気軽に茶道をしてます。

日々のお稽古とともに、できるだけ手作りのお菓子で
お茶を楽しんでいる様子や、四季折々の変化もお伝えします。

19’己亥・初釜の初座は

2019-01-09 00:13:33 | お茶会・お茶事
月・火曜日と「初釜」の後片付け、まずは収支をまとめ、ぼちぼちお道具や器類を
仕舞いましたが、まだ写真、タイムラインなどの振り返りが出来ておらず、反省点
もいっぱい整理しなくては・・・。
実は行きたくてムズムズしていた映画ボヘミアンラプソディーを昨日やっと観る事
ができ今日の私は、一日中半分映画の余韻が・・・もう日付が変わりましたね。

「19’己亥・初釜」の主題は『??』で、
今年の干支「猪」と御題「光」を盛り込み・・・しつらえ編に続き・・・

腰掛待合、蹲踞で身を清め、そして
 

茶席へとお入りに、床の軸『福禄寿』や結び柳に蓬莱飾り、
点前座などの拝見を終えられて、座に着かれますと。    
亭主の黙礼に正客の「どうぞお入りを」初釜を祝う挨拶、待合軸の話・・・


炭斗に続き。
  
灰器を持ち出し、初炭手前が始まりました

羽箒は「イヌワシ(犬鷲、狗鷲)」
これで玄関と待合いとで三つ揃い、今年の主題がお判りになりましたか。


「寿星香合」の拝見もすみますと
*寿星とは、コトバンクによれば、老人星を指し、シリウスに次ぐ全天第2の
輝星だが、日本では南中時でも地平線に近いため、かなり暗く赤みを帯びて見える。
中国では古来より(南極)老人星、寿星の名を冠し、福寿をつかさどるこの星のまれな
目撃を貴んだという。七福神の一人、寿老人はこの星の化身とされている。

「御時分時でございますので、粗飯を差し上げたく存じます」との挨拶で


お足の悪い方がおられますので、隣室の椅子席に移動し懐石を

  <茶事の懐石は「19’己亥・初釜の献立は」を後日予定に>

揃って箸を膳の中に落とす音で、膳を下げ

後座から出席のお二人も入っていただき


本日のお菓子「花びら餅(芳月庵:自製)」です。
(もう少し形のいいものもあったのですが・・・)


「お菓子お召し上がりの上待合の方へ」
「ご用意整いましたら鳴り物で」・・・中立を

さあ後座の準備に取り掛かります。掛物を巻き上げ、席中も掃き清め、
花は、迷った末、寒紅梅と白の西王母椿に・・・
西王母は中国古代の仙女で、崑崙山に住み不老不死の薬をもつ神仙でしたね。

<後座に続く>

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