久しぶりに坂東眞砂子の本を読んだ
読んでいて、ゾクゾクと(あれ、風邪ひいたんかいな)
と恐怖で悪寒を感じさせる内容の本だ
舞台は奈良の古い田舎町
そう言えば坂東眞砂子って奈良の女子大出だ
蛇神に纏わる話だけれど
もう・・これでもかっ!
てなぐらい暗く、じめっ!と湿った話が続く
眞砂子ワールドだ
途中、猫が首を切られて生贄にされる場面があるんだけど
そう言えば一時、坂東眞砂子って‘猫殺し,で叩かれていたような・・
あんなもん、ペットの避妊手術が一般的で無かった昔
うちの田舎でも間引いた猫の子を川に流していた
(悲しい、思い出がある・・昔、うちの飼い猫のミィの生まれたばかりの目の開かない子猫を箱に入れて川に流したら猫のミィが川に飛び込んで子猫の首を咥えて陸に上がった来た
もちろんその子猫はもう川に流さなかったけれど)
この本に書かれていた一説に
「神は人間にいつも優しい顔を見せてくれるとは限らない
優しい顔の裏には恐ろしい顔が潜んでいる、神の優しい顔を見続けることが大事なのだ、
その顔から注意を逸らすと、神はくるりと顔を裏返しにする、そして、災いをもたらす
恐ろしい顔を人間へと向けるのだ・・・」
とある
そうだよ、
神さんは人間に‘罰,も与えるんだよ
・・と
なんとなく罰当たりのわしは納得してしまった
今朝方夢を見た
古い橋の下にごみが散乱していて
よく見るとゴミの中に100円玉や500円玉の硬貨が混じっている
懸命に探しながら拾っている
そしたらとうとうお札まで落ちている
千円札から一万円の札束まで落ちとるやんか!
一万円の札束を拾って裏返したら
一万円札の裏が印刷されて無くて真っ白!
(こんなもんか)
それを持って警察に向かったとたん
目が覚めた
よくお金を拾う夢は見るんだが
どう云う心理状況が夢になったんだろう?