日照時間が短くなると花芽を作る「短日植物」のコスモス。寒い地方から咲き始め、10~11月に見頃を迎える。
東北各地や長野県軽井沢などの高原地帯では、早いところでは8月下旬から、日当たりと風通しのよい道路脇や休耕地などで咲き始める。温暖な千葉県や茨城県では10月あたりが見頃で、千葉県の「マザー牧場」や江戸川の河川敷、茨城県の「ひたちなか海浜公園」では広大な敷地がさまざまな種類のコスモスで埋め尽くされる。
品種改良で、真夏から秋にかけて咲く早生の種類が増えた。近畿地方、四国、九州など西日本にあるコスモス園では、7~8月に見頃となるところが多いようだ。
コスモスはキク科で、原産はメキシコ。明治時代、日本に初めて持ち込まれたのは、一重咲きだったという。現在では八重咲きや、舌状花(ぜつじょうか)という花びらの先にギザギザの入ったものなど、多品種が栽培されている。色もピンクや白のほか、濃い赤や黄、オレンジ、チョコレート色、紫、黒のコスモスも登場している。
□南雲つぐみ(医学ライター)「コスモス ~歳々元気~」(「日本海新聞」 2017年9月22日)を引用
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東北各地や長野県軽井沢などの高原地帯では、早いところでは8月下旬から、日当たりと風通しのよい道路脇や休耕地などで咲き始める。温暖な千葉県や茨城県では10月あたりが見頃で、千葉県の「マザー牧場」や江戸川の河川敷、茨城県の「ひたちなか海浜公園」では広大な敷地がさまざまな種類のコスモスで埋め尽くされる。
品種改良で、真夏から秋にかけて咲く早生の種類が増えた。近畿地方、四国、九州など西日本にあるコスモス園では、7~8月に見頃となるところが多いようだ。
コスモスはキク科で、原産はメキシコ。明治時代、日本に初めて持ち込まれたのは、一重咲きだったという。現在では八重咲きや、舌状花(ぜつじょうか)という花びらの先にギザギザの入ったものなど、多品種が栽培されている。色もピンクや白のほか、濃い赤や黄、オレンジ、チョコレート色、紫、黒のコスモスも登場している。
□南雲つぐみ(医学ライター)「コスモス ~歳々元気~」(「日本海新聞」 2017年9月22日)を引用
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