突然ですが、これからは、ときどき「オススメ本」として
美術を学ぼうとする方に本を御紹介していきたいと思います。
なるべく絶版のものは紹介しないように気を付けますね。
第1回目 「名画を見る眼」 高階秀爾著 岩波新書
高階先生が書かれた西洋美術入門書です。
第一版が1969年ですから、もう随分前になるわけですが、
文章は決して色褪せてはおりません。
15世紀のファン・アイクから19世紀のマネまでの16人と
各作家の代表作1点を選び、深く読み解いていこうとするものです。
絵のなかに隠された秘密を紐解いて真実を探ろうとすることは、
ミステリー小説にも似た感覚を覚えます。
展覧会においては、絵を一目見たときの自分なりの印象も大事ですが、
歴史的背景を知ったうえで、絵を見るとまた違った印象を持つ場合も
あることを教えてくれる本です。
(絵を見るうえでは自分のセンスも勿論大事ですから、時代背景が
全てではないことを断っておきますね)
文章も平易ですし、新書ですから手軽に読むことができます。
ちなみに、私は高階先生にお会いしたことが一度だけあります。
いや、正確に申せば、遠くに見かけただけなのですが(笑)
私のようなまだまだ若手?の学芸員にとっては雲の上のような
方なのです。私にとって憧れの先生ですね。
美術を学ぼうとする方に本を御紹介していきたいと思います。
なるべく絶版のものは紹介しないように気を付けますね。
第1回目 「名画を見る眼」 高階秀爾著 岩波新書
高階先生が書かれた西洋美術入門書です。
第一版が1969年ですから、もう随分前になるわけですが、
文章は決して色褪せてはおりません。
15世紀のファン・アイクから19世紀のマネまでの16人と
各作家の代表作1点を選び、深く読み解いていこうとするものです。
絵のなかに隠された秘密を紐解いて真実を探ろうとすることは、
ミステリー小説にも似た感覚を覚えます。
展覧会においては、絵を一目見たときの自分なりの印象も大事ですが、
歴史的背景を知ったうえで、絵を見るとまた違った印象を持つ場合も
あることを教えてくれる本です。
(絵を見るうえでは自分のセンスも勿論大事ですから、時代背景が
全てではないことを断っておきますね)
文章も平易ですし、新書ですから手軽に読むことができます。
ちなみに、私は高階先生にお会いしたことが一度だけあります。
いや、正確に申せば、遠くに見かけただけなのですが(笑)
私のようなまだまだ若手?の学芸員にとっては雲の上のような
方なのです。私にとって憧れの先生ですね。
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