ズイコー100mmF2.8
今年の冬は雪がよく降って特に寒かったですね~。そのぶん春の暖かさがより一層ありがたく感じます。
うらら・うららと春風になよわれて今年も桜の撮影に出発です(^^)。
桜の花をむにゅむにゅっと引き寄せて写すには、中望遠レンズ100mmが最適であります。
ズイコーの100mmにはあともう一本F2の明るさのほうもあるのですが、春の陽気のうららかさには
より小型軽量でOMボディとのマッチングも完璧なF2.8が似合います。
というのは言い訳で、ウエストポーチにすぽりと入る100mmF2.8が便利すぎてついつい選んでしまうのでした(^^)ゞ。
OM-4Ti ズイコー100mmF2.8 F22 AE ベルビア50
私のマスターレンズであるズイコー100mmF2.8をOM-4Tiに装着して小野のさくら堤公園に行って見ました。
みごとなソメイヨシノの桜のトンネルにまったりほっこりです。F22までせいいっぱい絞り込んでピントをかせぎます。
こんな時にはOM-4TiのTTLダイレクト測光が便利ですね。シャッタースピードが遅くなればなるほど
信頼感がアップです(^^)。狙いどおりのもにょもにょ望遠レンズ圧縮桜を撮ることができました。
OM-4Ti ズイコー100mmF2.8 開放 AE ベルビア50
巷で人気の「背景のボケた一眼レフな写真」ならぬ「前景のボケた写真」を撮ってみました。
私がこの100mmF2.8が大好きな理由はこの前ボケの柔らかさと、開放からばっちしの描写力です。
菜の花は前ボケ写真の定番なわけですが、向こうの大きな椿と桜もズイコーには珍しい柔らかくてあたたかな
写りです。画角さえ合えばなんでもこのレンズで撮りたくなってしまいますね(^^)。
OM-4Ti ズイコー100mmF2.8 F5.6 AE ベルビア50
ちょっと足を伸ばしてあの「今日も牧場は日本晴れ♪共進ぎゅうにゅう良いぎゅうにゅう♪」で有名な
共進牧場に来てみました。ジャージー牛さんは桜に目もくれずもくもくと草を食んでいます。
花より団子ならぬ花より牧草ですね(^^;)。
OMシステムといえば広角レンズが有名で、実際「OMボディに広角レンズをつけてで軽快にスナップしよう!」
というのが定番ですけれども、たまには中望遠でスナップはいかがでしょうか?
この100mmF2.8はタマ数も豊富でF2と比較しても圧倒的に小型軽量です(F2.8は235g・F2は500g)。
OMがMシステムのころからラインナップされていますが、後記型のマルチコートになったバージョンの
タマ数も豊富にありますから、OMユーザーで「背景のボケた一眼レフな写真」を撮りたい方には
この100mmF2.8は実におすすめのレンズです。
ズイコーでも安価なほうですし、なによりボディに装着すると小顔でとってもかっこいいですからね(^^)。
ズイコーは明るいラインも暗いラインもそれぞれ最高に魅力的です.私は明るい方はあまり持っていませんが,仰る通り、100はf2と2.8、どちらも手元に置きたい凄いレンズですね.
コメントありがとうございます。このF2.8は私の最初の
100mmレンズでありまして、「とりあえず100mm」
のときいつも頼ってしまうレンズです。F2と比べると
OMボディとの相性がバツグンで実際手振れもすくなく
ますます良く写るというわけで・・(^^)。
こういったまるまるぼかしのレンズは残念ながら
デジタルでははねられてしまうみたいですね。
F1.2クラスのレンズがデジタルでは出てこないのも
そこが原因とか。