今日は3連休の中日、京都では3年ぶりに祇園祭・山鉾巡行が行われたが、私は行かない。
私は洛外の上賀茂に生まれ、幼い頃から洛中の連中から迫害を受け続けた事がトラウマになっている。
祇園祭というのは、すべからく洛中の祭りだ。洛中だけで盛り上がっていただければ結構。
そんな私は山鉾巡行などには目もくれず、いつもの温泉ドライブ。
かつての行きつけだった「ホテル ローザブランカ」の日帰り入浴がcovid-19のせいでかなり長期間営業を見合わせていたのだが、昨日から夏休み期間のみ営業を再開したというので、行ってきた。
その道中、三重県伊賀市にこんな店を発見。
中華料理「瑞福祥」だ。
県道からは少し奥まっており、偶然寄れる立地ではないのだが私はGoogleMAPでたまたま見つけ、チェックを入れていた。
「食べログ」で確認すると、なんと3.3もあるのである。
店内は、こんなん。
こんな田舎の、と言ったら失礼だが注文は全てタッチパネルなのだ。
私は日替わりランチみたいなのでよかったのだが、聞くと日曜は日替わりランチがないそうなのでアラカルトに。
こんな田舎の、と言ったら失礼だが注文は全てタッチパネルなのだ。
私は日替わりランチみたいなのでよかったのだが、聞くと日曜は日替わりランチがないそうなのでアラカルトに。
中華料理店のレベルを測るには、やはりラーメン・炒飯などベーシックなメニュウがいい。
そこで、まず妻と唐揚げ(小)をシェア。
1個がなかなか大きく、しっかり下味がついている。
熱くなく、パリッとした感覚はそれほどないためおそらく揚げて30分ほど経っていると思われる。
唐揚げなりパスタなりは、昼のピークの前に一度大量に作り置きし、客が来てから火を入れ直すのが一般的。しかしこの唐揚げ、数秒でよいので高温の油にくぐらせておいてほしかった。
続いて、ノーマルのラーメン。
シンプルで、かなりウマそう。
シンプルで、かなりウマそう。
たっぷりのネギ、チャーシュー、もやし、コーンもあり鮮やか。
箸を上げてみる。
ウマい。素晴らしい。
何度か書いた事があるが、店のレベルとスープの塩味は反比例している場合が多い。すなわち、アッパーな店ほど薄味で大衆的な店ほどひと口でハッキリわかる味付けになっているように思われる(個人の感想です)。
このラーメン、単品580円と大衆的な値付けなのになんと塩味控えめのウマいシャンタンなのだろうか。
少し遅れて、ミニ炒飯も。
付属のスープだが、卵が溶かれ片栗粉でトロミが付いているのだが極限まで味が控えてある。
ラーメンスープに輪をかけて、ウマい。
もちろん炒飯もふんわり、パラッとしており文句の付けようがない。
ここ数年、雨後のタケノコのように増えた「ブローカーが仕掛けたと思われる激安台湾中華」は麺とご飯物のセット、もしくは麺とおかず・ごはんで死ぬほどボリウムがありながら700円前後で食わせてくれるが、ブローカーが食材の仕入れまで世話しているからか、押しなべてどこも味に大差はなく、中には残念な店もある。
この店は一見そのように見えながら、中味はガチンコの中華であり地元で熱い支持を集めているようだ。
こちらの方面には温泉ドライブでよく来るため、先日の「ログハウスレストランたちばな」同様深掘りの価値はありそうである…