ミノルタ αスイートⅡ AF28~70mmF2.8
今年はおめでたいことに、神戸港開港150周年だそうです。いつも撮影に行かせてもらっている神戸港が
150歳になられるとは地元民としましても感無量であります。
そして偶然にも休日がヒットしまして、多数催されるイベントのうちでも魅力的な
「神戸帆船フェスティバル」に行くことができました(^^)。
機材は何にしようか迷ったのですが、最近プライベート面でゴタゴタして疲労が溜まっていることもあり
所持カメラの中でも超軽量・ハイスペックをほこるミノルタ αスイートⅡを選択いたしました。
ジャンク箱からワンコインでゲトしたのですが、1/4000秒シャッターや
最高秒3コマの巻き上げなど名前の「スイート」からは想像できないハイパーなマシンなのです。
勝手知ったる神戸港でのイベントでありますが、やはり人出の多さや安全性確保のための
パーテーションで撮影ポイントには制約が多いことが予想されます。
私の所有する「ちゃんとしたレンズシリーズ」の中でも真面目なAF28~70mmF2.8を選択です。
たまにはこういう真面目なハイスペックレンズも使わなくちゃです。そのままですと小型軽量すぎて
スイートⅡとは重量バランスが悪いので単三バッテリーパックのBP-200も装着です。
て、結局スイートⅡにして軽量化を図った意味がなくなる重量になってしまいました・・(^^;)。
ミノルタ αスイートⅡ AF28~70mmF2.8 1/250 F5.6 ベルビア50
「みらいへ」230トンです。新港第一突堤の入り口に一番に繋留されていますのでほぼ一番人気です。
残念ながら薄曇りで、張り切ってベルビア50を入れてきたのが裏目にでてしまいました(^^;)。
さらにズームらしいへちゃつぶれ感からも逃れられておりませんね。この手のズームレンズにありがちな
「単焦点レンズを上回る高性能」というセールストークにまたもや騙されたようです。
「高性能」というのはメーカーに単焦点レンズより利益をもたらすことを言っているのでわ~(^^)。
ミノルタ αスイートⅡ AF28~70mmF2.8 1/250 F5.6 ベルビア50
続きましては韓国の「コリアナ」135トン・ロシアの「パラダ」2,284トンです。
コリアナは全長41メートルで小さなフネです。パラダは108.6mで110.09mの
日本丸・海王丸とほぼ同じ大きさですね。どちらもネイビーブルーの船体に満船飾が映えてますね!
ミノルタ αスイートⅡ AF28~70mmF2.8 1/250 F5.6 ベルビア50
私くらいのおじさんになると「ロシア」といえばパルナスのコマーシャルソングです。
おとぎの国のロ~シアの~♪オフネにのってみましょう(^^)。
ミノルタ αスイートⅡ AF28~70mmF2.8 開放 AE ベルビア50
今回の28~70mmF2.8はハイスペックのズームにもかかわらず寄れないことで有名です。
最短撮影距離は85cmもあります。パラダ号のコンパスです。70m域でいっぱいいっぱいに寄ってこのくらいです(^^;)。
ミノルタ αスイートⅡ AF28~70mmF2.8 開放 AE ベルビア50
ロシアといえばマトリョーシカです。これだけ大きいとロシアのおばさん感バクハツですね。
奥のテーブルに置かれている写真にはプーチンさんと安倍首相が写っております。
今となってはけっこうイタイ組み合わせの写真です(^^;)。
ミノルタ αスイートⅡ AF28~70mmF2.8 1/250 F5.6 ベルビア50
海上保安庁のマスコットキャラの「うみまる」さんです。
当日は酷暑と言っても良いほどの気温でしたので誠にご苦労様でありました(^^;)。
ミノルタ αスイートⅡ AF28~70mmF2.8 開放 AE ベルビア50
同じく酷暑の中でもにっこりと微笑んでいただいた一日海上保安部長さまです。
せっかく美人の方のポートレイトを撮らせていただいたのにあせって70mm域で
撮影しなかったのが悔やまれます。人間落ち着きが肝心ですねえ。
ミノルタ αスイートⅡ AF28~70mmF2.8 1/250 F5.6 ベルビア50
小さくて「水上チョロQ」と言った感じの港務艇「竜王」です。普段は「給水バージ」を押して
入港しているフネに神戸ウォーターを給水するのが主な仕事だそうです。
満船飾を飾っていると絵本に出てくるフネみたいでかわいいですね。
ミノルタ αスイートⅡ AF28~70mmF2.8 1/125 シャッター速度優先AE ベルビア50
ハーバーランドを遊歩していたコスプレのお姉さんがたです。巡音ルカさんと初音ミクさんですね。
コスプレというパフォーマンスすっかりメジャーになりました。昔はオタク・・・あわわ、限られた人にのみ
理解できる自己表現といった感じでしたが(^^)。私のようなフィルムカメラじじいもに嬉しい限りです。
キャッチアイを入れたくて日中シンクロをしてみたのですが、内臓フラッシュが感度50のベルビアには
非力だったのかアンダーになってしまいました。モデルになっていただいたお二人には
本当に申し訳ございませんm(__)m。
ミノルタ αスイートⅡ AF28~70mmF2.8 F4 AE ベルビア50
19:00からのライトアップを待って再びパラダの撮影です。予想以上に照明が少なくて
ちと寂しげなライトアップでした(^^;)。
ミノルタ αスイートⅡ AF28~70mmF2.8 F4 AE ベルビア50
トリは海王丸でございます。スローシャッターなのでフネが揺れて若干被写体ブレをしております。
今回、朝から晩までスイートⅡで撮影しまして名機の実感を新たにしました。
小さなボディに高性能ハードを詰め込んだ、まさにトランジスタグラマーといったマシンです。
SSMモーターのレンズにも対応しておりますので、ノーマルのα9をしのぐところもあるわけでして。
特に単三バッテリーパックのBP-200をゲトできれば、後から本体を買っても絶対満足できますよ(^^)。
さてαSweetII,この頃になると発売の順番が記憶になく,スペックもIとIIの変更点も全然知らないていたらく.確か某社の接吻系よりワンランク上位だったような.
ミノルタAFレンズは,底値の時にだいぶ押さえまして,母艦はα7にしていますがご多分に漏れず表面ベタベタ服が汚れて困ります.
少し前まで8700や707(カード好きなんです),507が1野口様程度で転がってて,あまりに不憫で連れ帰っていましたが,SweetIIは見たことないし,バッテリーグリップはなおのこと見ていません.
もしかして珍品? 気をつけて見ておこう.
さて28-70,17-35,80-200の所謂大三元は憧れました。まだまだ高価ですね。ただその後のソニー大三元があまりに高価なので割安感が出て来たか.
しかし大三元でも潰れちゃうんだ.
なぜズームへちゃつぶれするんでしょうね.もしかしたら枚数が多いから?
枚数多くてヌケが悪いと却ってコントラスト下がって暗部が持ち上がるかと素人考えするんですが,実例としてはズームダメなんですよね.
でも枚数少なくてもズイコーは潰れるのか.不思議だなあ.
コメントありがとうございます。こういう大げさなズームはあんまり得意ではないのですが、今回はヒット率優先で使用しました・・が、素直に50mmでももっていけばよかったと後悔しきりでした(^^;)。
私感でありますが、最近ベルビア50の感度が落ちているような・・・。ISO40設定で撮影していますしsweetですがらネガ向きの明るい露出で決めてくれると思ったのですけれども。あ、フィルムが古いだけかな?(^^)ゞ。