私がB級グルメ大好きなのを知っている仲間が
滅多に、来る用事はない。
右に入ってすぐの「大連閣」だ。
かなり歴史のありそうな店構えだ。
確かに、イチゲンで入るのには勇気が要るが意を決して暖簾をくぐる。
店構え同様、店内もかなり年季が入っている。
箸を上げてみる。
あっさりし過ぎず適度にコクがあり、なかなかのウマさ。
「大阪メトロ中央線・九条駅近くに、入るのにものすごく勇気が要る町中華がある。行ってみてくれないか?」
と教えてくれた。
やってきました、九条駅。
滅多に、来る用事はない。
京セラドーム大阪に行くには環状線だし、昔はこの近くに草鍋の有名な「木川下(こかげ)」があったが、なくなって随分経つ。
その店は、駅北側の商店街「キララ九条」を300㍍ほど北進し、
右に入ってすぐの「大連閣」だ。
かなり歴史のありそうな店構えだ。
確かに、イチゲンで入るのには勇気が要るが意を決して暖簾をくぐる。
店構え同様、店内もかなり年季が入っている。
メニュウをみやる。なんと昭和な価格設定。
セットはないのだが、思い切って
セットはないのだが、思い切って
「ラーメンと焼きめしのセット、出来ます?」
と聞いてみると、出来るとの事。
先に焼きめし着丼。
こんな焼きめし、見た事ない。
こんな焼きめし、見た事ない。
具は牛(おそらくハラミ)、海老、イカ。
一般的には卵、ネギ、焼豚などが多いのだが卵の黄色もネギの緑もなく、ビジュアルは決して良くない。
しかしそんなビジュアルとは裏腹に、肉とと魚介の旨味がうまくミックスされて大層ウマく驚いた。
ラーメン着丼。
モヤシと、浮かんだ炒り胡麻の香りがいい。
モヤシと、浮かんだ炒り胡麻の香りがいい。
かくして、ラーメンと焼きめしの揃い踏み。
箸を上げてみる。
あっさりし過ぎず適度にコクがあり、なかなかのウマさ。
これぞまさしく「中華そば」だ。
そしてこのチャーシュー。
1㌢近い厚みのものが2枚あるが、よく煮込まれておりホロホロとほどける。
1㌢近い厚みのものが2枚あるが、よく煮込まれておりホロホロとほどける。
入るのに勇気が要る古びた町中華だが、ご多分にもれず長く続いている店には理由があるのである…