タムロン105mmF2.5 CT-105
私は100mmレンズフェチとして日々100mmのレンズを漁っているのですが、ふと気付いて捜索範囲を
「105mm」まで広げたところ・・ありましたありましたタムロン105mmF2.5 CT-105です。
発売は昭和51年だそうで尊敬する植村直巳さんが北極圏単独犬ぞり走破に成功したり
日清焼そばUFOが発売されたりしています。ピンクレディーが踊ってましたねえ。
ちなみに私はいまだに蓋を二枚送って抽選でもらったジェッターマルスのUFO浮き袋持っています(^^)。
非常に小型で軽量なレンズで4群4枚275gです。ほぼ同スペックのニッコール105mmF2.5が435gですから
6割くらいしかないのですね。ピントリングはぶつぶつ模様のゴムで非常に個性的なデザインで、遠目でもタムロンレンズと
分かるのは良いですが、いささかパターンが細かすぎてヒキガエルの皮みたいですね。(^^;)。
ニコンF タムロン105mmF2.5 1/1000 開放 ベルビア50
ズームレンズ本舗といった感じのタムロンですが、有名なマクロ90mmをはじめちょいちょい単焦点レンズでも
スマッシュヒットを飛ばしています。とくにその単焦点レンズのアウトフォーカス部のボケ味の良さは定評があり
「ボケのタムロン」←(関西人には罵倒しているようにしか聞こえませんね(^^;))として認識されています。
この105mmも期待に違わずやわらかいボケ味です。昔国産レンズにありがちのもへもふな感じもありますが
丸めにボケてくれているので水仙のとがった葉っぱもとろけぐあいがなかなかです。
ニコンF タムロン105mmF2.5 1/125 F5.6 ベルビア50
せっかくですから普通に絞っても使ってみました。こちらもまたまた昔国産らしいへちゃつぶれ感がありますが・・(^^;)。
でも今までのレギュラーであるニッコール105mmF2.5と比較してもそんなに遜色があるとも思えませんし
器材を軽くしたいときはこちらを持ち出すことになってしまいそうです(^^)。
アダプトールとか,アダプトマチックの時代でしょうか.そうそう,この鮫肌というか壁みたいな凹凸でしたねー.ヒキガエル(笑
雑誌のテストではまだQZシリーズのような黎明期のズームばかり採り上げられて,餓鬼の魂にはタムロン低性能の刷り込みが.
でもレンズ白書バックナンバーを見るとこの105など単焦点は当時から良いのですよね.
水仙のような線の繰り返しでほとんど2線が出ないのは凄いなあ.
船の写真も非常にシャープ.ドンシャリかどうかはモニタではよくわかりません.
ともあれこのレアレンズの画像が拝見出来ただけで幸せです.
ニッコールといえば先日ヘキサノンAR100/2.8を買ってきて,OM100/2.8,オートタクマー105/2.8などと一緒にオートニッコールP105/2.5を試しました.
銀鏡胴のニッコール105ってガウスまえのゾナー型と記憶しますが,結構開放ふわふわで,先入観とえらく違って驚きました.
私の個体だけなんでしょうか...Sマウント105はもっとクリアだったと思ったけど..
OMズイコーが小型化に反して最もシャープで周辺まで安定しており,それにも驚きました.
lensmaniaさま
コメントありがとうございます。
私を100mm好きにした犯人はズイコーの2.8です。
おっしゃるとおり私もズイコーが一番のお気に入りで
次点がヘキサノン・フジノンといったところでしょうか。
やわらかくしたいときはロッコールですかね(^^)。
100mmクラスに外れなしといったところで
とりあえず「作品」ぽくなりのでついつい頼って
しまいます(^^)ゞ。