オリンパスAF50mmF1.8
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私は以前はクルマが大好きで、運転しながらあっちゃこっちゃに停まっているクルマの
種類を確認しながら走り、珍しいクルマやお気に入りの貴重な車種がいるのを見つけると
わざわざ後日に訪ねて撮影しに行ったりしていました。
当時のクルマは今と違ってそのクルマの持つ色々なデバイスをステッカーで貼り付けるのが
流行でした。「Turbo」「TWINCAM 24VALVE」「FULLTIME 4WD」などなど。
今までなかったのが装着されているのが嬉しくてついつい自慢したくなるという心理で
ある意味子供っぽいといって良く、現在のクルマは大人になったということでしょうか(^^)。
ところが大昔から今までスペックを多いに誇示して喜んでいるハードというのがあります。
そう、カメラのレンズです。昔のアナスチグマットなどの表記からレンズ銘:スペックなどは
もちろん、「アスフェリカル」とか「ED」とか・・・非常に誇らしげです。
ところが当時オリンパスは大人?だったのでしょうか、オリンパスAFレンズには
ご覧のとおりな~んにも書いてません。焦点距離の「50」という数字が控えめに
書かれているだけで、全然嬉しくありません。
そんなところで大人にならんでも良いではないか、オリンパス!という感じです。
OM-707ともども全然売れゆきは芳しくなかったようですし、こんなことなら
大人になんかなりたくねえ~とオリンパスも思ったのではないでしょうか(^^;)。
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OM101 AF50mmF1.8 プログラムAE バックライト補正 プロビア100F
レンズは従来のズイコー50mmF1.8と同スペックながら新設計らしく
ズイコーは4群6枚なのにオリンパスAF50mmは5群6枚です。
絞り羽もズイコーは6枚しかないのにAFは7枚ですから、微妙ですがハイスペックです。
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OM101 AF50mmF1.8 プログラムAE バックライト補正 プロビア100F
先日28~85mmを使っていたときと比較しますと、レンズが小型軽量になったぶん
「OMらしさ」は多いにアップしました。が、レンズが軽くなったのでなんかブレやすくなって
しまったような・・・(^^;)。ズームレンズの重量感が懐かしくなってしまって
我ながら身勝手の極みです。
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OM101 AF50mmF1.8 1/30 F2 プロビア100F
いつもの「解放絞りネコ」を撮影したかったのですが、ずいぶんと陽が落ちていました。
無理やり1/30秒で切りたかったので、やむなくマニュアルアダプターを使用したので
設定絞りはF2です。アナログダイヤルでの設定ではやはり半端なF値は難しいです。
F1.8レンズではスクリーンのマイクロプリズムが消えてしまってピント合わせが
28~85mmのときよりやりずらく感じてしまいました(^^;)。
今度は素直にズイコーレンズを装着して楽しんでみようかと考えています。
でもそれでは普通のOMボディと変わらなくなってしまいますね(^^)ゞ。
輸出バージョンには6枚構成50/2があるようですが,私は現物を見た事がありません.
Sズイコーとどう描写が違うのかは解りかねます.
AF単焦点は全てフードを内蔵している所がなかなかのものです.
その効果は非常に限定的な物ではありますが,ないよりまし.かなあ.
銘玉といわれる50/2.8と焦点距離がかぶるので,置いてけぼりになることも多いのですが,暗所撮影に是非一本欲しいですね.
いやOM50/1.2を付けりゃあいいんですが...
それと,AFオリンパスレンズは皆重量が結構ありますね.よい材料なんでしょうが,カメラの格とはあわないような.いや101も結構このクラスでは重たいのですけどね.
次に何が出てくるのか,楽しみで楽しみで仕方がありません(^^)
コメントありがとうございます。
おっしゃるとおり、AFシリーズは持ち重りする玉が多いですね。新シリーズの展開に多いに開発陣がはりきって、「ワインダー内蔵ボディなら今までの小型軽量の縛りのない、リッチテイストのレンズを作れるぞ!」と気合を入れていたのかな?などと思ったり(^^)。
かえすがえすもピントリングがなかったのが残念でなりません。
僭越ながら、写真の楽しみも広がりそうですね。機材面では制約も大きくなるかもしれませんが・・・・・・。
さて、確かにオリンパスのAFレンズは地味です。あののっぺり感は、私もいただけないと思います。
OM101、まったく中途半端な機体です。パワーフォーカスでカメラの新しい面白さを切り開いたかと思いきや、そのほかの基本的なところで痛し痒しという・・・・・・。
ほんと、評価に困る機体です。
リアルタイムで手に入れていた人たちも困っていたでしょうね~。
実際に「親バカメラ」に最適なカメラといいますと、AFで比較的明るくて広めのレンズがついた押すだけで写る機械が最強かなと(^^)。そういう意味では大口径のレンズがついてEE機能がついていたキヤノネットが良かったんだと思います。
昔わたしのいた店ではOM101の標準セットを台数限定特価で販売したところ、「ピントが合わへんやん!」
というクレームになったことも・・・。
「ピントは合うんじゃない。合わせるんだ。」とヨーダのように諭さねばならないのでした(^^;)。
このレンズ、フォーカスリングがないことがMFできない本質ではありません.
ボディマウントとレンズ側のAFアクチュエータのキーがかみ合って、レンズ装着状態では手動でフォーカスリングが回らないのが問題なのです。
じゃ外したら?
レンズ着脱ボタンを押している間はボディにキーが引っ込んでフォーカスリングがフリー回転しますね.
マウントを完全に装着せず,嵌る0.1°くらい前で止める着脱ボタンが押された状態で止まります.
これならボタン押し込み続けなくてもOKだ.
アカン,自動絞り作動はするけどボタン押した状態では常時最小絞りに絞り込まれる,AもMも効かない.ダメやあ.
101よりハイスペックの707が有効活用できるかなと思ったのだが.
斯く成る上は707のアクチュエータを取っちまう手もありますなあ.
ps.ズームは軽い回転ヘリコイドでMF簡単です.単焦点は、単焦点は手に掛かる所が無い上に直進ヘリコイドだから苦労しますが、ねじ込みフッドを併用したら行けそうな.