
以前買った腕時計が壊れ、しばらく時計のない状態だった息子に写真のカシオのデジタルウォッチを買ってやった。
今回コレを買ったキッカケは、たまたま聴いたラジオで「チープカシオ」というのが時代のワードとして注目されている、というのを知ったからである。チープカシオとは、その通り安いカシオの製品の事であり、若者の間で千円前後のカシオ腕時計が流行しているそうで今夏は売り切れになったモデルもあるそうなのだ。
私はこの傾向は、大変好ましい事だと思う。日本の技術で、ここまでリーズナブルで正確な時計が作れるというひとつの表れではないか。
私はいわゆるブランドに全く興味がなく、時計で云えばロレックスなどを持とうと思った事は一度もない。千円の時計だろうが百万円の時計だろうが、1人に与えられた時間は24時間しかないからだ。仮に一日25時間くれる時計があるならば、百万円出してもいいのだが。
同じように、クルマもいわゆる高級車には全く興味がない。クルマなんて走って曲がって止まればよいのだ。
このチープカシオ、カタログでは電池も10年持つそうだ。息子の大学卒業までは余裕である。寿命までに高い時計がほしくなれば自分で買えばよいのだが、もしそのような時が来るとすれば息子が色気づいた時だろうか。それはそれで楽しみではあるのだが(笑)…