![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/d4/a491d6a63c7c7b49516a153f071ea90b.jpg)
朝茶事のお客様は五名になり、朝8時席入りの15分前には
お揃いになられ、この待合でお待ちです。
待合いのしつらえは、『蜘蛛の糸』に押し花の梶の葉を。
でも前日に何か物足らず、梶の葉に歌を墨書・・・
「たなばたのとわたる舟のかぢの葉に
いく秋かきつ露の玉づさ」
俊成女(藤原俊成の孫)新古今集 巻第四 秋歌上320
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/79/07/8860fe09e5c37a1b97ff5c4b378330db_s.jpg)
蜘蛛の糸が下がり、小さな蜘蛛を見つけられましたか?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/53/30/daa0b97cf344d80980f43d90a9358183_s.jpg)
お詰めから、お揃いとの知らせで、汲出しを差し上げ、
時間になり待合を出られて腰掛待合、蹲踞で手水を
そして小間へとお入りに、床の軸『牛背笛聲遠』や
糸巻棚の「蜑小舟香合」などや風炉の拝見を終えられて
座に着かれますと。
亭主の黙礼に一同黙礼で、挨拶が・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/68/56/50b107ae8474d854013652811d019515_s.jpg)
炭斗に続き灰器を持ち出し、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/00/9d/e2c750d55c374209d149a92e74e45f51_s.jpg)
定座で初炭手前が始まり、22分程度で
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/33/71/f20e88ad8b3721893200445461f35191_s.jpg)
「お湯づけを差し上げたく存じます」との挨拶で
襖を閉め、続いて膳を正客前に運ばれ懐石が始まります。
・・・朝茶事の懐石はを参照してください・・・
揃って箸を膳の中に落とす音で、終わりに
黒文字を添えられた露の打たれた義山の禄高の中の
菓子「七夕送り(芳月庵:自製)」をすすめ、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/37/5b/e97475f64f2c90eab4ffdb346f1cedfb_s.jpg)
さらに中立ちの挨拶のあと、菓子を頂かれ拝見後、
腰掛待合に出られました。
(50分程度が80分強と時間かかり、反省点に)
後座の準備で、掛物を巻き上げ、席中も掃き清め
床の中釘に、四つ目籠をかけ、活けた花は
風船蔓、藪茗荷、吾亦紅に木槿(二種)です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/15/0e/db9f057609a663f65de280372e8ae6a9_s.jpg)
釜を掛け蓋を切り、水指、茶入れを荘付け、
銅鑼を「大小中中大」
手水を使われ、席入りに
濃茶手前になり、
濃茶を点てられ、茶碗に古帛紗を添えて出されました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/28/e2/fa8bd4babcf4adfc70b540c77f387941_s.jpg)
そして「つづいて薄茶を差し上げます」との挨拶で
続き薄茶点前になり、干菓子器をお出しします。
京都・末富の「撫子、氷彩花」と
仙台・賣茶翁のふやき「みち乃久」になります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/7f/87/bb850217484d4cf7fe4903fb7ffecafd_s.jpg)
「どうぞお仕舞いを」の挨拶で、
茶杓、棗の拝見などを済ますと総礼で終わります。
送り礼をしてお帰りになりました。
最後に水屋の皆さまと一緒に「至福の一服」を
美味しく頂けました。
所作などに不都合なことも、今後の課題になりますが、
時間的にはこの朝茶事、3時間50分で済ませられ、
正午までに終わったこと、そして朝茶事の
「七夕の嗜好」から「おもてなしこころ」を感じて頂け、
これからも茶事を楽しみたいと思っていただけたことなど
合格点はあげられますね。
お揃いになられ、この待合でお待ちです。
待合いのしつらえは、『蜘蛛の糸』に押し花の梶の葉を。
でも前日に何か物足らず、梶の葉に歌を墨書・・・
「たなばたのとわたる舟のかぢの葉に
いく秋かきつ露の玉づさ」
俊成女(藤原俊成の孫)新古今集 巻第四 秋歌上320
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/34/d4/a491d6a63c7c7b49516a153f071ea90b_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/79/07/8860fe09e5c37a1b97ff5c4b378330db_s.jpg)
蜘蛛の糸が下がり、小さな蜘蛛を見つけられましたか?
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/08/99/7c838e79890e295b42febc01d755596e_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/53/30/daa0b97cf344d80980f43d90a9358183_s.jpg)
お詰めから、お揃いとの知らせで、汲出しを差し上げ、
時間になり待合を出られて腰掛待合、蹲踞で手水を
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/07/70/2f82f7404be62b8b88e19904e5a5b4fe_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/10/db/3f05dc2ec639fc0ac5224c48c8b853c9_s.jpg)
そして小間へとお入りに、床の軸『牛背笛聲遠』や
糸巻棚の「蜑小舟香合」などや風炉の拝見を終えられて
座に着かれますと。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/0a/86/3a0f4b861def4e8053d4d1a671474b6f_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/4d/51/3fa4a6a54bf482daaf4c7dd3cda97f30_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/6d/20/2169710878a805f01bedaffacf93d83e_s.jpg)
亭主の黙礼に一同黙礼で、挨拶が・・
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/68/56/50b107ae8474d854013652811d019515_s.jpg)
炭斗に続き灰器を持ち出し、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/3e/81/676661e1dc174b8ecb275e6d525de7f1_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/7a/0e/9dbb4c130da01b2ffd8fa704ec830273_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/00/9d/e2c750d55c374209d149a92e74e45f51_s.jpg)
定座で初炭手前が始まり、22分程度で
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/33/71/f20e88ad8b3721893200445461f35191_s.jpg)
「お湯づけを差し上げたく存じます」との挨拶で
襖を閉め、続いて膳を正客前に運ばれ懐石が始まります。
・・・朝茶事の懐石はを参照してください・・・
揃って箸を膳の中に落とす音で、終わりに
黒文字を添えられた露の打たれた義山の禄高の中の
菓子「七夕送り(芳月庵:自製)」をすすめ、
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/45/6e/5a8039701fd90e1fc0cd48b6d686bea9_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/37/5b/e97475f64f2c90eab4ffdb346f1cedfb_s.jpg)
さらに中立ちの挨拶のあと、菓子を頂かれ拝見後、
腰掛待合に出られました。
(50分程度が80分強と時間かかり、反省点に)
後座の準備で、掛物を巻き上げ、席中も掃き清め
床の中釘に、四つ目籠をかけ、活けた花は
風船蔓、藪茗荷、吾亦紅に木槿(二種)です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/13/c8/2e94b4f0efea53941741e30bd43c7fc3_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/5c/64/dc026651104ae56704df2e59ad7df95b_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/15/0e/db9f057609a663f65de280372e8ae6a9_s.jpg)
釜を掛け蓋を切り、水指、茶入れを荘付け、
銅鑼を「大小中中大」
手水を使われ、席入りに
濃茶手前になり、
濃茶を点てられ、茶碗に古帛紗を添えて出されました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/28/e2/fa8bd4babcf4adfc70b540c77f387941_s.jpg)
そして「つづいて薄茶を差し上げます」との挨拶で
続き薄茶点前になり、干菓子器をお出しします。
京都・末富の「撫子、氷彩花」と
仙台・賣茶翁のふやき「みち乃久」になります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/7f/87/bb850217484d4cf7fe4903fb7ffecafd_s.jpg)
「どうぞお仕舞いを」の挨拶で、
茶杓、棗の拝見などを済ますと総礼で終わります。
送り礼をしてお帰りになりました。
最後に水屋の皆さまと一緒に「至福の一服」を
美味しく頂けました。
所作などに不都合なことも、今後の課題になりますが、
時間的にはこの朝茶事、3時間50分で済ませられ、
正午までに終わったこと、そして朝茶事の
「七夕の嗜好」から「おもてなしこころ」を感じて頂け、
これからも茶事を楽しみたいと思っていただけたことなど
合格点はあげられますね。
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