにくいお寺です。
当然”マイナー散策”の扱いです(笑)。
僕としては
・前回本堂内部をしっかり見ていなかった
・由緒書きを貰っていない
・第9回京都検定1級で出題された因縁!?(もちろん正解(笑))
があり、当初から春の白龍園の際に再訪と思っていました。
お2人を付き合わせる形になりましたが、初めてのかんじろうさまは比較的テンション↑。
よかったです(笑)。
いずれマイナー散策の本編で掲載しますが、小野小町関係に興味がないと・・・な寺院でしょう。
特に境内が大きい訳でも、庭園がある訳でもないです。
また叡電の市原駅と二軒茶屋駅の真ん中あたりにあるのも不便。
駐車場はメチャ狭い・・・。
興味があれば貴船・鞍馬のついでに寄ってみてください。
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佐野藤右衛門邸(福王子・広沢池散策8)
写真は、入口から続く紅枝垂れ桜
桜守の佐野藤右衛門さんの個人のお宅で、植藤造園を営まれています。
春は種々の桜が順に咲き誇ります。
アクセスは「福王子・広沢池散策1」を参照してください。
参観は無料です。
敷地の真中にはお屋敷、お宅に仕事場があり、この周囲を桜が取り巻きます。
入口から奥に道が続きます。
入口右手には大きな祗園枝垂れ桜が複数あり、さらに奥に向かって多種の桜があります。
この道の右側は紅枝垂れ桜です。
左手には茅葺きの母屋があり、この前は苔と石組みがきれいな庭園になっています。
道を進み敷地の奥に向かうと、そこにも桜が多数植えられています。
そして敷地を反時計回りにまわります。
敷地の左手から戻ってきますが、この辺りにも枝垂れ桜がたくさん植えられています。
そして1周して一条通に戻ってきます。
ここは多種類の桜があるので、全体が一気に満開になるのではなく、順々に満開を迎えます。
桜のシーズン中は、何かしらの桜が咲いているような感じです。
桜の時期に公開される次項「平安郷」と一緒に行くのがおすすめです。
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2013 5/12の拝観報告6(白龍園)
写真は、新緑の庭園
さて妙満寺を後にして歩きます。
どこまでかって叡電の木野駅までです。
ここは結構近いです。
そして二ノ瀬駅で降りて向かったのが、当日で春の特別公開が終了した白龍園です。
ここの入場券は現地では購入できず、出町柳駅でしか買えません。
だからです、西行庵~大徳寺までの移動の途中で出町柳駅の寄ったのは(笑)。
1日乗車券付きの参観チケットを事前に購入していたのです。
参観御の内容は、下記掲載済みの本編を参照してください。
白龍園1 観覧券購入 前庭
白龍園2 庭園
toganjiさまは初訪問です。
なんだか僕が引きずりまわしている!?のでしょうか(笑)。
特に驚くほどではないですが、庭園派としては季節を変えて訪問するのは鉄則です。
同じ庭園でもかなりイメージが変わりますからね。
前回は紅葉時で、今回は新緑です。
個人的には秋の方がよかったですね。
もう少し早い桜の時期も印象が違うのでしょうね。
いずれにせよこの日で春は終わりでしたので、人が少なくてよかったです。
丘陵の上にある”福寿亭”で3人でブログ関係のヨタ話をしました。
他愛もない話でしたが、楽しかったです(笑)。
そして白龍園の前にはお茶屋さんがあります。
昼食を何も食べていなかったので、ここでおぜんざいを3人で頂きました。
糖分補給をしながら、ここでも今後のツアーに談議。
もはやこのお2人は常連さんですからね(笑)。
すでに次なる企画が楽しみです(笑)。
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アクセス(福王子・広沢池散策1)
写真は、簡易地図
きぬかけの道の仁和寺からさらに西で、嵯峨野までの間のエリアです。
この間にも実はいろいろな寺院があります。
あまり通常から拝観をしていないところが多いのですが、それぞれは非常に魅力的です。
アクセス
きぬかけの道を西へ進み、仁和寺の仁王門前を通過します。
ずっと進むと神護寺に向かう福王子の交差点ですが、この間に1か所だけ信号のある小さな交差点があります。ここへ右折します。
細い道を突き当りまで進んだ森の中に、「陽明文庫」があります。
さらにきぬかけの道を西に進むと、福王子の交差点です。
きぬかけの道が高雄に向かう周山街道と交わるところです。
この交差点は6叉路になっています。
このうちまっすぐに北に延びる道を約300m進んだ突き当りに「妙光寺」があります。
福王子をさらに西へ通過します。
市バス10系統、26系統、59系統にて山越で下車すると、山越の交差点から西の一条通は緩やかな下り坂です。
広沢池に達するまでの左手一帯が、「佐野藤右衛門邸」です。
ハッキリした門がないので分かりにくいです。
1番西側(広沢池寄り)の入口が大きくて分かりやすいでしょう。
さらに先の右手には広沢池の東側に接して「平安郷(へいあんきょう)」があります。
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2013 5/12の拝観報告5(妙満寺)
写真は、本堂から見上げる比叡山
待って頂いているタクシーに戻り、向かったのが妙満寺。
この辺りはセットですが、大田神社→圓通寺は約2kmで坂あり。
圓通寺→妙満寺は約1.5km。
歩こうと思えば歩けますが、移動時間や同行者合わせて3名という状況ならタクシーという選択になってしまいます。
結局大徳寺から妙満寺まで2700円ぐらい。
1人900円だったので、さっさとタクシーで移動するのが正解ですね。
さて妙満寺です。
拝観の詳細は、下記掲載済の本編をご覧ください。
・妙満寺
ここは”雪の庭”や“安珍・清姫伝説の鐘”でも有名ですが、この“安珍・清姫伝説の鐘”はこのメンバーには縁があります。
今年の都をどりに、これを題材にした演目があったのです。
それに参加したのが、我々3名とあんとんさまでした。
また以前にも書きましたが、本堂にお参りした後は是非後ろを振り返ってください。
比叡山が目の前です。
ヘタしたら圓通寺よりきれいです(笑)。
しかしこの絶景は、”雪の庭”からはあまり見えないんですよね。
残念。
もしこのお庭に雪が降って、しかも借景が雪の比叡山ならどんなにか・・・と思ってしまうのは僕だけでしょうか。
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妙心寺23 特別拝観18 慧照院(太秦・花園散策28)
写真は、五色散椿が咲く庭園
慧照院(えしょういん)は通常非公開ですが、4月末に五色散椿が咲く時期だけ事前予約制(3日前まで)で拝観が可能です。
ただしご住職は、あまり拝観に乗り気ではなさそうです(笑)。
また2016年の春の禅寺一斉公開で、4/20(水)~4/22(金)の平日3日間特別公開があり、この際は庭園に降りることも出来ました。
表門を入り細い参道を進みます。
正面には墓地があります。
この参道途中の右手に玄関があります。
玄関に入り声をかけると御住職が出て来られます。
玄関を上がって直進した右手に仏間があり、左手に前庭があります。
この前庭に五色散椿が咲いています。
一面苔で、飛び石があります。
左手には大きめの灯籠があり、庭園中央には大きな石が地面から顔を出すように置かれています。
かつてはここに大きな松があったそうです。
そしてその石の右手に五色散椿、さらに右に隣接して五重の石塔があります。
五色散椿は樹齢120年で、白と赤の花があり、ブチが入っているものもあります。
御住職お茶とお茶菓子を出して下さるのでそれを頂きながら、御住職もお詳しいお花や文化財のお話に花を咲かせるといいでしょう。
拝観料は志納でしたので、僕は1000円にしました。
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2013 5/18の拝観報告2 最終(相国寺 承天閣美術館)
写真は、玄関左手の普陀落山の庭
相国寺は以前から何度も来ていたのですが、ここは”初めて”です(笑)。
以前にWAN師匠から今回の「観世宗家展」の招待状を頂いており、「お庭を観るだけでもいいので、行ってみてください」と言われていたもので(笑)。
最近は伝統芸能にも興味があるので、今回は比較的前向きでした。
しかし写真の”普陀落山の庭”、”十牛の庭”に枯山水の中庭もあり、結構禅寺全開の枯山水庭園も多かったですね。
さらに展示室内に金閣寺の夕佳亭の内部が再現されていたのには驚きました(アレ要りますか(笑)?)。
そしてさらにさらに、金閣(舎利殿)のミニチュアまでもが・・・(アレ要りますか?2(笑))。
唐織などの衣装はこちらの知識不足で今一つ分からなかったですが、能面は興味深かったですね。
最近、博物館、美術館と動産系にも手を出し始めていますね・・・。
あんまりハマると収拾がつかなくなりそうですが、庭園程の”引力”はないですね(笑)。
まあ気が向いたものから、今後も徐々に攻めていきますね。
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南座 特別舞台体験(祇園散策7)
写真は、舞台から見た観客席
2012年のGWから始まった企画で、2013年3/16~4/16にも行われました。
南座の舞台に上がり、いろいろな仕掛けを体験できます。
1日9回(10:30~、11:00~、11:30~、13:00~、13:30~、14:00~、15:30~、16:00~、16:30~)で、各回30分弱、1人1000円です。
チケットはWebや現地でも購入できます。
南座舞台に向かっての左手から入り、客席でスリッパに履き変えます。
そして舞台後に一旦出て、花道から舞台に上がります。
舞台から客席を見る機会もなかなかないです。
また舞台の奥行きは14.5mもあるので、かなり奥行きがあります。
舞台は円形に回る“廻り舞台”の仕掛けがあり、最初にこれで1周舞台上を廻ります。
思っていたより速かったです。
次に前後2段の“迫り(せり)”で上下に動くのを体験します。
前は地下に下がり、後ろは約1.8m上昇します。
交代で両方乗れます。
2022年に再訪すると、新たに川端通側の搬入口を開けて、中から外を見られるイベントが追加されていました。
その後は、緞帳を一旦閉めます。
緞帳の裏には“火の用心”と大きく書かれています。
そして最後に“ちょんぱ”という演出を体験します。
これはまず舞台も客席も真っ暗にします。
次に緞帳を上げます。
すると拍子木が鳴って、一気にライトを全開にするのです。
全てが一気に現れる演出です。
再度花道から退場して終了です。
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2013 5/18の拝観報告1(十念寺)
写真は、本堂と前庭
5/12の続きは再び脇に置いて(笑)、今日は15:00までは妻を解放する日。
朝から長男と次男を連れ3人で梅小路公園&京都水族館へ。
年間パスを持っているので京都水族館はよく行くのですが、今日は3周!させられました。
B派の京博状態です(笑)。
なんとか14:30頃まで遊んで15:00頃に帰宅して、ここから少しだけ1人でお出かけです。
向かったのは話題の十念寺です。
しかし京都は狭いですね。
十念寺に入るや否や”あんとん”さまが出て来られました。
これだけならそれ程でもないのです。
受付行くと「あっ、○○さん(僕の名字)!」
見たら受付の方は、なんと長男の幼稚園で担任だった先生じゃないですか!
聞けばここがお友達の実家で、家も近所なのでお手伝いを頼まれたのだそうです。
この流れですので、拝観料は固辞されました(笑)。
内部については今後の本編で掲載するとして、感想です。
メインは重文の「仏鬼軍絵巻」ですが、これは当然見事なものです。
それ以外には雲谷等顔や曽我蕭白の雲龍図なども印象的でした。
ある意味気になったのは、「大塔宮」でしょう。
明治32年と最も新しい作品です。
この護良親王(もりながしんのう)ですが・・・少女マンガタッチですよね(笑)!
あれらの作品の中では目立ちましたね!
以前からあの本堂が気になっていたので、不動産的にも良かったです(笑)!
そして次に向かいます。
WAN師匠に”釘を刺されていた”?!件です(笑)。
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和輪庵(南禅寺別荘群散策28)
写真は、紅葉の和輪庵 庭園
京セラの迎賓館で、きれいな庭園があります。
アクセス
哲学の道沿いにあります。
鹿ヶ谷通と丸太町通のT字路(住友有芳園のところ)を北上し、2筋目へ右折します。
坂を登ると哲学の道に突き当りますが、その左手に和輪庵の表門があります。
一般には非公開です。
桜の時期にクレサンベール(京セラの宝飾店)の桜花展が、秋には錦秋展がここであります。
その招待状があれば中に入れます。
表門をくぐると敷地の手前にある洋式の迎賓館の玄関に入ります。
玄関の受付を経て、左手はホテルのパーティー会場のように華やかなお部屋です。
右手前方の部屋は休憩室のようになっており、ここの大きな窓から庭園が一望できます。
右手には廊下が続きます。
この廊下の先にお座敷のある別棟が右手奥に連なるので、建物がL字型になっています。
このL字に挟まれたスペースに池泉回遊式庭園があります。
座敷の廊下から外に出られます。
座敷を背にして洋式の迎賓館が左手にあります。
庭園は中央に大きな池があり、大きさは無鄰菴の1/3程度です。。
池の手前には広い芝生が拡がります。
芝生の左手には手水鉢に梅、右手には枝垂れ桜、右手奥から小川が池に流れ込み石橋が架かっています。
池の周りには松や紅葉などが植えられ、苔のきれいな散策路があります。
庭園に比して池が非常に大きいので、散策路のある庭園外周は結構狭い印象でした。
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2013 5/12の拝観報告4(圓通寺)
写真は、方丈前庭
serimamaさまは大田神社でお帰り。
かんじろうさま、toganjiさまと僕は、さらにタクシーで北へ。
向かったのが、圓通寺。
toganjiさまが初めてでした。
ここはこの方丈の借景、比叡山があまりに有名ですね。
このお寺の写真は、これしかないぐらいです(笑)。
本編は下記のごとく掲載済みですので、感想だけ。
・圓通寺
方丈と潮音堂にお参りできます。
方丈庭園の比叡山ですが、木立がちょっと邪魔ですね。
もう少し比叡山借景を見やすくしてもいいんじゃないかと思いました(笑)。
そして方丈の庭園は写真撮影が可能ですが、それ以降の潮音堂周辺にはしつこいぐらい”写真撮影禁止”の張り紙が・・・。
何があったのかは分かりませんが、あちこちに。
あそこまで書かれると折角の風情が台無しに・・・。
ここを出た段階で12:30ぐらいでした。
当初から、
・たくさん拝観できるが、昼食の目途がないコース
・拝観数は減るが、昼食が確保できるコース
の2つがありました。
同行のお2人にどちらがいいかお伺いしました。
するとお2人とも”前者”でいいとのこと。
さすがアマデウス会員さんです(笑)!
こんなコース”普通の人達”には提案できません。
気を使わせたのでしょうか(笑)。
ということで、昼食なんてどこ吹く風で拝観を続けます!
そうそう、忘れていました。
由緒書きが、リニューアルされていました!
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流響院3 主屋、涼流亭(南禅寺別荘群散策5)
写真は、流響院の由緒書き
春と秋の公開では庭園だけでしたが、別の機会に建物内部が参観出来ましたので報告します。
主屋
門内の前庭から内部に上がります。
まず入って右手に仏間があります。
庭園の1番手前のお部屋です。
床は庭園より高いのですが、緩やかな傾斜を挟んで高くすること。
さらに建物自体の高さを抑えることで、庭園と建物の一体感が出ます。
襖絵などはいずれも米軍接収以降に新たに作り変えたもので、仏間は森田りえ子氏のものです。
さらに奥に4畳半のお茶室ともう2部屋が雁行状にならび、徐々に庭園に突き出します。
1番庭園に突き出た部屋が“月見の間”です。
檜皮葺の屋根が広く突き出しており、そこに柱が1本もありません。
また窓には蔀戸が付いており、さらがら寝殿造りのようです。
涼流亭
まず屋根が杮葺、檜皮葺と杉葺の3つが使用されており、さらに2重の切妻になっている(簡単にいうと屋根が二段)のが特徴的です。
お茶室は4畳半の原叟床(げんそうどこ)です。
原叟床とは、1番奥の1畳を改造して床の間にします。
床の間は、まず縦横ともに70%ぐらいのひとまわり小さな畳1枚分です。
その角に床柱を建てます。
すると床の間の外がL字型に残ります。そこは板の間にするのです。
これが原叟床です。
こうすることでより空間を広く見せることができるそうです。
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