気軽に茶道をしてます。

日々のお稽古とともに、できるだけ手作りのお菓子で
お茶を楽しんでいる様子や、四季折々の変化もお伝えします。

朝茶事の玄関のしつらえは

2017-08-28 17:34:07 | お茶会・お茶事
雲がお空いっぱいの今日28日は、旧暦の七夕ですが、
上弦の月と天の川、望めそうにありませんね。
実は昨日、利休七則の「涼しく」を第一に心がけられている
朝茶事」を稽古茶事として「七夕」の趣向で初めてさせて
頂きました。本来は午前6時から9時までの3時間で一会は
済まされるのですが、社中の皆様お忙しいですから、
8時の席入りとしました。葉月も最後の日曜日、日の出は
5時26分と遅くなり、気温の上昇が一番心配になります。
また嬉しいことに、急な用事が当日入らなければ、客として
参加したいと言っていただいたお稽古友達も増えました。

当日、前々日までの熱帯夜と変わって最低気温が20.7℃と
寒い?くらいの涼しい朝、まだ暗い4時過ぎから廊下を含め
各部屋の掃除とお道具類の確認、
待合い 
そして夜が明けると外回りを改め打ち水し、
庭から今日のお花を・・・
忙しいですが、前日の夕暮には露地の掃除や待合いの
煙草盆等も済ませており、なんとか間に合ったよう。
6時前から続々と半東役やお台所役の方々が来られ、
二階で浴衣を着てから、前日に引き続き懐石の準備を
していただけました。
腰掛待合の煙草盆と円座も忘れないで・・・
  
7時半前に、門前から露地への打水をされると、
お客様の到着を待つばかりです。

玄関のしつらえです。
栖鳳さんの「なすび」の色紙は、時期は遅いですが、
七夕には胡瓜や茄子の初物をお供えしますよね。
虫篭の中には二匹の蟷螂と風船蔓の枯れ始めた風船を。
孫にお願いしていたのは、キリギリスのはずが・・・
別名で「機織虫」と呼ばれ、七夕に因んでいたのですが?
でも祇園祭りでの「蟷螂山」もありますから
  
花は「朝鮮槇」の反対側に七夕頃に咲きだす「萩」と
夏藤の「ときじき藤」そして「吾亦紅」、
吾亦紅の枝に短冊をされていた写真を見たような記憶が?
 
お客様5名の方々が待合いにお揃いになると、
お詰めが亭主に知らせて、朝茶事が始まりました。
        ・・・次回に続く・・・ 

修正)
昨日は用事で来られなかった方に、昨日の雰囲気をと
朝茶事のしつらえを残しており、ご覧に頂くと、
一つだけご指摘がありました。
玄関の活けて頂いた「朝鮮槇」、
正面が挿し水をした折に動いたようで、
間違っており、もう少し勉強せねば・・・

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