学芸員のちょっと?した日記

美術館学芸員の本当に他愛もない日記・・・だったのですが、今は自分の趣味をなんでも書いています

講演会の講師

2017-12-09 21:08:05 | 仕事
先日、久しぶりの講演会の講師を担当しました。他の美術館から依頼されての仕事です。私はそれほど講師の経験はないので、お話をいただいたときにはとても感謝の気持ちでいっぱいになります。ありがたいことです。

先方の期待に応えたく、事前の準備はみっちりとやります。資料を作り終えたら、しゃべりの練習を徹底的にこなします。これは職場だとやりにくいので、家に帰ってから。独り、部屋に閉じこもって、仮想講演会をやるのです。これをやるのとやらないのでは、本番のしゃべりが全く違います。

そして、いよいよ本番。講師の仕事は何歳になっても緊張します。プロジェクターを使いながら、なるべくゆっくりと話をしていく。私は緊張すると早口になる癖があるので、そこは気を付けつつ。また、ところどころ、余談を入れることで、お客様に飽きさせないようにする。笑い話を入れられれば、なお良し。ただ、私の経験上、講演が始まってすぐに笑い話を入れると、スベることが多いので、それは中間あたりで(笑)

無事、講演会をこなすことができました。依頼をして下さった先方の学芸員やお客様に感謝の言葉をいただき、とても嬉しい気持ちになりました。仕事のやりがいは、こうした沢山の方々に感謝されることにある、私はそう思っています。こうした気持ちを忘れずに、日々の仕事に取り組んでいきたいものです。

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