大谷観音

休日を利用して、栃木県宇都宮市の大谷へ行ってきました。大谷の地名になじみのない方も「大谷石」なら聞いたことのある人がいるのではないでしょうか。「大谷石」の採掘が本格的になったのは明治時代のころからだそうです。大谷石で採掘された石は旧帝国ホテルなどの建物に使われました。

さて、観光地の大谷も、さすがに平日は閑散とした様子。私は独り、大谷をぶらぶらと散歩してきました。まだ桜が咲いていて、ちょっと感激！採掘場所でありながら、なんだか謎めいた大谷の地形。そこに高々とそびえるのが「大谷観音」。戦後、第二次世界大戦で亡くなった方々の慰霊のために作られたそうです。ものすごい高さで、階段をようやく登り、一息ついたところで撮影したのが写真です。スケッチもしたいと思って、同じ構図から描いてみましたが、なかなかどうして難しい・・・。特に目がうまく描けませんでした。観音様の目を観察すると、暖かい目をしています。けれど、その暖かい目を描いて表現しようとすると、これができないのです。目は命、ですね。

今日ものんびりできた休日でした。明日からまた仕事。頑張りたいと思います。