オリンパスOM2000 フォクトレンダーウルトロン40mmF2
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最近の新車の販売数は、軽自動車が4割を占めるそうです。
私は「この世でスバル360が一番の名車」と思っておりますから
軽自動車が国民車となりつつある現状は喜ばしいかぎりです(^^)。
気がつけば、あのトヨタさえもこっそりとピクシス(PIXIS)というブランドで
軽自動車を販売しております。
もっともトヨタが製造しているわけではなく、ダイハツのOEMですね。
そしてフィルム一眼レフのOEM供給で有名なのがコシナです。
今回はそのコシナからのOEMボディでありますオリンパスのOEM2000・・・
あわわ、OM2000でございます。
OM2000というネーミングは1/2000秒搭載機という意味だったのかしら?
1997年当時のカタログを写させていただきますと
「写真を自分の表現にするために、マニュアルという自由を、OM2000は選びました。
はじめて言語を学ぶように、ファインダー内の光を、ひとつひとつ確かめ、
映像を創造する悦び。写真と本格的に取り組みたい人のために、マニュアルだけに絞った
OM2000のシンプルな機構。それはまさに、光と上手に遊ぶ道具です。」
「はじめて言語を学ぶように」とのたまわっておきながら
「写真と本格的に取り組みたい人のために」と言い訳しております。
「光と上手に遊ぶ道具」ですから上手に遊べないヘタッピーには容赦しないのでわ?
初心者さんお断り感バクハツですね(^^)。
カメラの雰囲気は異父兄弟のニコンFM10のOMマウント仕様です。
オリンパスの意地といたしまして、露出計がスポット測光に切り替えられるようになっています。
また綺麗なブロンズのメッキがほどこしてあります。
今回の装着レンズはまたまたコシナのウルトロン40mmです。
ボディもレンズもOMマークつきのコシナ製で
コシナフルコンプリート!というわけです。さてさて「光と上手に遊ぶ」
ことができるでしょうか(^^)?
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オリンパスOM2000 フォクトレンダーウルトロン40mmF2 1/125 F5.6 ベルビア50
最近できました三木山総合公園の遊具です。今の公園の遊具は色めもハデで
楽しいですね。ベルビア50にもぴったりといったところです。
いつもながらウルトロンはシャープな絵をつくってくれます。
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オリンパスOM2000 フォクトレンダーウルトロン40mmF2 1/125 F5.6 ベルビア50
最近撮影に行く時間がなかなか取れませんので
いつものハーバーランドで妥協です。カモメのみなさんの糞で
どろどろですが・・(^^;)。
辺りは中国人観光客の方だらけでカモメに負けないくらいの
喧噪状態でありました。
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オリンパスOM2000 フォクトレンダーウルトロン40mmF2 1/125 F5.6 ベルビア50
近くの南京町では春節祭の準備の追い込み中でございました。
こちらも中国人観光客だらけです。
中国の方が南京町を見ても萌えるところはないであろう気もしますが(^^)。
ウルトロン得意の赤の発色が、ベルビア50の特性とあいまって
バリバリであります。
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オリンパスOM2000 フォクトレンダーウルトロン40mmF2 1/60 F4 ベルビア50
伊藤園の自動販売機ですが、ごらんのとおりのピカチュウ仕様です。
ポケモンの登場が1996年といいますから、もはやふた昔以上も前なんですね。
世界的キャラクターに成長したうえに、ポケモンのカードゲームなど
現在大人気モードです。ただ、ポケモンジェットもそうですが
このてのラッピングものは結構存在時間が短いので
おさえておかねばなのです(^^)。
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オリンパスOM2000 フォクトレンダーウルトロン40mmF2 1/1000 開放 ベルビア50
ウルトロンの良いところは、私のマスターレンズのズイコー40mmF2とちがいまして
開放絞りからばっちりと実用で使えるところです。
ズイコー40mmF2は開放で撮影しますと文字通り絵にかいたようなもへもふと
周辺落ちを見せてくれますからね。しかもボケは二線ボケという(^^;)。
ウルトロンはご覧のように開放からぴしっとピントがきておりますし
非球面レンズながらボケも許容範囲です。
しかし彫刻とはいいながら、ハトの位置が帽子の上とは・・
連想されるのは「フンをされるんじゃないかい?」以外ないようですが・・
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オリンパスOM2000 フォクトレンダーウルトロン40mmF2 1/125 F5.6 ベルビア50
今年は二見の御厨神社さんに梅を見にいかせていただきました。
お供えの樽酒の横にはなぜか巨大リラックマです。
子供たちには人気でしょうが、樽酒との違和感はバリバリです。
でも楽しい神社ですね。
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オリンパスOM2000 フォクトレンダーウルトロン40mmF2 1/500 開放 ベルビア50
開放絞りで紅梅を狙ってみました。ピントの合ったところと、背景の浮き出しが
良い具合ですね。開放ながらピントのあったところのシャープさはさすがは非球面レンズです。
このウルトロン40mmはマイナーチェンジを繰り返しながらいまだに現役です。
コシナもよほどの自信作なのでしょう。
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オリンパスOM2000 フォクトレンダーウルトロン40mmF2 1/125 F5.6 ベルビア50
私は40mmで写真を修行しましたので、絵が作りやすくてついつい余計に撮影してしまいます。
実際OM2000とのコンビではハンドリングも良く快適です。
実はグリップまわりのゴム貼りは経年変化でもにゅもにゅになっているのですが
黙っていればわかりゃしません。
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オリンパスOM2000 フォクトレンダーウルトロン40mmF2 1/125 F5.6 ベルビア50
このOM2000の欠点といえば、巻き戻上げレバーを予備角まで
開いた状態でないとシャッターが切れないことです。
本家オリンパスのOMボディはシャッターロックがないので
「電源OFF時でさえもシャッターが切れて、シャッターチャンスを逃がさない」
というのがセールスポイントでしたから違和感爆発です。
スポット測光を搭載するくらいなら、シャッターロックは省いてほしかったですね。
もっとも「シャッターロックがないと困る」というユーザーも多いのでしょうけど・・
私も今回は5回くらいシャッターチャンスを逃してしまいましたよ(TT)。
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オリンパスOM2000 フォクトレンダーウルトロン40mmF2 1/125 F5.6 ベルビア50
塩屋にあります異人館のグッゲンハイム邸です。
いつも国道2号線か山陽電車から眺めるだけだったのですが、今回公開日が休日とうまく
重なったので訪れてみました。平日にもかかわらずけっこうな人出です。
ちなみに入館料は無料であります(^^)。
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オリンパスOM2000 フォクトレンダーウルトロン40mmF2 1/60 F4 ベルビア50
二階のバルコニーです。山陽電車の線路がすぐそばなうえに
踏切がカンカン鳴りますのでほっこりまったりの雰囲気はあんまりございません。
コントラストが出ないわけではありませんが、コシナらしいへちゃつぶれ感は
醸し出されておりますね(^^)。
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オリンパスOM2000 フォクトレンダーウルトロン40mmF2 1/125 F5.6 ベルビア50
霧の明石海峡を疾走するエスコート船の「ぎんが」です。
白い霧の中に赤い船体が映えますね~。ベルビア50はこのような
赤い被写体の撮影には最強です。
実際の見た目よりも赤色がビビッドに強調されますからね(^^)。
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オリンパスOM2000 フォクトレンダーウルトロン40mmF2 1/125 F5.6 ベルビア50
国道2号線の須磨の天神橋です。昔はこの真ん中に神戸市電が走っていたんですね。
実はこっそりとJR線にEF66機関車が入ってくれてます。あと何年か後には
貴重なカットとなりそうですね(^^)。
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オリンパスOM2000 フォクトレンダーウルトロン40mmF2 1/125 F5.6 ベルビア50
綱敷天満宮さんのおみくじ結びです。受験シーズンもありまして
凄まじいおみくじの量です。天神さまもこれだけのお願いごとを
聞き分けねばならぬとは、大変でございます。
神様ですから過労死の心配はないでしょうが、心の中で
「働き方改革を俺にもくれ!」と叫ばれているかも(^^;)。
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オリンパスOM2000 フォクトレンダーウルトロン40mmF2 1/1000 開放 ベルビア50
天神さまといえば梅・梅の木といえば天神さまです。
近所なうえに開花時期も報道されますので、時間のないときは
ついついおすがりしてしまいます。
昔はお花見といえば梅のことだったらしいのですが
豊臣秀吉の醍醐のお花見以来、桜の下でどんちゃん騒ぎが定番になったそうで・・
ゆっくり撮影するには梅花にかぎります(^^)。
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オリンパスOM2000 フォクトレンダーウルトロン40mmF2 1/125 F5.6 ベルビア50
最近どんどんスター選手が加わり大躍進中のヴィッセル神戸のホームスタジアム
ノエビアスタジアム神戸です。選手のお鬚率が高いですね(^^)。
Jリーグは選手の移動が激しいのでこれもまた貴重なカットになること
請け合いです。
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オリンパスOM2000 フォクトレンダーウルトロン40mmF2 1/125 F5.6 ベルビア50
ノエビアスタジアムの横に保存されています神戸市電です。
サッカー観戦などでノエビアスタジアムに行くには神戸市営地下鉄湾岸線ということになりますが
遅いは、車両が小さいはで評判が非常に悪いです。
どうせ小さい車両で運用するなら素直に路面電車を引き直せばよかったのにですね。
OM2000はコシナ製で純正のオリンパスボディとは操作もフィーリングも
まったくちがいます。ただハード的には必要にして充分でした。
シンクロが1/125秒でできたり、最高シャッタースピードが1/2000秒あったりと
メリットもありますので存在意義としてはなくはない印象です。
実際の撮影結果とは異なるにしましても
フォーカシングスクリーンのキレもボケ味もなかなかです。
OM2000一台ですべてをまかなうのは寂しいですが
電子シャッターのAE機(OM-2とかOM-4とか)
と併用すると電池がなくてもシャッターが切れるメカニカル機ですから
安心で楽しいですよ(^^)。
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