学芸員のちょっと?した日記

美術館学芸員の本当に他愛もない日記・・・だったのですが、今は自分の趣味をなんでも書いています

思い出は美しすぎて

2006-11-06 21:29:13 | Weblog
無事、実家から戻ってきました。
今回の帰省は、大学時代に所属していたサークルのOB会に出席するためでした。

私の所属していたサークルは、労働奉仕のボランティア。
老人ホームなどへ行って、花壇の整備、窓拭き、扇風機の掃除などが
主な活動の内容でした。
今となっては懐かしい思い出です。

そのサークルが今年度で無くなることが決まりました。
理由は人数不足のためです。とても寂しい限りです。
OBのなかには「時代にそぐわなくなったのかもしれない」と
おっしゃっていた方もいらっしゃいました。
後輩によれば、ここ最近はどのサークルにも所属しない学生が
多くなっているとのこと。
私の出身大学は、福祉を専門とするだけに悲しいものがあります。

久し振りにサークル員と顔を合わせ再会を祝う。
しかし、心から素直に喜べない自分がいる。
夜のアーケード街。
ストリートミュージシャンたちが今日も楽器を奏でる。
その音色が、私の記憶を蘇らせる。
さようなら、そしてどうもありがとう。