突然歯痛が起こり、かかりつけの歯科が休診の場合など、痛みを抑える応急措置を知っておくと便利だ。
特に歯痛に効くツボ【注】として知られているのは、あごにある「下関(げかん)」「頬車(きょうしゃ)」と、手の歯痛点(しつうてん)の三つ。
下関は、ほお骨の下のくぼみで、口を閉じた時くぼむところ。特に上の歯が痛い時は、口を閉じた状態で、指の腹でこの部分を円を描くようにして押しもむ。
頬車は、あごのえらから1センチほど内側にあるくぼみで、歯をかみ締めると、ほおの肉が盛り上がる場所。下の歯の痛みには、この部分を口を軽く閉じた状態で、親指をゆっくり押してもむようにする。
歯痛点は、手のひらの中指と薬指の付け根の間にある。親指と人さし指ではさむようにして、強めに押しもみをする。または、強く押してパッと離すという刺激を繰り返してもいい。これらのツボは抜歯の麻酔がさめた後の痛みを和らげるのにも有効とされている。
これらはあくまでも応急措置なので、痛みが治まっても歯科受診をしよう。
【注】
「【南雲つぐみ】ツボで眠気覚まし ~太衡、井穴~」
「【南雲つぐみ】会合のツボ ~頭痛、歯痛、目の充血、耳鳴り、風邪のひき始めの喉~」
「【南雲つぐみ】頭痛にツボ押し ~疲れ、イライラの改善、ストレス解消~」
「【南雲つぐみ】目の疲れ取り ~目の負担を和らげるとされるツボ~」
「【南雲つぐみ】二日酔いへの対策 ~手のツボ~」
「【南雲つぐみ】肩凝りに肩井のツボ」
「【南雲つぐみ】WHOが認めた耳のツボ ~耳鳴りの東洋医学療法~」
□南雲つぐみ(医学ライター)「急な歯痛への対応 ~歳々元気~」(「日本海新聞」 2017年5月18日)を引用
特に歯痛に効くツボ【注】として知られているのは、あごにある「下関(げかん)」「頬車(きょうしゃ)」と、手の歯痛点(しつうてん)の三つ。
下関は、ほお骨の下のくぼみで、口を閉じた時くぼむところ。特に上の歯が痛い時は、口を閉じた状態で、指の腹でこの部分を円を描くようにして押しもむ。
頬車は、あごのえらから1センチほど内側にあるくぼみで、歯をかみ締めると、ほおの肉が盛り上がる場所。下の歯の痛みには、この部分を口を軽く閉じた状態で、親指をゆっくり押してもむようにする。
歯痛点は、手のひらの中指と薬指の付け根の間にある。親指と人さし指ではさむようにして、強めに押しもみをする。または、強く押してパッと離すという刺激を繰り返してもいい。これらのツボは抜歯の麻酔がさめた後の痛みを和らげるのにも有効とされている。
これらはあくまでも応急措置なので、痛みが治まっても歯科受診をしよう。
【注】
「【南雲つぐみ】ツボで眠気覚まし ~太衡、井穴~」
「【南雲つぐみ】会合のツボ ~頭痛、歯痛、目の充血、耳鳴り、風邪のひき始めの喉~」
「【南雲つぐみ】頭痛にツボ押し ~疲れ、イライラの改善、ストレス解消~」
「【南雲つぐみ】目の疲れ取り ~目の負担を和らげるとされるツボ~」
「【南雲つぐみ】二日酔いへの対策 ~手のツボ~」
「【南雲つぐみ】肩凝りに肩井のツボ」
「【南雲つぐみ】WHOが認めた耳のツボ ~耳鳴りの東洋医学療法~」
□南雲つぐみ(医学ライター)「急な歯痛への対応 ~歳々元気~」(「日本海新聞」 2017年5月18日)を引用