【古賀茂明】安倍首相の「積極的軍事主義」が根付くとき
(1)8月19日、ヨハン・ガルトゥング博士(ノルウェーの平和学者)が来日し、安倍政権の看板政策「積極的平和主義」を真っ向から否定した。これが話題になった。
ガルトゥング博士が定義する「積極的平和」は、「消極的平和」と対をなす言葉だ。
消極的平和・・・・単に戦争がない状態。
積極的平和・・・・貧困や差別といった構造的な暴力のない状態。
「積極的平和」を目指すためには、外交や草の根交流などによる対話と和解、そして人道支援や経済協力などが必要だ。これが本来の「積極的平和」主義の意味するところだ。
(2)ガルトゥング博士のいわゆる「積極的平和」主義は、日本国憲法の前文・第9条と軌を一にするものだ。博士も、日本が「9条が当たり前の世界にしよう」と主張すべきだ、という。
そのガルトゥング博士に、
安倍首相の「積極的平和主義」は、本来の「積極的平和」とはかけ離れている。
と言われてしまった。
安倍首相の「積極的平和主義」は、米国などとの軍事同盟を拡大し、世界中で軍事力を行使して「平和に積極的に貢献する」という【注1】。誰がどう見てもまがいものだ、ということは明らかだろう。
(3)実は、古賀茂明は昨年、「積極的平和主義」が平和学の定義とはかけ離れたまがいものであることをすでに指摘していた【注2】。
今回は、本家本元に看板政策を否定されたのだから、五輪エンブレム盗作問題の比ではない。かなり深刻だ。
ニュースだけでなく、バラエティ番組などでも大きく扱われてよいのだが、大手メディア、特にテレビ局は、ニュースやインタビューでこの話を取り上げたものの、なぜか「まがいもの」批判というトーンを抑えて地味な報道に終始した。
安倍政権の看板政策に真っ向から切りつける報道は、支持率が下がったといっても、まだタブーなのだろう。
(4)かくして、わが国では、一国のリーダーが、非常識なキーワードを世界に向けて厚かましく唱え続けることになってしまった。
しかも、さらに心配なことがある。
最近、自民党が保守色の強い教科書の採択を市町村教委に働きかけていることだ。安部総理に近い議員の集まり「日本の前途と歴史教育を考える議員の会」が、保守色の強い教科書に好意的な評価を載せたパンフレットを地方議員に配り、事実上の圧力を強めている。
その効果もあり、保守色の強い教科書を採択する自治体が相次いでいる。
保守色の強い教科書を代表する育鵬社の教科書。フジサンケイグループのマークを堂々と載せているのだが、驚くべき内容だ、当然。
中学の「新しいみんなの公民」では、集団的自衛権を「解釈改憲」で認めるべきだ、という「超少数説」がわざわざ紹介されている。
一方、最も標準的な東京書籍の教科書「新しい社会公民」では、ガルトゥング博士の積極的平和の考え方が、しっかり記述されている。しかし、こういう教科書が徐々に使われなくなっていくのだ。
(5)このままでは、世界の常識を否定し、学会の異端説を妄信する若者が溢れ出すことになるかもしれない。
その時には、安部総理の目指す「積極的平和主義」が国民の中にしっかり根付き、平和憲法は跡形もなく改正されてしまうのではないか。
【注1】例えば「【安保】進む武器輸出 急接近する“戦争”と“ビジネス”」
【注2】例えば「【古賀茂明】イスラム国との戦争 ~集団的自衛権~」
□古賀茂明「「積極的軍事主義」が根付くとき ~官々愕々第168回~」(「週刊現代」2015年9月12日号)
↓クリック、プリーズ。↓
【参考】
「【古賀茂明】電力自由化は進んでいない」
「【古賀茂明】【TPP】の漂流と「困った人たち」」
「【古賀茂明】安保法案の裏で利権拡大 ~原子力ムラ~」
「【古賀茂明】東芝の粉飾問題 ~「報道の粉飾」~」
「【古賀茂明】「反安倍」の起爆剤 ~若者たちの「反安倍」運動~」
「【古賀茂明】維新の党の深謀遠慮 ~風が吹けば橋下市長が儲かる~」
「【古賀茂明】腐った農政 ~画餅に帰しつつある「日本再興」~」
「【古賀茂明】読売新聞の大チョンボ ~違法訪問勧誘~」
「【古賀茂明】「信念」を問われる政治家 ~違憲な安保法制~」
「【古賀茂明】機能不全の3点セット ~戦争法案を止めるには~」
「【古賀茂明】維新が復活する日」
「【古賀茂明】戦争法案審議の傲慢と欺瞞 ~官僚のレトリック~」
「【古賀茂明】「再エネ」産業が終わる日 ~電源構成の政府案~」
「【古賀茂明】「増税先送り」「賃金増」のまやかし ~報道をどうチェックするか~」
「【古賀茂明】週末や平日夜間に開催 ~地方議会の改革~」
「【古賀茂明】原発再稼働も上からの目線で「粛々と」 ~菅官房長官~」
「【古賀茂明】テレビコメンテーターの種類 ~テレ朝問題(7)~」
「【報道】古賀氏ら降板の裏に新事実 ~テレ朝問題(6)~」
「【古賀茂明】役立たずの「情報監視審査会」 ~国民は知らぬがホトケ~」
「【報道】ジャーナリズムの役目と現状 ~テレ朝問題(5)~」
「【古賀茂明】氏を視聴者の7割が支持 ~テレ朝問題(4)~」
「【古賀茂明】氏、何があったかを全部話す ~テレ朝「報ステ」問題(3)~」
「【古賀茂明】氏に係る官邸の圧力 ~テレ朝「報道ステーション」(2)~」
「【古賀茂明】氏に対するバッシング ~テレ朝「報道ステーション」問題~」
「【古賀茂明】これが「美しい国」なのか ~安倍政権がめざすカジノ大国~」
「【古賀茂明】原発廃炉と新増設とはセット ~「重要なベースロード電源」論~」
「【古賀茂明】改革逆行国会 ~安倍政権の官僚優遇~」
「【古賀茂明】安部総理の「大嘘」の大罪 ~汚染水~」
「【古賀茂明】「政治とカネ」を監視するシステム ~マイナンバーの使い方~」
「【古賀茂明】南アとアパルトヘイト ~曽野綾子と産経新聞~」
「【古賀茂明】報道自粛に抗する声明」
「【古賀茂明】「戦争実現国会」への動き」
「【古賀茂明】日本人を見捨てた安倍首相 ~二つのウソ~」
「【古賀茂明】盗人猛々しい安倍政権とテレビ局」
「【古賀茂明】安倍政権が露骨な沖縄バッシングを行っている」
「【古賀茂明】官僚の暴走 ~経産省と防衛省~」
「【古賀茂明】安倍政権が、官僚主導によって再び動き出す」
「【古賀茂明】自民党の圧力文書 ~表現の自由を侵害~」
「【古賀茂明】自民党が犯した最大の罪 ~自民党若手政治家による自己批判~」
「【古賀茂明】解散と安倍政権の暴走 ~傾向と対策~」
「【古賀茂明】解散と安倍政権の暴走」
「【古賀茂明】文書通信交通滞在費と維新の法案」
「【古賀茂明】宮沢経産相は「官僚の守護神」 ~原発再稼働~」
「【古賀茂明】再生エネルギー買い取り停止の裏で」
「【古賀茂明】女性活用に本気でない安部政権」
「【古賀茂明】【原発】中間貯蔵施設で官僚焼け太り」
「【古賀茂明】御嶽山で多数の死者が出た背景 ~政治家の都合、官僚と学者の利権~」
「【古賀茂明】従順な小渕大臣と暴走する官僚 ~原発再稼働~」
「【古賀茂明】イスラム国との戦争 ~集団的自衛権~」
「【古賀茂明】「地方創生」は地方衰退への近道 ~虚構のアベノミクス~」
「【古賀茂明】【原発】原子力ムラの最終兵器」
「【古賀茂明】【原発】凍らない凍土壁に税金を投入し続けたわけ」
「【古賀茂明】【原発】勝俣恒久・元東電会長らの起訴 ~検察審査会~」
「【古賀茂明】安倍政権の武器輸出 ~時代遅れの「正義の味方」~」
「【古賀茂明】またも折れそうな第三の矢 ~医薬品ネット販売解禁の大嘘~」
「【古賀茂明】「1年後の夏」に向けた布石 ~集団的自衛権~」
「【古賀茂明】法人減税で浮き彫りにされる本当の支配者 ~官僚と経団連~」
「【古賀茂明】都議会「暴言問題」の真実 ~記者クラブによる隠蔽~」
「古賀茂明】集団的自衛権とワールドカップ」
「【古賀茂明】野党再編のカギは「戦争」」
「【古賀茂明】電力会社の歪んだ「競争」 ~税金をもらって商売~」
「【原発】【古賀茂明】規制委員会人事とメディアの責任」
「【古賀茂明】医師と官僚の癒着の構造」
「【古賀茂明】電力会社「値上げ救済」の愚 ~経営難は自業自得~」
「【古賀茂明】竹富町「教科書問題」の本質 ~原発推進教科書~」
「【古賀茂明】安部総理の「11本の矢」 ~戦争国家への道~」
「【古賀茂明】理研は利権 ~文科官僚~」
「【古賀茂明】「武器・原発・外国人」が成長戦略 ~アベノミクスの今~」
「【古賀茂明】マイナンバーを政治資金の監視に ~渡辺・猪瀬問題~」
「【古賀茂明】東電を絶対に潰さずに銀行を守る ~新再建計画~」
「【古賀茂明】「避難計画」なき原発再稼働」
「【古賀茂明】「建設バブル」の本当の問題 ~公共事業中毒の悪循環経済~ 」
「【古賀茂明】安倍政権の戦争準備 ~恐怖の3点セット~」
「【原発】【古賀茂明】利権構造が完全復活 ~東日本大震災3年~」
「【古賀茂明】アベノミクスの限界 ~笑いの止まらない経産省~」
「【古賀茂明】労働者派遣法改正前にすべきこと」
「【古賀茂明】時代遅れな、あまりにも時代遅れな ~安部政権のエネルギー戦略~」
「【古賀茂明】森元首相の二枚舌 ~オリンピックの政治的利用~」
「【古賀茂明】若者を虜にする「安部の詐術」 ~脱出の道は一つ~」
(1)8月19日、ヨハン・ガルトゥング博士(ノルウェーの平和学者)が来日し、安倍政権の看板政策「積極的平和主義」を真っ向から否定した。これが話題になった。
ガルトゥング博士が定義する「積極的平和」は、「消極的平和」と対をなす言葉だ。
消極的平和・・・・単に戦争がない状態。
積極的平和・・・・貧困や差別といった構造的な暴力のない状態。
「積極的平和」を目指すためには、外交や草の根交流などによる対話と和解、そして人道支援や経済協力などが必要だ。これが本来の「積極的平和」主義の意味するところだ。
(2)ガルトゥング博士のいわゆる「積極的平和」主義は、日本国憲法の前文・第9条と軌を一にするものだ。博士も、日本が「9条が当たり前の世界にしよう」と主張すべきだ、という。
そのガルトゥング博士に、
安倍首相の「積極的平和主義」は、本来の「積極的平和」とはかけ離れている。
と言われてしまった。
安倍首相の「積極的平和主義」は、米国などとの軍事同盟を拡大し、世界中で軍事力を行使して「平和に積極的に貢献する」という【注1】。誰がどう見てもまがいものだ、ということは明らかだろう。
(3)実は、古賀茂明は昨年、「積極的平和主義」が平和学の定義とはかけ離れたまがいものであることをすでに指摘していた【注2】。
今回は、本家本元に看板政策を否定されたのだから、五輪エンブレム盗作問題の比ではない。かなり深刻だ。
ニュースだけでなく、バラエティ番組などでも大きく扱われてよいのだが、大手メディア、特にテレビ局は、ニュースやインタビューでこの話を取り上げたものの、なぜか「まがいもの」批判というトーンを抑えて地味な報道に終始した。
安倍政権の看板政策に真っ向から切りつける報道は、支持率が下がったといっても、まだタブーなのだろう。
(4)かくして、わが国では、一国のリーダーが、非常識なキーワードを世界に向けて厚かましく唱え続けることになってしまった。
しかも、さらに心配なことがある。
最近、自民党が保守色の強い教科書の採択を市町村教委に働きかけていることだ。安部総理に近い議員の集まり「日本の前途と歴史教育を考える議員の会」が、保守色の強い教科書に好意的な評価を載せたパンフレットを地方議員に配り、事実上の圧力を強めている。
その効果もあり、保守色の強い教科書を採択する自治体が相次いでいる。
保守色の強い教科書を代表する育鵬社の教科書。フジサンケイグループのマークを堂々と載せているのだが、驚くべき内容だ、当然。
中学の「新しいみんなの公民」では、集団的自衛権を「解釈改憲」で認めるべきだ、という「超少数説」がわざわざ紹介されている。
一方、最も標準的な東京書籍の教科書「新しい社会公民」では、ガルトゥング博士の積極的平和の考え方が、しっかり記述されている。しかし、こういう教科書が徐々に使われなくなっていくのだ。
(5)このままでは、世界の常識を否定し、学会の異端説を妄信する若者が溢れ出すことになるかもしれない。
その時には、安部総理の目指す「積極的平和主義」が国民の中にしっかり根付き、平和憲法は跡形もなく改正されてしまうのではないか。
【注1】例えば「【安保】進む武器輸出 急接近する“戦争”と“ビジネス”」
【注2】例えば「【古賀茂明】イスラム国との戦争 ~集団的自衛権~」
□古賀茂明「「積極的軍事主義」が根付くとき ~官々愕々第168回~」(「週刊現代」2015年9月12日号)
↓クリック、プリーズ。↓
【参考】
「【古賀茂明】電力自由化は進んでいない」
「【古賀茂明】【TPP】の漂流と「困った人たち」」
「【古賀茂明】安保法案の裏で利権拡大 ~原子力ムラ~」
「【古賀茂明】東芝の粉飾問題 ~「報道の粉飾」~」
「【古賀茂明】「反安倍」の起爆剤 ~若者たちの「反安倍」運動~」
「【古賀茂明】維新の党の深謀遠慮 ~風が吹けば橋下市長が儲かる~」
「【古賀茂明】腐った農政 ~画餅に帰しつつある「日本再興」~」
「【古賀茂明】読売新聞の大チョンボ ~違法訪問勧誘~」
「【古賀茂明】「信念」を問われる政治家 ~違憲な安保法制~」
「【古賀茂明】機能不全の3点セット ~戦争法案を止めるには~」
「【古賀茂明】維新が復活する日」
「【古賀茂明】戦争法案審議の傲慢と欺瞞 ~官僚のレトリック~」
「【古賀茂明】「再エネ」産業が終わる日 ~電源構成の政府案~」
「【古賀茂明】「増税先送り」「賃金増」のまやかし ~報道をどうチェックするか~」
「【古賀茂明】週末や平日夜間に開催 ~地方議会の改革~」
「【古賀茂明】原発再稼働も上からの目線で「粛々と」 ~菅官房長官~」
「【古賀茂明】テレビコメンテーターの種類 ~テレ朝問題(7)~」
「【報道】古賀氏ら降板の裏に新事実 ~テレ朝問題(6)~」
「【古賀茂明】役立たずの「情報監視審査会」 ~国民は知らぬがホトケ~」
「【報道】ジャーナリズムの役目と現状 ~テレ朝問題(5)~」
「【古賀茂明】氏を視聴者の7割が支持 ~テレ朝問題(4)~」
「【古賀茂明】氏、何があったかを全部話す ~テレ朝「報ステ」問題(3)~」
「【古賀茂明】氏に係る官邸の圧力 ~テレ朝「報道ステーション」(2)~」
「【古賀茂明】氏に対するバッシング ~テレ朝「報道ステーション」問題~」
「【古賀茂明】これが「美しい国」なのか ~安倍政権がめざすカジノ大国~」
「【古賀茂明】原発廃炉と新増設とはセット ~「重要なベースロード電源」論~」
「【古賀茂明】改革逆行国会 ~安倍政権の官僚優遇~」
「【古賀茂明】安部総理の「大嘘」の大罪 ~汚染水~」
「【古賀茂明】「政治とカネ」を監視するシステム ~マイナンバーの使い方~」
「【古賀茂明】南アとアパルトヘイト ~曽野綾子と産経新聞~」
「【古賀茂明】報道自粛に抗する声明」
「【古賀茂明】「戦争実現国会」への動き」
「【古賀茂明】日本人を見捨てた安倍首相 ~二つのウソ~」
「【古賀茂明】盗人猛々しい安倍政権とテレビ局」
「【古賀茂明】安倍政権が露骨な沖縄バッシングを行っている」
「【古賀茂明】官僚の暴走 ~経産省と防衛省~」
「【古賀茂明】安倍政権が、官僚主導によって再び動き出す」
「【古賀茂明】自民党の圧力文書 ~表現の自由を侵害~」
「【古賀茂明】自民党が犯した最大の罪 ~自民党若手政治家による自己批判~」
「【古賀茂明】解散と安倍政権の暴走 ~傾向と対策~」
「【古賀茂明】解散と安倍政権の暴走」
「【古賀茂明】文書通信交通滞在費と維新の法案」
「【古賀茂明】宮沢経産相は「官僚の守護神」 ~原発再稼働~」
「【古賀茂明】再生エネルギー買い取り停止の裏で」
「【古賀茂明】女性活用に本気でない安部政権」
「【古賀茂明】【原発】中間貯蔵施設で官僚焼け太り」
「【古賀茂明】御嶽山で多数の死者が出た背景 ~政治家の都合、官僚と学者の利権~」
「【古賀茂明】従順な小渕大臣と暴走する官僚 ~原発再稼働~」
「【古賀茂明】イスラム国との戦争 ~集団的自衛権~」
「【古賀茂明】「地方創生」は地方衰退への近道 ~虚構のアベノミクス~」
「【古賀茂明】【原発】原子力ムラの最終兵器」
「【古賀茂明】【原発】凍らない凍土壁に税金を投入し続けたわけ」
「【古賀茂明】【原発】勝俣恒久・元東電会長らの起訴 ~検察審査会~」
「【古賀茂明】安倍政権の武器輸出 ~時代遅れの「正義の味方」~」
「【古賀茂明】またも折れそうな第三の矢 ~医薬品ネット販売解禁の大嘘~」
「【古賀茂明】「1年後の夏」に向けた布石 ~集団的自衛権~」
「【古賀茂明】法人減税で浮き彫りにされる本当の支配者 ~官僚と経団連~」
「【古賀茂明】都議会「暴言問題」の真実 ~記者クラブによる隠蔽~」
「古賀茂明】集団的自衛権とワールドカップ」
「【古賀茂明】野党再編のカギは「戦争」」
「【古賀茂明】電力会社の歪んだ「競争」 ~税金をもらって商売~」
「【原発】【古賀茂明】規制委員会人事とメディアの責任」
「【古賀茂明】医師と官僚の癒着の構造」
「【古賀茂明】電力会社「値上げ救済」の愚 ~経営難は自業自得~」
「【古賀茂明】竹富町「教科書問題」の本質 ~原発推進教科書~」
「【古賀茂明】安部総理の「11本の矢」 ~戦争国家への道~」
「【古賀茂明】理研は利権 ~文科官僚~」
「【古賀茂明】「武器・原発・外国人」が成長戦略 ~アベノミクスの今~」
「【古賀茂明】マイナンバーを政治資金の監視に ~渡辺・猪瀬問題~」
「【古賀茂明】東電を絶対に潰さずに銀行を守る ~新再建計画~」
「【古賀茂明】「避難計画」なき原発再稼働」
「【古賀茂明】「建設バブル」の本当の問題 ~公共事業中毒の悪循環経済~ 」
「【古賀茂明】安倍政権の戦争準備 ~恐怖の3点セット~」
「【原発】【古賀茂明】利権構造が完全復活 ~東日本大震災3年~」
「【古賀茂明】アベノミクスの限界 ~笑いの止まらない経産省~」
「【古賀茂明】労働者派遣法改正前にすべきこと」
「【古賀茂明】時代遅れな、あまりにも時代遅れな ~安部政権のエネルギー戦略~」
「【古賀茂明】森元首相の二枚舌 ~オリンピックの政治的利用~」
「【古賀茂明】若者を虜にする「安部の詐術」 ~脱出の道は一つ~」