今日は昨日できなかった分の仕事をサクサクとこなしていきました。デスクワークの合間に、動く作業も取り入れて、なるべく煮詰まらないように意識しながら。今は新しい企画展の準備をしながら、来年度の企画展全般の概要などをチェックしている段階です。こうした作業をしていると、1年過ぎるのが本当に早く感じます。
先日、たまたまある博物館に行ったとき、展示の解説員から、私を学芸員と知ったうえで、近世文書の読み方について教えて欲しいと頼まれました。そもそも私は近世が専門ではないし、まして古文書はほとんど読めないのですが、渡された写真版が割と読みやすい文字だったので、あくまで参考までに、とわかる部分の概要をまとめて話をしました。
私の友人に近世を研究している学芸員がいて、彼が文書を読み、その文書が照らす社会的な背景までを語り出す姿を見ると、専門家の知見に唸らされます。専門は別でも、仲間の学芸員に刺激を受けることは多々あり、とてもありがたい存在で、私も負けずに勉強せねば、と思う毎日です。
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