(1)豊洲問題【注】に関し、このところ都議会議員たちの活動がしばしばマスコミに取りあげられる。
〈例1〉青果棟床下で都議が採取した水から、砒素が1リットル当たり0.004mg検出された。ただ、環境基準の0.01mgには達していない。
〈例2〉青果棟と水産卸売場棟を視察した別の都議たちからは、「青果棟の水は透明、水産卸売場棟は青果棟より濁っていたが、どちらも臭いはしなかった」との所見が伝えられた。
〈例3〉地下水からシアン化合物が検出されたとする都議たち、鉛が検出されたとする都議もいた。
〈例4〉加工パッケージ棟と管理施設棟の2棟について都庁の職員から視察を断られたと不満を訴えている議員がいた。
〈例5〉テレビ局の女性記者が地下空間からレポートしているものと思って見ていたら、実は現役の都議会議員だったということもあった。
(2)マスコミは連日(1)のような話題を提供し、それを見た人の中には「都議会議員はよくやっている」と評価する人も少なくなかろう。
たしかに一定の評価を与えてよいが、強い違和感を覚えさせるのも事実だ。
違和感の理由1番目・・・・今頃になって熱心に豊洲市場問題に取り組み、大勢の都議が現場に足を運ぶぐらいなら、どうしてこんな大事に至る前に(まだ計画中の段階で)、もう少し本腰を入れなかったのか、という不満と不信だ。
(a)豊洲の市場建設予定地(当時)では土壌汚染が取り沙汰され、その不安を解消するための安心材料として盛り土をすることにした。それを前提に、都議会は築地から豊洲への移転方針を了承し、関連予算も通してきたはずだ。ならば、その前提がその後の土木工事や建築工事において実際に守られているかどうかを確認しなければならないし、そうした活動こそ都民の代表(都議会)の責務だったのではないか。
(b)都議会の、中央卸売市場問題を所管する委員会では、建物の建設予算案などを審議する過程で、施設の設計図と盛り土抗争とが平仄が合っているかどうかの点検ぐらいはしておくべきだった。議員たちはこの種のことには素人だというなら、建築の専門家などを委員会に呼んで意見を聴いたらいい。
(c)建物の建築工事が始まる前に、決められたとおりに土壌汚染対策が実施されているかどうか、議員たちが現場に出向いて確かめてみるぐらいの熱意と執着心があっていい。ちゃんと盛り土がなされているかどうかぐらいのことは、いくら素人でも現場に行ってみればわかっただろうに。
(3)小池百合子・知事の判断で、豊洲市場について「一度立ち止まって考える」ことにしたら、いつの間にか地下空間の存在が漏れ聞こえてきた。これをマスコミが大々的に報じ、日々都民の関心と不安が増してきた機を見計らうように、都議会議員たちは押っ取り刀で現場に押しかけてきた。
このありさまを見ると、都議たちの最近の行動を前向きに評価するよりも、むしろこれまでの怠慢を批判せざるをえない。
「巨額の投資をして、後戻りができなくなる前に、どうしてちゃんとチェックしなかったのか。あなた方がぼんやりしていた結果がこのざまではないか」
ただ、今さらであっても、現に積極的に活動している議員たちは、まだましだ。議員の中には、無反応で発言も行動もしない人がたくさんいるからだ。都庁の役人に騙されていたのであれば、仮に移転推進派であったとしても、怒りを隠せないだろう。実はこっそり地下空間の存在を知らされていたのであれば、言うべき言葉が見当たらないかもしれない。
無反応の議員たちの心境を尋ねてみる価値はある。
(4)違和感の理由2番目・・・・この期に及んでも、議員は群れでしか行動しない(できない)ことだ。(1)の議員たちの行為は、いずれも彼らが属する群れ(会派)単位で行われている。
本来であれば、所管の委員会に属する議員が党派を超えてまとまり、委員会活動として調査なり点検なりに乗り出すのが筋だ。それをしないで、それぞれの会派ごとにバラバラで活動しているのが現状だ。
何故か。おそらく、少数会派の議員に尋ねれば、委員会単位で行動しようにも多数会派が決して同意しないので回は単位にならざるを得ない、と言うだろう。現実にはそうした事情や背景が都議会にあるのは事実だ。
だが、このたびのような状況のもとで、もし少数会派が委員会としての調査を提案したとして、それを多数会派がにべもなく撥ねつけるとは思われない。そんなことをしたら、多数会派の議員たちも、都庁のそれこそ無責任なお役人たちと同じ穴の狢だとみなされ、来年の都議会議員選挙において大きなダメージを被ることが容易に想像できるからだ。
(5)会派で活動している議員を見ると、彼らが一番気にしているのは会派として目立つこと、功名争いをしているのではないか。わが党ないしわが会派は都民本位の姿勢でいち早く対応している。マスコミに、それが目立つよう報じてもらいたい。・・・・そんな下心が、来年の都会議員選挙を控えた彼らの行動から透けて見える。
より目立つように報じてもらうには絵にならなければならないから、報道陣を伴って地下空間に赴く。できればそこはおぞましい様相を呈していて、そこで採取した水に汚染物質が含まれていてほしい。マスコミの関心を引きつけるには、それが好都合だ。・・・・いささか不謹慎な想像だが、必ずしも荒唐無稽とはいえない。何故なら、例えば砒素の検出が環境基準を下回っていたとの分析結果を公表した会派の議員たちからは、いかにも無念そうな表情が窺われたからだ。マスコミはもっとセンセーショナルに報じてくれたのに。そんな複雑な思いが伝わってきた。
別の会派の議員たちは、現地調査の際、全員お揃いの服を着ていた。防災服らしい。防災服を着用することで、危険な場所に入り込む気構えを示したかったのか。ここでも、真相解明の意思よりも、自分たちの姿を都民に見てもらいたいとのあざとあの方が印象的だった。
(6)議員たちは、こうした会派ごとの調査結果をこれからどうするのか。今のところ、誰がどういう手法で分析したかが、必ずしも詳らかにされていない。バラバラの、それだけでは信用度の薄い結果を出したままでは無責任ではないか。それとも、あれは見せ場を作るパフォーマンスなのだから、それで用済みというわけか。
(7)お役所の縦割りが批判されて久しいが、都庁もその悪弊に染まっていることは、豊洲問題からもわかってきた。その縦割りを正すのが議会の役割だが、都議会は都議会で縦割りならぬ「群れ割り」の弊に陥っている。
災いを転じて福となす。この際、都議会は群れ(会派)でしか行動できない体質を改めてはどうか。二元代表制のもとで、会派の功名心など脇に置いて、議会としての正姿勢で知事や都庁職員に向き合うのだ。
縦割りの都庁に群れ割りの都議会。こんな機能不全の都政を大きく変えるよう、都議会議員には奮起してほしい。木に縁って魚を求むるようなものだとは知りつつも、敢えて声を大にして言っておきたい。
【注】
「【豊洲】都庁は伏魔殿 ~小池百合子・都知事の力量~」
「【豊洲】新市場、解析データで浮かび上がった謎 ~盛り土による地盤沈下にズレ~」
「【豊洲】は「空洞問題」で終わった ~当事者との合意形成が欠如~」
「【豊洲】市場では「安全宣言」を出せない ~土壌汚染対策法~」
「【豊洲】市場移転:宇都宮健児が小池百合子・都知事の決断を分析」
「【後藤謙次】築地市場の移転延期の決断が小池都知事の手足を縛るリスク」
「【五輪】が都民の生活を圧迫する ~汚染市場・アパート立ち退き~」
「【食】移転先の土壌、ヒ素汚染残して開場 ~築地市場~」
「【選挙】石原都政で何が失われたか ~福祉・医療・教育・新銀行破綻・汚染市場~」
□片山善博(慶應義塾大学教授)「豊洲市場問題--都議会のなすべきこと ~日本を診る第84回~」(「世界」2016年11月号)
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【参考】
「【片山善博】今も変わらぬ社会の病理 ~福翁自伝~」
「【片山善博】都議会改革は都庁改革 ~都の政策に責任を持つのは誰か~」
「【片山善博】情報公開が首長を守る ~舛添都知事辞任の教訓~」
「【片山善博】大切なことに時間を使う ~セネカ『人生の短さについて』~」
「【片山善博】二度も続いた東京都知事の失脚-その教訓を都政の改革に生かす」
「【片山善博】参議院選、鳥取島根ほかの「今回の合区は憲法違反」」
「【片山善博】教育、図書館、議会の力 ~カーネギー自伝~」
「【片山善博】らの鼎談 違法性がなくても知事の適性がない ~舛添は日本の恥(2)~」
「【片山善博】&増田寛也&上脇博之 舛添知事は日本の恥だ ~辞任勧告~」
「【片山善博】舛添都知事問題は自治システム改善の教材」
「【社会】防災体制の点検、真剣に ~平素の備えが大切~」
「【片山善博】口利き政治の弊害と政治家本来の役割」
「【片山善博】選挙権年齢引下げと主権者教育のあり方」
「【片山善博】TPPから見える日本政治の悪弊 ~説明責任の欠如~」
「【片山善博】政権与党内の議論のまやかし ~消費税軽減税率論議~」
「【経済】今導入すると格差が拡大する ~外形課税=赤字法人課税~」
「【片山善博】【沖縄】辺野古審査請求から見えてくる国のモラルハザード」
「【片山善博】川内原発再稼働への知事の「同意」を診る」
「【片山善博】違憲と不信で立ち枯れ ~安保法案~」
「【片山善博】【五輪】新国立競技場をめぐるドタバタ ~舛添知事にも落とし穴~」
「【片山善博】「ベトナム反中国暴動」報道への違和感」
「【片山善博】文部科学省の愚と憲法違反 ~竹富町教科書問題~」
「【片山善博】都知事選に見る政党の無責任 ~候補者の「品質管理」~」
「【片山善博】JR北海道の安全管理と道州制特区」
「【政治】地方議会における口利き政治の弊害 ~民主主義の空洞化(3)~」
「【政治】住民の声を聞こうとしない地方議会 ~民主主義の空洞化(2)~」
「【政治】福島県民を愚弄する国会 ~民主主義の空洞化(1)~」
「【社会】教育委員は何をなすべきか ~民意を汲みとる~」
「【社会】教育委員会は壊すより立て直す方が賢明」
「【社会】「教員駆け込み退職」と地方自治の不具合」
「【政治】何事も学ばず、何事も忘れない自民党 ~公共事業~」
〈例1〉青果棟床下で都議が採取した水から、砒素が1リットル当たり0.004mg検出された。ただ、環境基準の0.01mgには達していない。
〈例2〉青果棟と水産卸売場棟を視察した別の都議たちからは、「青果棟の水は透明、水産卸売場棟は青果棟より濁っていたが、どちらも臭いはしなかった」との所見が伝えられた。
〈例3〉地下水からシアン化合物が検出されたとする都議たち、鉛が検出されたとする都議もいた。
〈例4〉加工パッケージ棟と管理施設棟の2棟について都庁の職員から視察を断られたと不満を訴えている議員がいた。
〈例5〉テレビ局の女性記者が地下空間からレポートしているものと思って見ていたら、実は現役の都議会議員だったということもあった。
(2)マスコミは連日(1)のような話題を提供し、それを見た人の中には「都議会議員はよくやっている」と評価する人も少なくなかろう。
たしかに一定の評価を与えてよいが、強い違和感を覚えさせるのも事実だ。
違和感の理由1番目・・・・今頃になって熱心に豊洲市場問題に取り組み、大勢の都議が現場に足を運ぶぐらいなら、どうしてこんな大事に至る前に(まだ計画中の段階で)、もう少し本腰を入れなかったのか、という不満と不信だ。
(a)豊洲の市場建設予定地(当時)では土壌汚染が取り沙汰され、その不安を解消するための安心材料として盛り土をすることにした。それを前提に、都議会は築地から豊洲への移転方針を了承し、関連予算も通してきたはずだ。ならば、その前提がその後の土木工事や建築工事において実際に守られているかどうかを確認しなければならないし、そうした活動こそ都民の代表(都議会)の責務だったのではないか。
(b)都議会の、中央卸売市場問題を所管する委員会では、建物の建設予算案などを審議する過程で、施設の設計図と盛り土抗争とが平仄が合っているかどうかの点検ぐらいはしておくべきだった。議員たちはこの種のことには素人だというなら、建築の専門家などを委員会に呼んで意見を聴いたらいい。
(c)建物の建築工事が始まる前に、決められたとおりに土壌汚染対策が実施されているかどうか、議員たちが現場に出向いて確かめてみるぐらいの熱意と執着心があっていい。ちゃんと盛り土がなされているかどうかぐらいのことは、いくら素人でも現場に行ってみればわかっただろうに。
(3)小池百合子・知事の判断で、豊洲市場について「一度立ち止まって考える」ことにしたら、いつの間にか地下空間の存在が漏れ聞こえてきた。これをマスコミが大々的に報じ、日々都民の関心と不安が増してきた機を見計らうように、都議会議員たちは押っ取り刀で現場に押しかけてきた。
このありさまを見ると、都議たちの最近の行動を前向きに評価するよりも、むしろこれまでの怠慢を批判せざるをえない。
「巨額の投資をして、後戻りができなくなる前に、どうしてちゃんとチェックしなかったのか。あなた方がぼんやりしていた結果がこのざまではないか」
ただ、今さらであっても、現に積極的に活動している議員たちは、まだましだ。議員の中には、無反応で発言も行動もしない人がたくさんいるからだ。都庁の役人に騙されていたのであれば、仮に移転推進派であったとしても、怒りを隠せないだろう。実はこっそり地下空間の存在を知らされていたのであれば、言うべき言葉が見当たらないかもしれない。
無反応の議員たちの心境を尋ねてみる価値はある。
(4)違和感の理由2番目・・・・この期に及んでも、議員は群れでしか行動しない(できない)ことだ。(1)の議員たちの行為は、いずれも彼らが属する群れ(会派)単位で行われている。
本来であれば、所管の委員会に属する議員が党派を超えてまとまり、委員会活動として調査なり点検なりに乗り出すのが筋だ。それをしないで、それぞれの会派ごとにバラバラで活動しているのが現状だ。
何故か。おそらく、少数会派の議員に尋ねれば、委員会単位で行動しようにも多数会派が決して同意しないので回は単位にならざるを得ない、と言うだろう。現実にはそうした事情や背景が都議会にあるのは事実だ。
だが、このたびのような状況のもとで、もし少数会派が委員会としての調査を提案したとして、それを多数会派がにべもなく撥ねつけるとは思われない。そんなことをしたら、多数会派の議員たちも、都庁のそれこそ無責任なお役人たちと同じ穴の狢だとみなされ、来年の都議会議員選挙において大きなダメージを被ることが容易に想像できるからだ。
(5)会派で活動している議員を見ると、彼らが一番気にしているのは会派として目立つこと、功名争いをしているのではないか。わが党ないしわが会派は都民本位の姿勢でいち早く対応している。マスコミに、それが目立つよう報じてもらいたい。・・・・そんな下心が、来年の都会議員選挙を控えた彼らの行動から透けて見える。
より目立つように報じてもらうには絵にならなければならないから、報道陣を伴って地下空間に赴く。できればそこはおぞましい様相を呈していて、そこで採取した水に汚染物質が含まれていてほしい。マスコミの関心を引きつけるには、それが好都合だ。・・・・いささか不謹慎な想像だが、必ずしも荒唐無稽とはいえない。何故なら、例えば砒素の検出が環境基準を下回っていたとの分析結果を公表した会派の議員たちからは、いかにも無念そうな表情が窺われたからだ。マスコミはもっとセンセーショナルに報じてくれたのに。そんな複雑な思いが伝わってきた。
別の会派の議員たちは、現地調査の際、全員お揃いの服を着ていた。防災服らしい。防災服を着用することで、危険な場所に入り込む気構えを示したかったのか。ここでも、真相解明の意思よりも、自分たちの姿を都民に見てもらいたいとのあざとあの方が印象的だった。
(6)議員たちは、こうした会派ごとの調査結果をこれからどうするのか。今のところ、誰がどういう手法で分析したかが、必ずしも詳らかにされていない。バラバラの、それだけでは信用度の薄い結果を出したままでは無責任ではないか。それとも、あれは見せ場を作るパフォーマンスなのだから、それで用済みというわけか。
(7)お役所の縦割りが批判されて久しいが、都庁もその悪弊に染まっていることは、豊洲問題からもわかってきた。その縦割りを正すのが議会の役割だが、都議会は都議会で縦割りならぬ「群れ割り」の弊に陥っている。
災いを転じて福となす。この際、都議会は群れ(会派)でしか行動できない体質を改めてはどうか。二元代表制のもとで、会派の功名心など脇に置いて、議会としての正姿勢で知事や都庁職員に向き合うのだ。
縦割りの都庁に群れ割りの都議会。こんな機能不全の都政を大きく変えるよう、都議会議員には奮起してほしい。木に縁って魚を求むるようなものだとは知りつつも、敢えて声を大にして言っておきたい。
【注】
「【豊洲】都庁は伏魔殿 ~小池百合子・都知事の力量~」
「【豊洲】新市場、解析データで浮かび上がった謎 ~盛り土による地盤沈下にズレ~」
「【豊洲】は「空洞問題」で終わった ~当事者との合意形成が欠如~」
「【豊洲】市場では「安全宣言」を出せない ~土壌汚染対策法~」
「【豊洲】市場移転:宇都宮健児が小池百合子・都知事の決断を分析」
「【後藤謙次】築地市場の移転延期の決断が小池都知事の手足を縛るリスク」
「【五輪】が都民の生活を圧迫する ~汚染市場・アパート立ち退き~」
「【食】移転先の土壌、ヒ素汚染残して開場 ~築地市場~」
「【選挙】石原都政で何が失われたか ~福祉・医療・教育・新銀行破綻・汚染市場~」
□片山善博(慶應義塾大学教授)「豊洲市場問題--都議会のなすべきこと ~日本を診る第84回~」(「世界」2016年11月号)
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【参考】
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「【片山善博】&増田寛也&上脇博之 舛添知事は日本の恥だ ~辞任勧告~」
「【片山善博】舛添都知事問題は自治システム改善の教材」
「【社会】防災体制の点検、真剣に ~平素の備えが大切~」
「【片山善博】口利き政治の弊害と政治家本来の役割」
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「【片山善博】JR北海道の安全管理と道州制特区」
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「【社会】教育委員は何をなすべきか ~民意を汲みとる~」
「【社会】教育委員会は壊すより立て直す方が賢明」
「【社会】「教員駆け込み退職」と地方自治の不具合」
「【政治】何事も学ばず、何事も忘れない自民党 ~公共事業~」