松山ホステス殺人事件の犯人で逃亡後、時効直前に逮捕された福田和子さんが書かれた本
校正はほとんどされて無くてほぼご自身が書かれたそうだ
アマゾンの書評を見てみるとこの本を読んで腹が立ったと言う人が随分いる
反省感が無い自己顕示欲が強いとか
だけど反省文のような本を読んでおもしろいだろうか
確かに彼女のやった事は有無を言わさず悪い、それは置いといて
本の内容はおもしろい
彼女がそんなに美人と言うわけじゃ無いのに男を手玉に取ったのはたぶん頭が良いからだろう
だいたい水商売でナンバー1になれる人は容姿じゃなくて頭の回転の良い人だと思う
15年近くお金も持たずに自分の体一つで逃亡を続けた
これだけでも並大抵の人間じゃできない、肝っ玉も太いんだ
リンゼイさんを殺害した市橋君もその前には永山さん も本を書かれていた
市橋君はけっこうお金持ちの家で生まれて
福田さんと永山さんは薄幸な幼少時代を過ごされた
薄幸だとして罪が軽くなるわけじゃ無いけど
福田さんがこの事件で長期間逃亡し出頭し無かった事に
未成年時代に拘置所でレイプされたトラウマは判決には留意され無かった