今日も昼休みに手賀沼に行ってみました。
沼と湖の違いが分かりませんが
沼はなんだか暑苦しいですね
垣根の朝顔が花を咲かせました。
我が郷土の直木賞作家坂東眞砂子の郷土を題材にした作品
他に宮尾登美子、山本一力さんなんかも郷土を題材にした作品を多く書いている
短編作品が5作載ってる
第一作「神祭」
高知には「おきゃく」と呼ばれる風習があって
地区の祭りの日に親戚縁者を呼んで酒にお寿司などごちそうを振舞う
僕の実家でも襖を取り払って大宴会を開いた
僕も高校生になると大人の宴会の合間に近隣の同級生を招いた
もちろん酒も飲み放題だ
京都の大学生だった姉など大学の先生やサークル仲間なんかも呼んでいたから
我が家の客間は一日中どんちゃん騒ぎだった
しかし、僕が実家を出た頃から田舎から人が消えた
若者は都会に出て年寄りだけが取り残された
いつの間にか「おきゃく」を開く家が無くなった
この「神祭」の主人公のおばあさんは野良仕事の合間に
線路の枕木を踏みながら「おきゃく」招かれて部落にやって来る
お客さん達のまぼろしをを見る
第5話「祭りの記憶」
よさこい祭りでの出来事
実はよさこい踊りはそんなに古いものじゃない
徳島の「阿波踊り」に対抗して即興的に作ったもの
僕が子供の頃の盆踊り
浴衣を着た女の子たちがカチャカチャと音のなる「鳴子」と呼ばれる
拍子木を持ってよさこい節に合わせて踊りを踊る
土佐のぅ~高知のはりまや橋で坊さんかんざし買うを見た~♪
ちなみにうちの田舎では阿波踊りも踊った
笹山通れば笹ばかり~♪イノシシ豆食ってほ~いほい♪
踊る阿呆に見る阿呆~♪
僕の脳裏に田舎の盆踊りの音と風景がセピア色に広がる
僕の記憶の盆踊りは「よさこい踊り」も「阿波踊り」よりも鳴り響いていた歌が
森昌子さんの「せんせい」なんだ
何年前やろ