転倒など不慮の事故が起こる場所は、住宅内が7割以上という。65歳以上の高齢者では、それ未満の人よりも住宅内の事故発生が多い。
内閣府「高齢社会白書」(平成28年)によれば、高齢者の不慮の事故の発生場所は、「居室」45%、「階段」18.7%、「台所・食堂」17%となっている。
玄関やキッチンでのマットは、つまずきの原因になるので使用の際は気を付けてほしい。マットは、小さな子どもが走り回っても滑りやすいので、使用する際は最新の注意を払おう。
カーペットなど大きな敷物は、両面テープやピンなどを使って固定しておこう。
つまずかない対策として廊下と居室の多少の段差をスロープにできる「段差スロープ」や「段差マット」が市販されている。1.5センチメートルの段差から対応できるそうだ。
階段はすべりやすいだけでなく、足元が見えにくいことも転落の原因になる。手すりはもちろん、目立つ色のすべり止めを貼ったり、足元を照らす照明をつけたりするのも事故の予防になる。
□南雲つぐみ(医学ライター)「つまずかない工夫 ~歳々元気~」(「日本海新聞」 2018年3月5日)を引用
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内閣府「高齢社会白書」(平成28年)によれば、高齢者の不慮の事故の発生場所は、「居室」45%、「階段」18.7%、「台所・食堂」17%となっている。
玄関やキッチンでのマットは、つまずきの原因になるので使用の際は気を付けてほしい。マットは、小さな子どもが走り回っても滑りやすいので、使用する際は最新の注意を払おう。
カーペットなど大きな敷物は、両面テープやピンなどを使って固定しておこう。
つまずかない対策として廊下と居室の多少の段差をスロープにできる「段差スロープ」や「段差マット」が市販されている。1.5センチメートルの段差から対応できるそうだ。
階段はすべりやすいだけでなく、足元が見えにくいことも転落の原因になる。手すりはもちろん、目立つ色のすべり止めを貼ったり、足元を照らす照明をつけたりするのも事故の予防になる。
□南雲つぐみ(医学ライター)「つまずかない工夫 ~歳々元気~」(「日本海新聞」 2018年3月5日)を引用
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