日本シリーズのチケット、瞬殺…

59年ぶりの関西ダービーで盛り上がる日本シリーズのチケットが今日正午から発売になったのだが、ご覧のように瞬殺となった。

正午前からログインし、希望の席種と枚数を入れて時報とともに「申し込む」を押すと、「チケットあるある」だがログインのやり直しを命じられる。

この何秒かのタイムロスで、勝負あっただ。

私は阪神ファンではないので京セラドームの１点買いだが、それでもまるで繋がらず、繋がった頃には全席売り切れであった。

相手が阪神でなければ楽勝だったのだろうが、おそらく甲子園をあきらめた阪神ファンが大挙して京セラドームのチケットに殺到したと思われる。

ま、いいか。家でビール飲みながらTVで観よっと(笑)！

個人的な予想では、4-0か4-1でオリックスが日本一になると思っている。

山本由伸、宮城、田嶋、山﨑福也、東などの先発陣に加え山崎、宇田川、平野らリリーフ陣も素晴らしく、阪神がこれを打ち崩すのは困難、という見立てだが、果たして…？

とにかく、笑い飛ばせ。船場センタービル「きもと」の、ワンコインランチ。

たまに来る、船場センタービル。

ここは大阪駅前ビル以上の破壊力を持ったランチスポットだが、３号館の地下に発見したのがこの「大衆スタンド　きもと」。

夜は大衆居酒屋で昼はランチが安いパターンだが、この2023年においてもかなり安い。

そんな中、目を引いたのがこちら。

なんと日替わり定食は、ワンコインなのだ。

カウンターに通される。
アヒル顔の女性店員が、すこぶる愛想悪い。

客には全員タメグチ。

厨房は若い男子１人、フロアは若い女子１人だが、見え方としてはバツイチシングルマザーのようだ(笑)。

厨房男子が

「唐揚げ、上がりました〜！」

と声をかけても

「小鉢ないのに、どないして持ってったらえぇねん！」。

何かを伝えた女子に対しては

「要らん事言わんでえぇねん」。

それ以上やめてくれ、食べる前からメシがマズくなる。

日替わりワンコインランチのハンバーグ、着丼。

スゴい。

ハンバーグはそこそこの大きさで、味噌汁・冷奴・漬物まであってごはんはおかわり自由。

せっかくなので、ハンバーグをアップで。

ハンバーグの前に、ベジファーストの原則で刻みキャベツを。

…ゲッ！

マズい、臭い…

私が大阪で仕事をし出した頃の、あの臭くてマズい水道水の味と匂いがする…

大阪市の水がマズかったのは有名で、私も学生時代に京都から大阪に遊びに出て来て飲食店に入り、あのクソまずい水に閉口したのが大阪の第一種接近遭遇だった。

しかし2000年頃にいわゆる高度浄水処理が施されるようになり、大阪の水は格段においしくなったはずなのだが、このキャベツの味はあの30年以上前を思い出す…

いや、ハンバーグで挽回出来るはず。

割ってみる。

割ってもあまり肉を確認出来ず、食べてみても歯ごたえに乏しい。

まぁ想像通りで、ツナギが多すぎて肉の味などせず、ケチャップソースの味しかしないのだ。

いくら店員が怖かろうと、いくらキャベツが臭くてマズかろうと、ハンバーグに肉の味がまるでしなかろうと、ワンコインランチだ。

何があっても、笑い飛ばすしかないだろう(笑)…

二度と買わない。キリン焼酎ソーダ「上々」。

前から気になっていたコレを、買って飲んでみた。

キリンの焼酎ソーダ「上々」。

開けてすぐ飲めるRTD（Ready To Drink）の新製品だ。

中身もチェック。

おや、「本格麦焼酎使用」とあるが、連続式蒸留焼酎も使っているのか…

連続式蒸留焼酎とは、早い話が甲類焼酎。要するに「宝焼酎」「キンミヤ焼酎」「ビッグマン」などの類だ。

ご存知の通り、麦焼酎は本格焼酎。連続式蒸留焼酎は甲類で、砂糖より安い糖蜜を原料として何度も蒸留する事で効率よく造っているため、この商品は「甲類乙類混和」である事がわかる。

この時点で、正直「しくじった…」とすら思ってしまった。私は純粋に麦の香りを楽しめると思っていただけに。

飲んでみると、およそ麦焼酎のソーダ割りを飲んでいるようには到底思えない風味が鼻腔を支配する。

まるで酒粕を生のまま口に含んだような風味で、その正体はどうも米麹抽出物のようだ。

麦焼酎そのものは、水や炭酸水で割って大変おいしいもので、私もよく飲む。

それを期待していただけに、わざわざ足さなくてもよい甲類焼酎と米麹抽出物を足してこのような風味に仕上げた意図が、全く理解出来ない。

おそらく、二度と買わないだろう…

餃子の王将「にんにくゼロ生姜餃子」、かなりウマい。

「餃子の王将」のスマホアプリで毎月くれる、このクーポン。

毎月１日の朝刊の広告を切り抜いたクーポンやら、黄色い折込チラシのクーポンやら、我が家は王将のクーポンだらけだ(笑)。

もう毎週母親と王将に行くだけではとても使い切れないので、仕事中の昼メシとして行使する事にした。

もちろん仕事中なので、ニンニク入りのノーマル餃子はご法度。

そこで、食べた事のないコレにしてみた。

「にんにくゼロ生姜餃子」。

２人前頼むと１人前無料のクールなので、とにかく2人前頼んでみる。

焼き上がりは、当然だがノーマル餃子と全く変わりない。

と言うか、皿の色やデザインを変えてほしいと思う。

かじってみる。

…ウ、ウマいっ！

何だこのウマさは？

餃子はニンニクを効かせてナンボ、というのは単なる思い込み、刷り込みに過ぎなかった。

京都・祇園にニンニクなし生姜餃子で有名な「歩兵」という店がある。将棋の駒の王将の向こうを張ってのネーミングだが、芸舞妓らの食事や彼女らへの土産として大人気で、連日行列だそうな。

もちろん、おいしくないと流行らないワケだがニンニクなしでこれほどウマいとは思わなかった。

生姜が効いている事で、ともすれば脂っぽく感じる豚ミンチから溶け出す脂すなわち肉汁が爽やかに感じるのだ。

かくして、炒飯も頼んで…

昼間っからビール抜きで、豪遊してしまったのだった(笑)…

新装なった京都競馬場で、菊花賞をライブ観戦。

今日は実家での母親のケアを済ませた後、菊花賞を観に淀の京都競馬場へ向かった。

京阪・淀駅を降りて競馬場への渡り廊下を歩くと、なんと「予約済み/当日入場券」の入口が分かれている。

そう、G1当日の入場券は前売りで買っておかねばならないと聞いていたので、私もこちらを買っていた。

何はさておき、菊花賞だけにまずはライスシャワー碑にお参り。

以前パドックだった円形スペースは、なんと芝生広場になっていた。

そしてパドックは奥に作られ、楕円形となっていた。

私の本命・ダービー馬タスティエーラ。

こちらが１番人気・皐月賞馬ソールオリエンス。

どちらもデキは良さそう。

さていつもの２階席のゴール板前に行こうとしたら、なんと改装を機にスタンド席は全て有料の座席指定となってしまい、我々フリー客は１階すなわち地べたに追いやられてしまった。

仕方がないので、地べたのゴール板前に陣取る。

４コーナーを望む。

この景色は、変わらない。

15:40、生ファンファーレ。

レースはご存知のように、ルメール騎乗の４番人気ドゥレッツァが終始先行逃げ切り、皐月賞馬とダービー馬を振り切った。
ドゥレッツァは前走トライアルではなく新潟の２勝クラスを勝ち、４連勝の勢いで菊の舞台に挑んだのだが、優先出走権もないのにいきなりG1ホースの仲間入りを果たした。

勝ち誇って戻る、ドゥレッツァとルメール騎手。

肝心の馬券は、まず本命・タスティエーラの複勝160円を700円買っていたので1,120円の払戻し。

そしてソールオリエンスからの３連複1,300円の投資で、1,570円の払戻し。

計2,300円の投資で、払戻しが2,690円。

片道の電車賃だけ儲かったのであった(笑)…