HIROZOU

おっさんの夜明け

老後が不安

2016-01-26 18:13:05 | メモリー

もう来年の3月一杯をめどにこの仕事を辞めよう

あと1年と少し

その間にやるべき事と今後の取り組みを考えよう

学生の時から僕の生活の糧を支えてくれた

昼間は病院で下働き

夜は学校

良い時代だったんだろうな

今はダメ

僕の後ろを歩んだ後輩たちに僕の歩んだ同じ道はもう無い

娘達にも別の道を歩ませた

しかし運命のバトンは渡せた

どうもあの日から運気が下がったしまった

去年の娘の大学の卒業式

大学は素晴らしい環境に恵まれていて

大学のホールには大勢の親御さん達が詰めかけていて

僕は客席の最上段の片隅で式の進行を見守っていた

しかし、僕には他の父兄達と別の感傷に浸っていた

僕の胸に去来するのは

自分自身が娘と同じ歳の卒業式

30数年前

その時の小さな学校のホール

恩師

恩師に言われるがまま見知らぬ土地の就職先に赴き

そのままこの土地に住着いた

娘の卒業式が進行している

壇上には大学の理事長に学長それに教授陣

30数年前、僕の卒業式に出席していた僕の二人の恩師

その二人が目の前の30数年後の娘の卒業式にも列席している

一人は理事長として

もう一人は医学博士の教授として

娘にとってはちっぽけなバトンだろうが

僕自身は学び舎だけでも繋げたかった

あの日思ってしまった

(もうええか)

コメント
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