数年前に亡くなった西村賢太さんは芥川賞作家だ
中学を出て高校には行かず肉体労働で糧を得るが生活は乱れ留置場に入れられたりもした
作風も私小説的なもので一昨年54歳で亡くなってしまう
西村さんの人生の歩みを狂わせたのは幼い頃父親が起こした性犯罪がきっかけだった
それを機にお姉さまや西村さんの生活は一変する
西村さんが起こした事件では無いが父親の犯罪は家族をも巻き込んでしまう
ましてや性犯罪、家族に向けられる他人の目も違ってくる
父親との外出も出来ないし学校にも行かれない
最近、週刊誌やネットの記事を賑やかしている話題がある
お笑い芸人の性加害だ
強制だか任意だか分からないが
マスコミはこぞって彼を加害者にしようとしている
もう焚きつけるやら煽り立てるやら
芸人さんには思春期ぐらいのお子さんがいるみたい
もう子供さんはお父さんと外に出られない後ろ指をさされる
学校でも絶対に噂に出る
家族がそうならないような配慮なんて今のマスコミにあるわけが無い
人権だの差別だのヘイトなどと騒ぎ立ててるマスコミが
芸人の子供の一人や二人どうなろうと知ったこっちゃないと言う
そういう世の中なんだから
今日は寒いね・・・
どこかに出掛けようと思っているんだけれど・・こう寒いと出足が鈍るね
暇だからネットを見ていたら他所さんのブログに下町の長屋の写真が出てた
随分前だけれど夏の暑い盛りに谷中の狭い路地裏を歩いていたら、
幾人かの観光客が足を止めて長屋の小さな庭を覗いていた
何だろうな?と思って僕ものぞいてみたら
縁側のある座敷のガラスを開け放してステテコ姿のお爺さんが寝ているんだ
ステテコ1枚で寝ているお爺さんが谷中の路地裏の景色に溶け込んでいい味を出してる
ステテコのお爺さんが本人は意識していないけれど観光客にとってのノスタルジーに一役買っていた