先日、東京都墨田区にある、すみだ北斎美術館へ行ってきました。両国駅から徒歩数分、公園のなかに建つガラス張りの現代的な建物が見えてきます。外観だけですと、まるで現代美術を扱う美術館のようです。
私が行ったときには、常設展のみ開催で、展示室は北斎の生涯を時系列にたどる方法で作品が展示されていました。新しい美術館らしく、デジタル技術が活用されており、作品の解説はもちろんのこと、北斎の代表的なシリーズである「富嶽三十六景」の一点ずつの図版と解説を読むことができるほか、さらに『北斎漫画』などの資料を見ることができます。
全体を通して感じたことは、北斎やその周辺に関する情報の提供に積極的であることです。先例のほかにも、美術図書館も併設、なかのパソコン端末を使えば館の図書資料を検索することができ、又レファレンス担当のスタッフの方も常駐されているよう。
私の勤務する美術館も、こうした情報公開の必要性を感じているものの、時間不足や人員不足などから、なかなか実現に移せず、停滞している状況です。今さらながら、我が館の課題を感じた…のでした。
私が行ったときには、常設展のみ開催で、展示室は北斎の生涯を時系列にたどる方法で作品が展示されていました。新しい美術館らしく、デジタル技術が活用されており、作品の解説はもちろんのこと、北斎の代表的なシリーズである「富嶽三十六景」の一点ずつの図版と解説を読むことができるほか、さらに『北斎漫画』などの資料を見ることができます。
全体を通して感じたことは、北斎やその周辺に関する情報の提供に積極的であることです。先例のほかにも、美術図書館も併設、なかのパソコン端末を使えば館の図書資料を検索することができ、又レファレンス担当のスタッフの方も常駐されているよう。
私の勤務する美術館も、こうした情報公開の必要性を感じているものの、時間不足や人員不足などから、なかなか実現に移せず、停滞している状況です。今さらながら、我が館の課題を感じた…のでした。