コンタックスRTSⅡクオーツ ヤシカMLマクロ55mmF2.8
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全国1,000万ヤシコンファンの皆様お待たせいたしました。
ついにコンタックスRTSⅡの登場でございます\(^0^)/!
1982年(昭和57年)発売時の広告を写させていただきますと・・
「これでもか。これでもか。自分の映像を追い求める。
そして、最後のシーンに登りつめるとき、躊躇することなく
CONTAXを手にして頂きたい。
その緻密なメカニズムが、その信頼性のボディが、いやむしろ、
その高い芸術性が、ラストショットを完璧なものとしてくれるでしょう。
芸術のためのテクノロジー。CONTAXには、最高の映像が似合います。
いつも、ドラマは、最後に起こる。」
いや~何が言いたいのかぜんっぜんわかりませんね!
今風にいえば中二病満載の文章です(^^)。
いつもドラマは最後に起こる・・て最後にカメラが動かなくなって
ユーザーが怒るのではないかと勘ぐってしまいますな。
なにしろ故障の多さでは有名なコンタックスですからね。
「整備済み」ということで購入しましたが
実際に撮影に持ち出すとなるとハラハラドキドキです(^^;)。
実は本機は昨年手にしていたんですけれども・・
プロフェッショナルモータードライブW-6装備だったんです。
そして購入するまで知らなかったんですが、W-6を装着するには
ノーマルの電池蓋のところにW-6と本体とを
つなぐパワーアダプターという部品をいれておかないといけないんですね。
つまり購入したときにW-6が付いていた・・ということは
ノーマルの電池蓋がないわけです。
ボディ単体では使用不能なのでした・・。
それならW-6付きで使えばええやん!というところですが・・
なんと使用電池は単三が12本!いやはや重たいのなんの。
RTSⅡのボディだけでも735gありますからね。
W-6が430g
電源部のパワーパックが250g
そして単三電池12本ですよ・・
私はX-1モーター買ったわけではないのに(TT)。
そこでノーマルの電池蓋を探すのにこれまた時間とお金がかかったと
いうわけなのです。
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コンタックスRTSⅡクオーツ ヤシカMLマクロ55mmF2.8 開放 AE ベルビア50
おとものレンズはヤシカML55mmF2.8です。
コンタックスといえばマクロプラナーでなくちゃ!ですが
値段と程度で妥協できる個体がなかなか見つかりませんでした。
今回のML55mmは久しぶりに中古カメラ店で普通に購入しました。
オークションでジャンクあさりばかりしている普段から考えますと
われながら大英断です。ヤシノンレンズには今まで好印象しかないので
期待を裏切らない描写にほっとしています(^^)。
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コンタックスRTSⅡクオーツ ヤシカMLマクロ55mmF2.8 開放 AE ベルビア50
マクロレンズなので一番得意なのは接写なのですが
もちろん通常撮影でも普通に撮れます。
なかなかに立体感のある描写ですよね。
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コンタックスRTSⅡクオーツ ヤシカMLマクロ55mmF2.8 開放 AE ベルビア50
名谷センタービルの横にあります植木のプランターです。
なんと博覧会ポートピア81の再利用品です!
1981年の開催ですから、はや38年も昔のブツなんですね!
ほぼほぼこのRTSⅡと同い年ではありませんか(^^)。
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コンタックスRTSⅡクオーツ ヤシカMLマクロ55mmF2.8 開放 AE ベルビア50
今年の桜はお天気も良く楽しめましたね。
遠景のボケはいまいちですが、マクロレンズですから
まあ、こんなものでしょう。
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コンタックスRTSⅡクオーツ ヤシカMLマクロ55mmF2.8 F4 1/125 ベルビア50
ヤシカらしい彩度を強調しすぎないナチュラルな感じの描写です。
ビビッドなイメージカラーのベルビア50とは相反な感じで
逆の意味で使いやすい感じですね。
少しく青っぽレンズでしょうか。
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コンタックスRTSⅡクオーツ ヤシカMLマクロ55mmF2.8 F4 1/125 ベルビア50
ブロックの隙間に咲く可憐なスミレです。
むかしアスファルトを押しのけて育った「ど根性大根」てのが話題になりましたが
このスミレもなかなかのど根性ぶりですね(^^)。
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コンタックスRTSⅡクオーツ ヤシカMLマクロ55mmF2.8 F5.6 1/125 ベルビア50
ベルビア50で撮影しますと青空はぶりりんと濃ゆい色になりがちですが
ヤシノンパワーでしょうか、消火栓の看板とともにリアルな発色です。
同門ライバルたるツァイスとは明らかに異なる発色が素敵です。
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コンタックスRTSⅡクオーツ ヤシカMLマクロ55mmF2.8 F4 1/125 ベルビア50
満開も満開どまんかい!な桜です。
梶井基次郎さんのように「桜の木の下には死体が埋まっている」というのを
信じてしまいそうです(^^;)。
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コンタックスRTSⅡクオーツ ヤシカMLマクロ55mmF2.8 開放 AE ベルビア50
可憐なシロバナタンポポです。
私の家の近所ではかなり珍しいです。
色が珍しいだけでただのタンポポよりもかわいくみえるよな
気がします(^^)。
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コンタックスRTSⅡクオーツ ヤシカMLマクロ55mmF2.8 F5.6 1/125 ベルビア50
最近はソメイヨシノよりもこういった山桜系が魅力的にみえてきました。
ソメイヨシノよりも開花時間が長くて撮影しやすいですしね。
どばばばばっと並んで咲いてないのが多いので
目移りしないで一本一本じっくり愛でてしまいます。
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コンタックスRTSⅡクオーツ ヤシカMLマクロ55mmF2.8 F5.6 1/125 ベルビア50
廃車ではありますが、新幹線のコスプレをした幼稚園バスです。
モチーフは二代目の車両100系ですね。まだまだ昭和時代の車両です。
現在の百花繚乱たる新幹線軍団たちとは比較になりませんが。
当時の園児たちの笑顔がしのばれます(^^)。
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コンタックスRTSⅡクオーツ ヤシカMLマクロ55mmF2.8 F5.6 1/125 ベルビア50
ド定番の被写体のれんげの花とミツバチさんです。
私は蜂蜜はこよなく好きなのですが、最近は中国製ばかりで
購入にも勇気がいります(^^;)。
今回RTSⅡで撮影して一番好ましく感じたのは美しいボケ味の
ファインダースクリーンの楽しさでした。
また、ウリのフェザータッチのレリーズも
撮り始めこそ違和感があったものの
慣れると非常に快適でありました。
ヤシカMLマクロ55mmはボケ味こそイマイチですが
リアルな発色はマクロプラナーとダブルで保有できる理由が
充分ある性能です。
頑張ってマクロプラナーのジャンクを探してみましょうか・・(^^)。
さて日頃興味深く注視していたレンズのお話大変ありがたいです.
ヤシカは50mmクラスのマクロをf2.8とf4の2種類も用意した上にS-プラナー60/2.8と,後に1/2倍のマクロプラナー60まで出してきた希有の会社で,特に55/2.8はツァイスラインと完全に被る,真っ向対決のレンジです.
思えばヤシカMLはフルラインでツァイスと被っており,商品戦略的にだいじょうぶなんかいなと心配になるくらいです.
55/4は,レンズじゃなくデンタルアイというリングストロボ固定FX3派生機を持っていまして,じゃもうレンズはいいか,となっています.
完全フラッシュマチックで好きな絞りは選べず,高倍率ではf16-22で描写もへったくれもありませんが,良く写ってはくれます.
上位機種の55/2.8はなかなか安い物に出会わず,手を出しませんでした.
とても魅力的な写りのようですね.煩悩が増えてしまいました.
MLは24/2.8を30年使っており,ツァイス25/2.8より良いので25が出て行きました.
35/2.8も一時持っていましたが,ツァイスと写りが変わらずいつの間にか金策に消え.
高速神戸のマツミヤさんが閉店される間際に,ML21/3.5を確保,ぼちぼち使っています.ツァイス21はおいそれと買えない...
コメントありがとうございます。
今回のML55mmF2.8は長年の捜索に疲れ果ててとうとう店舗で購入してしまったレンズです(^^;)。
あまりメディアに登場したことのない玉なのでどんな写りかいささか不安なところもあったのですが、ヤシカらしいあっさりした発色ながら心に気持ち良い描写でほっとしているところです。コテコテの色のりのマクロプラナーよりもリアルカラーで良いと思われます。マクロプラナーはすでにジャンクで入手しておるのですが、後玉の清掃が必要なのでなかなかオンステージさせられません。なんとか紅葉までにはメンテできればと考えているのですが・・(^^;)。