ほしちゃんの「続・なるようにしか、ならん」。

安くてウマいもんと料理と旅行と音楽と競馬が好きなサラリーマンの暮らしを、ありのままに綴ります。

「山下達郎シアターライブ」を、自宅で鑑賞。

2021-09-10 18:17:14 | No Music,No Life.

我が尊敬してやまない「歌う人間国宝」山下達郎が2012年に全国の大都市限定で上映したシアターライブが、ついにミュージック・スラッシュによって配信され、先日私もがっつり視聴した。
リバイバルを含めると、私自身記念すべき10回目の視聴である(笑)。

もう内容については熟知しているので特段の感想はないが、明らかに音声と映像がズレている。
ドラムの手振りと実際に聞こえてくるビートに、明らかにタイムラグがあるのは何とかならないだろうか。

しかし、何度見ても2010年小樽の夏フェスで歌われた「さよなら夏の日」は、泣けて仕方ない(泣)。

最後にはオマケとして最近作られたアニメによる「さよなら夏の日」のMVが流れるのだが、これが全くいただけない。
何を隠そう、達郎自身昔からMVには否定的だった。
何かのインタビューで
「何が悲しくて、曲のイメージを画面で押し付けられねばならないのか」
と。
確かに、名曲「潮騒」を聴いて、100人いれば100通りの海が目に浮かぶのが音楽の良いところだが、それを限定してしまうMVは達郎自身の美意識に反する。
この「さよなら夏の日」のMVも私のイメージするものとは全く異なり、私がこの曲を30年聴き続けて築いてきたイメージに土足で上がりこまれたような違和感しかないのである…