今年の夏も、妙な夏だった。
梅雨が明けてから鬼のように暑くなったのだが、お盆を過ぎると驚くほど涼しくなり、曇りや雨の日が多かった。早々と秋雨前線も停滞し、涼しいのはありがたいのだがまたこれで野菜が高くなるのか、と思うと喜べない。
考えたら、お盆を過ぎてからはエアコンをほとんど使わずに済んでいる。
そのおかげで、関西電力から届いた今月の電気代を見て驚いた。なんと前年同月比マイナス31.5%で済んでいるのだ。これほど安いと、野菜高を補って余りあるではないか。
自然の影響は、人間にとって良い事とそうでない事の両面がある。季節がもたらすウマいものや火山活動がもたらす温泉などはありがたいのだが、震災や先日の集中豪雨などありがたくない事も多々ある。
目先の電気代などに一喜一憂せず、自然の中で生かされている事に気付きいかに謙虚であるか、という事が問われているのかもしれない…