昨日、時代小説を読んでいたら三途の川の渡しに奪衣婆(だつえば)なるおばやんがいて
亡者の生前の罪を亡者から剥ぎ取った衣服を衣領樹の木の枝にかけて
枝のしなり具合を見て死後の処遇を決めるんだと
閻魔様が裁判官だとしたらおばやんは検察かな
この歳になって初めて奪衣婆なるおばやんがあの世の入り口にいるなんて知った
世間一般の人のほとんどは自分が地獄に落ちるとは思ってないだろう
わし自身思っていないが
(わからんでぇ~)
わしがあの世に行って奪衣婆のおばやんがわしの衣服を衣領樹の枝に掛けた時・・
わしの生前の悪行の重みで枝が折れたりして
何だか‘死,って遠いもんだと思っていたけど
知らんうちに身近に来てたりして
わしゃ長生きしたい